2015年8月発売編
降車ボタンを押さなかったら | 藍坊主 | 2015/8/5 | 初登場71位 売上0.15万枚 |
1.降車ボタンを押さなかったら メジャーデビュー以降在籍したトイズファクトリーを離れて自主レーベル(品番はデビュー前の事務所経営のインディーズレーベルと同じ)へ移動。藍坊主は以前から事務所グッデイが所有していると思われるスタジオやスタッフを起用(TAKE OFF studioやそこに所属のエンジニアは同じ事務所のDEENも多用している)していたので販売元が変わっただけで実は制作環境はほぼ変わっていない。ただ今作、何度聞いても曲が印象に残ってこない。そんなにマニアックな印象ではないし、バンドを継続して自主レーベルでやっていく決意と30代ならではの思いを歌ったような歌詞もいい。"友達とはだんだん疎遠になってたりね"とか"すげえことなんてもうあんまない気もする けどまだどっかで僕は待っちまってるんだよ"なんかけっこうリアルな思いとして学生終了以降の日常の中で年々感じるようになる事だ。なんだけど歴代のシングルやアルバムリード曲のように耳に残ってこない。 2.マタウ 3.エチカ(Live Take) aobozu
TOUR 2015〜時計仕掛けのミシン〜at
渋谷公会堂 ★★★☆☆ 初動0.12万枚 |
|||
最後までU | Aqua Timez | 2015/8/5 | 初登場31位 売上0.5万枚 |
1.最後までU アニメ「銀魂゜」ED。09年の1stベスト盤に新曲として収録されていた「最後まで」の続編的タイトルだが…テーマとして繋がっているような繋がっていないような…というかAqua Timezってわりとこういう励まし系の歌詞も多いし…とライトリスナーに疑問が生じる余地を残しわざわざ「2」とする必要があったのかが謎。楽曲自体はアニメタイアップ時に多いロック系ナンバーとしてこれもだいぶ王道といえる感じになってきて衰えない安定の1作といった印象。気持ちが盛り上がってきたのか最後だけ「ねーぞ」と乱暴な語尾が連発されるのには若干違和感がある。 2.ラズベリージャム ★★★★☆ 初動0.36万枚 |
|||
前のめり | SKE48 | 2015/8/12 Type-C | 初登場1位 売上46.2万枚 |
1.前のめり 歌唱メンバーは東李苑、江籠裕奈、大場美奈(元AKB48)、大矢真那、北川綾巴、木本花音、神門沙樹、後藤楽々、佐藤すみれ(元AKB48)、柴田阿弥、須田亜香里、惣田紗莉渚、高柳明音、谷真理佳(元HKT48)、古畑奈和、松井珠理奈、松井玲奈、松村香織、宮澤佐江(元AKB48/SNH48) 松井玲奈最終参加&単独センター作品。未来を向いているような歌詞は何となく卒業を意識しているかのようだけどそこまでコテコテに卒業ソングという感じでもない。元気いっぱいなのがSKE48というのもすっかり遠くなった初期のイメージであり、今作では全体にさわやか風味が前に出ていて少し抑え目。それゆえに控えめな雰囲気の松井玲奈のイメージとも合致し、なんだかんだ遠くまで来たSKE48の1つの区切りっぽくはなっている…のかな。ちょっと薄い感じではあるけど。 Type-Cのみ 共通 DVD 1.前のめり Music Video 以下Type-Cのみ 3.特典映像「2588日。Documentary
of 松井玲奈」(前編) ★★★☆☆ 初動37.0万枚 |
|||
終わらない歌 | ゆず | 2015/8/12 | 初登場5位 売上2.7万枚 |
1.終わらない歌 「めざましテレビ」テーマ曲。作詞作曲編曲は北川悠仁・前山田健一。「REASON」「表裏一体」以来の前山田健一との共作ながら今回は岩沢氏だけ参加していないが、サウンドプロデュースはゆず&前山田健一という名義になっている。アコースティックギターとブラス以外は打ち込みで軽やかかつ楽しげな雰囲気になっていて、「REASON」「表裏一体」とは傾向が異なるがアルバム『LAND』辺りのノリに近いここ最近のゆずといった感じ。LOVE&PEACEな世界観も一時平和壮大路線に向かっていた北川っぽい。 2.二人三脚 3.みらい〜弾き語りVer〜 ★★★★☆ 初動2.1万枚 |
|||
I am a HERO | 福山雅治 | 2015/8/19 | 初登場1位 売上19.4万枚 |
1.I am a HERO ドラマ『花咲舞が黙ってない』主題歌。2年4ヵ月ぶりのシングルにして、両A面2曲目でよくやっていたガツンとしたロックナンバーが単独A面に。ギターも全部本人が弾いていて非常にガツンとはしているけど、キャッチーさにはやや欠ける印象。自分はヒーローだと宣言しているものの、どちらかというとそうありたい願望が切実に表れた歌詞は今だからこその境地かも。 2.ステージの魔物 3.その笑顔が見たい 4.何度でも花が咲くように私を生きよう 5.蜜柑色の夏休み 2015 ★★★☆☆ 初動15.8万枚 |
|||
Oh my wish!/スカッとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気 | モーニング娘。'15 | 2015/8/19 通常盤B | 初登場2位 売上14.9万枚 |
1.スカッとMy
Heart つんく曲。編曲は鈴木俊介。EDM押しは終わったようだけどチャチャッチャッチャッツチャッーって感じのリズム重視系の楽曲に変わりは無く、正直そんなにメロディーで耳に残るタイプの曲ではなく、曲全体もしくはダンスなどのパフォーマンス重視といった印象。 2.今すぐ飛び込む勇気 3.Oh my wish! A,B,Cそれぞれで曲順が異なる仕様。3曲A面スタイルは各々の楽曲の印象を激しく薄めるだけな上に、MVまで3曲用意するなど制作側の負担が大きい割にヒット曲として認知させることが不可能に近く(再ブレイク押しも終わってお茶の間への再浸透はあきらめたっぽいけど)、1回ポッキリなら豪華仕様という雰囲気が出せるが毎回やる場合はメリットよりデメリットの方が多くなってくるんじゃないだろうか。 ★★★☆☆ 初動14.1万枚 |
|||
君がくれた夏 | 家入レオ | 2015/8/19 | 初登場6位 売上3.9万枚 |
1.君がくれた夏 月9ドラマ「恋仲」主題歌。まさかの2度目の月9主題歌。そっち方面へのアピールに予算の大半が使用されているのだろうか。今回も本人は作詞のみ。いつも通り西尾芳彦が作曲し、編曲もいつも通りのメンバーの1人である佐藤希久生。アルバムまで演奏クレジットが公開されない(シングルには表記しない)ので、詳細は不明だけどまあ今回もアレンジャーがエンジニアまで兼用し、ギターやベース以外は打ち込みで1人でオケ制作するスタイルと思われる。常に一定以上の良さを感じられる楽曲(ただし1番好きな曲となると単にタイアップで聞いた回数などに左右され飛びぬけてこれだというのがない)、初期よりも明らかに表現力が豊かになっているボーカルが何より印象的。という感想もそろそろ毎回同じになりそう。 2.Shooter 3.I Feel The Earth Move(Live) ★★★★☆ 初動2.0万枚 |
|||
夜空。feat.ハジ→/ストレスフリー | miwa | 2015/8/19 | 初登場8位 売上3.2万枚 |
1.夜空。feat.ハジ→ ハジーとの共作(作詞作曲)。アーティスト名ではなく、楽曲の方にハジ→の名を記す形になっているものの、編曲の小高光太郎はmiwa作品初参加でハジ→の作品を多く手掛けている人物なので、全体的にはハジ→寄りの作風と思われ、あまりmiwaっぽくない。切ない失恋ソングになっていて、一昔前に流行っていた着うたヒット系featuringラブソング路線に近い…というか完全にそっち寄り。あまり好んで聞くタイプの作風ではないが、NAOKI-Tとのべったり状態から全く別の人と制作するというのは制作の流れとしてはいい刺激になったと思われるのでむしろ今後に期待できるかも。なおこの後ハジ→のベスト盤の新曲にmiwaが参加する形で発表された「記念日 feat.miwa」は今作とは一転して超ラブラブで2人が曲中で終始いちゃつきまくるというお前ら勝手にやってろそんなん曲にしてんじゃねぇよ…と言いたくなるようなバカップル系ラブソングになっていて辟易とした。 2.ストレスフリー 3.いつか君が ★★★☆☆ 初動1.8万枚 |
|||
ハロウィン・ナイト | AKB48 | 2015/8/26 | 初登場1位 売上133.2万枚 |
1.ハロウィン・ナイト 歌唱メンバーは総選挙1〜16位、指原莉乃(HKT48/元AKB48)、柏木由紀、渡辺麻友、高橋みなみ、松井珠理奈(SKE48)、山本彩(NMB48)、宮脇咲良(HKT48)、宮澤佐江(SKE48/SNH48/元AKB48)、島崎遥香、横山由依、北原里英(NGT48/元AKB48)、渡辺美優紀(NMB48)、松村香織(SKE48)、高柳明音(SKE48)、柴田阿弥(SKE48)、武藤十夢 井上ヨシマサ作編曲ということで演奏クレジットが表記されているディスコナンバー。ディスコ風というよりかなり本格的に昔っぽいノリっていうこの発想、2013年末にDEENのアルバム『CIRCLE』で上海ロックスターがやった「DANCE FEVER〜上海ロックスター外伝〜」とほとんど同じようなノリで驚いた。あちらはユルいノリとギャグに走った(ちょうど先日「有吉反省会」で反省されたさわやかじゃないオモシロオジサンのリーダー山根の想像以上のふざけっぷりと書いた方が分かりやすいか)曲だったが、今作に関してはキャッチーというほどキャッチーではなく、派手でもなく、仮装などのハロウィンパーティー的な視覚的な効果を除くとさほど印象に残らないディスコオブディスコ。それでも現代でこんな路線を今更堂々やる事も無いので普通なら逆に新鮮に聞こえていたんだろうけど、上海ロックスターを知っているばかりに上海ロックスターの二番煎じに思えてしまったのは個人的に致命的だった。 Type-A,B,劇場盤のみ Type-C,Dのみ Type-Aのみ Type-Bのみ Type-Cのみ Type-Dのみ DVD 1.ハロウィン・ナイト Music
Video Type-A,Bのみ Type-C,Dのみ Type-Aのみ Type-Bのみ Type-Cのみ Type-Dのみ ★★★☆☆ 初動127.8万枚 |
|||
MY ONLY ONE | 9nine | 2015/8/26 | 初登場10位 売上1.4万枚 |
1.MY ONLY ONE いきなり流行った頃のKARAみたいなさわやかポップ(だけど電子音少々強め)ナンバー。前作とさほど大きな差が無いけどさらっと聞ける1曲。初回Aこそ配置が違うものの、基本的に今更過ぎる川島海荷センター路線も継続。5人の雰囲気はいいと思うんだけど、どうも制作側が迷っちゃってる感じが…。 2.Sunshine 3.茜色 ★★★☆☆ 初動1.3万枚 |