2015年9月発売編
Otherside/愛が止まるまでは | SMAP | 2015/9/9 通常盤 | 初登場1位 売上18.5万枚 |
1.Otherside 作詞:Leo Imai、作曲:MIYAVI、編曲:MIYAVI・鈴木Daichi秀行。昨年の「Top Of The World」に続くMIYAVI提供。ギターとプログラミングはMIYAVI本人が担当。打ち込み電子音主体だった「Top Of The World」とは真逆で生のバンドサウンド+生のブラスサウンドを生かしたロック色の強いサウンドになっていて質感が大きく異なるが作風自体はMIYAVI色とでもいうのか共通している感じ。具体的にはキャッチーじゃなくてカッコよさ重視。SMAPが5人になった直後はキムタクのソロパートが多く、キムタクがキムタクらしさを利かせまくった俺様な感じのソロパートが多くなっていた時期があったが(「SHAKE」とか「Fly」とか)、5人平等にソロが入るようになるといかにもキムタクな感じは抑えめになっていた。今作ではキムタクの歌唱にあの頃の俺様な感じが戻ってきているような印象も。 2.愛が止まるまでは 通常盤のみ 2015年はデビュー日の9月9日が水曜日だったためなのか、25年目におけるデビュー日発売となった。正確には25年目突入であり25周年は来年だが今作のプロモーションにおける雑誌では25年を掲げてアニバーサリー的な特集が組まれていた。メディアが年目と周年を混同した挙句に「周年目」などといった意味の通らない造語を作り出すのは最早仕方ないとして「突入」という言い方をしているのであくまで25年目突入という前祝い的なもので、2016年になったらもっと大々的に25周年を掲げるものと思われる。ただし周年が立て込むジャニーズ内では5の周年は0の周年に比べるとさほど大々的にやらない慣例もあり(TOKIO15周年&嵐10周年時とTOKIO20周年&嵐15周年時の差、V6の15周年と20周年の差など)、2016年はKAT-TUNが10周年なのでSMAPの25周年はKAT-TUN10周年よりは控えめになると思われる。 ★★★☆☆ 初動15.0万枚 |
|||
もう夢は見ないことにした/Soul train | GOING UNDER GROUND | 2015/9/18 | 公式通販・会場限定 |
1.もう夢は見ないことにした 青春以外にも歌うことがある宣言で青春を終えたGOINGの3人になっての再始動作品。それがこのタイトルってちょっと寂しくないか…。捨てられない夢とかなわない君への思いが歌われているがちょっと切なすぎる。その割に曲調は意外と淡々としてたりもして…。やはり3人になっても続けるぜ!というのはけっこう強がっていたのだろうか。 2.Soul train メジャーとの契約は随分前に切れてしまっていて(2012年のアルバムが最後)、事務所からのインディーズリリースになっていたが、ここに来てインディーズ時代から在籍していた個人事務所(と思われる)アクアミュージックがどうやら閉鎖してしまった模様。これにより公式サイト移転、FC移転となり、これら業務はそういったアーティストの自主運営をサポートしている会社SKIYAKIに委託したようだ。この会社は事務所ではなくあくまで業務サポートというのを謳っているので事務所には無所属になったということだろうか。 公式サイトや通販のシステムはSKIYAKI提供によるもので、これは以前よりも見栄えがするようになり、仕組みも便利になった。公式通販で代引きしか選択できない欠陥も改善されたが、送料は宅急便仕様で高いまま。ただ恐ろしいほどの迅速な発想体制がとられており、以前は注文してから届くまで不安になるほど時間がかかったが、今回は翌日に届くほどの超速発送。紙ジャケのペラCD1枚発送するのに段ボール箱に空気クッション3つくらい詰め込んでさらに補強するという謎の過剰包装だった。 しかし事務所すら無所属(?)の個人事業状態ってけっこうきつい状況なんじゃ…。今作も紙ジャケ仕様だが、紙ジャケのサイズが間違っており、布なしのCD直入れ(布などに入れると収まらずCD直入れでギリ入る窮屈サイズ)。このため届いた時点で盤面に擦り傷が…。 ★★★☆☆ |
|||
愛を叫べ | 嵐 | 2015/9/2 通常盤 | 初登場1位 売上53.0万枚 |
1.愛を叫べ 「ゼクシィ」CMソングということで結婚ソングになっているが、盛大な愛の到達点「One Love」があるだけに今作では30代ならではの視点で昔みんなが好きだった女性の結婚を祝福するという同窓会っぽい雰囲気も入れたポップなナンバーに。かっこつけるのではなく、大真面目に愛を歌うのでもなく、笑顔が似合うようなポップな雰囲気にするという逆に20代の頃の嵐では出来ない今だからこそのナンバーだと思う。 通常盤のみ 初回盤では2曲目 通常盤のみ 初回盤は「ユメニカケル」が2曲目(C/Wで唯一初回/通常両方に収録)、初回盤のみ収録曲「Mr.Lonely」が3曲目に収録されている。最早書くまでもない勢いで当たり前のように全曲サクラップは無い。 ★★★★☆ 初動46.3万枚 |
|||
相合傘 | 剛力彩芽 | 2015/9/2 | 初登場18位 売上0.7万枚 |
1.相合傘 あの最強のジャケットオチCD『剛力彩芽』によって剛力的歌手活動は 2.バースデイ 3.15 ★★★☆☆ 初動0.6万枚 |
|||
ライバルズ | 綾小路翔と森山直太朗 | 2015/9/2 | 初登場30位 売上0.4万枚 |
1.ライバルズ デビュー前から交流がある気志團の綾小路翔と森山直太朗によるデュエットナンバー。綾小路ソロ名義になっているが作曲は気志團の星グランマニエが担当していて演奏も気志團メンバーとアレンジャーの木内健が行っているので、実質的には気志團 feat.森山直太朗みたいな状態になっている。作風も気志團っぽいロックナンバーで、森山直太朗の声がここに乗っているのはなかなか新鮮。こういう話題性のあるコラボは歌番組にガンガン出て宣伝しないと売れないと思うんだけど…。 2.明日になるのが怖くって ★★★★☆ 初動0.4万枚 |
|||
Sisters | SCANDAL | 2015/9/9 | 初登場9位 売上1.8万枚 |
1.Sisters 作詞:RINA、作曲:MAMIでプロデュースは玉井健二、アレンジは玉井健二、百田留衣。いきなり加工されまくった電子ボイスと打ち込みで始まるので驚くがその後は普通にバンドサウンドになる。同世代(20代半ば)の女性に向けた応援歌のような楽曲。制服で始まったSCANDALも気がつけばOLをリードしていくような存在になったようだ。自作曲も安定してていい感じ。 2.LIFE IS A JOURNEY ★★★★☆ 初動1.5万枚 |
|||
Q&A | 秦基博 | 2015/9/9 | 初登場17位 売上1.0万枚 |
1.Q&A 映画『天空の蜂』主題歌。本人編曲によるA面曲としては珍しいロック路線の楽曲。ロック路線といっても爽快さは皆無で、なんだかゴチャゴチャした難解な雰囲気が漂う非キャッチーな曲で、C/Wやアルバム曲のような印象の曲。前作の地味さといい、なんか以前よりもある意味で攻めたシングルが続くような…。 2.恋はやさし野辺の花よ 3.Dear Mr.Tomorrow(with String
Quartet) ★★★☆☆ 初動0.77万枚 |
|||
生きる(って言い切る) | 森山直太朗 | 2015/9/9 | 初登場30位 売上0.3万枚 |
1.生きる(って言い切る) 昨年の「若者たち」はカバーだったので新作シングルとしては13年4月以来。アルバムは毎年出していたがスタッフの勧めにより今作を持って活動小休止を発表。半年程度ということで発表するまでも無いことのような気もするがなんか色々あるようだ。シンプルなところから徐々に壮大に盛り上がっていき、生きることに真っ向から向き合ったような歌詞は真面目モード一直線。C/Wのライブ音源は04年の楽曲が3曲入っているが、あの頃の雰囲気にわりと近いところがあるかも。1度ではあまり残らないが聞きこみがいがありそうな曲だ。 森山直太朗コンサートツアー2015
「西へ」 2015.06.24 ツアーファイナル @NHKホールより ★★★★☆ 初動0.3万枚 |
|||
Candy Color Pop | 寿美菜子 | 2015/9/16 | 初登場21位 売上0.4万枚 |
1.Candy Color Pop EDM系のデジタルポップナンバー。わりといつも通りの元気ポップな曲を電子音強めにやってみましたという感じで、マンネリ回避的な施策にも思えるけどシングルでは無かったと思うので新鮮といえば新鮮。 2.タイムカプセル ★★★☆☆ 初動0.3万枚 |
|||
愛すべき今日 | エレファントカシマシ | 2015/9/23 | 初登場9位 売上0.8万枚 |
1.愛すべき今日 1年3ヵ月ぶりのシングル。歌いだしからサビ前までは最早誰だか分からないような歌声なので驚いた。抑えた部分でも宮本節とでもいうべきパッションが溢れ出しているのが通常営業なのに、なんか全くアクのない声だったのでこんな歌い方もするのかと。サビでは溢れんばかりのパッションとロックサウンドが炸裂する。どうにも煮え切らないのはここ最近のシングルの特徴だけど今作はここ最近の中では明確に前向きさが出ているところは良かった。 2.TEKUMAKUMAYAKON 3.めんどくせい ★★★☆☆ 初動0.6万枚 |
|||
SOS/プレゼント | SEKAI NO OWARI | 2015/9/25 | 初登場1位 売上9.2万枚 |
1.SOS 映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」主題歌。Ken Thomasとの共同編曲で極めて音数の少ない浮遊感溢れる全英語詞による完全な洋楽風ナンバー。サビ以外の部分では1度目はピアノ、2度目はアコースティックギターをフューチャーしていて、あまり印象に残らないメロの裏で演奏者としてのSaoriとNakajin(2人が弾いてるんだよね?)にスポットを当てている構成が地味に面白い。「ANTI-HERO」に比べればこっちの方が不思議とクセになる曲ではあるかと思うけど「RPG」以前やドラゲナイのポップな雰囲気ではまった人は一斉に離れたか?長い目で見ると音楽ファンを取り込めている可能性が高いけど。 2.プレゼント 3.スノーマジックファンタジー-Twilight
City arranged- 4.ピエロ-Twilight City
arranged- ★★★☆☆ 初動5.8万枚 |
|||
STEP A GO! GO! | 戸松遥 | 2015/9/30 | 初登場25位 売上0.5万枚 |
1.STEP A GO! GO! 昨年12月以来のシングルだけど今回は元気な王道ポップロック。夏〜秋は元気系、冬のシングルだけバラード系というのが定番になりつつあり、イメージ通り期待通りの楽曲ではあるけどそろそろ新鮮味は無くなってきたかも。 2.愛しい光 ★★★★☆ 初動0.4万枚 |