2015年11月発売編

Winter's Day TWEEDEES 2015/11/4 moraでDL 配信&アナログ盤限定
1.Winter's Day
ザ・クリスマスソングといった感じの装飾が施されたTWEEDEES流のウィンターソング。鐘の音の雰囲気とかクリスマスまで限定の1年に1ヶ月ちょい程度しか聞かないけどこのウィンターソング感がかなりドンピシャな1曲だった。子供の頃のクリスマスに向けてのワクワクも思い出させてくれるのでどこか懐かしい気持ちにもなる。一方で出だしがまたしてもトゥートゥー♪なので沖井さんはスキャット?ハミング?的なトゥートゥーなボーカルパート入れるの好きだなぁというのが早くも思えてくるくらい多用されている気が…。

2.Boop Boop Bee Doop!〜New Mix〜
アルバム収録曲の別ミックス。ドラムの響きなどに耳を傾けていると確かに質感が変わっているんだけど、ここで既存曲よりは新曲を聞きたかった。

★★★★☆

Winter's Day   Winter's Day Boop Boop bee Doop!~New Mix~ [Analog]  

閃光 Aqua Timez 2015/11/9 moraでDL 配信限定
1.閃光
今年4作目となる配信限定シングル。前3作同様に公式でちょっと告知しただけでノンタイアップどころかほぼノンプロモーション。時流を取り入れたような電子音を導入しているのが少し異色だけど、曲調的には2015年版「虹」のような雰囲気。引きの美学を覚えたバンドとメロディーのバランスが程よい良作。結局CDで出たシングル「最後までU」がタイトルからして1番閉鎖的で銀魂タイアップがついた以外にCDにする理由が無く、配信シングル4作の方が良かったってどういうことだよ…。

★★★★☆

閃光  

FREEDOM×FREEDOM doa 2015/11/25 moraでDL 配信限定
1.FREEDOM×FREEDOM
1月27日に発売が告知されたニューアルバムへ向けての先行シングルにしてタイトルチューン。ビートの効いたアグレッシブかつドライビングなナンバー。大きな路線変更はなく安定してアルバムも期待できそうな予感。

★★★☆☆

今回はハイレゾ配信も行っている。

ラブとピース!/夢題〜遠くへ〜 いきものがかり 2015/11/3 初登場8位 売上1.6万枚
1.ラブとピース!
ドラマ『遺産争族』主題歌。水野曲、本間昭光編曲。一流スタジオミュージシャンによるバンド+管弦ふんだんに盛り込んだ相変わらずゴージャスな1曲。そこはかとなく漂う昭和な雰囲気がここ最近の曲とは少し傾向が異なる。しかし新鮮だとか突き抜けたというところまではなかなか行かない辺りはもう本・亀・島の3人がA面の編曲するともう安定感が勝るしかないっていうか。ちゃんと聞くと「いつもの」のとは違うんだけど大枠が変わらないというか。

2.夢題〜遠くへ〜
山下曲。インディーズ時代の楽曲を亀田誠治によるリアレンジで新録音。これにてインディーズ時代の3作のミニアルバム収録曲は残り4曲まで減った。「タユムコトナキナガレノナカデ」とか初期を思わせるいいメロディーだと思ったら本当に最初期の楽曲だったとは…。いかにも亀田誠治らしい壮大なストバラだがやや演奏が目立っていてロック色が強くなっているところはすこ〜しだけ異色かも。元々長いのとエンディングでひたすら演奏が盛り上がるため6分30分に達し、この終盤の演奏で聞かせる部分は亀田誠治、玉田豊夢、小倉博和、西川進、皆川真人を起用しているだけの事はあって非常に聞きごたえがあるんだけど、CDでは常にサポートギタリストがクレジットされているだけに水野山下の2人はほぼ演奏してないはずでライブ用のアレンジならまだしもCDでやる必要なくね?という気もする。

★★★★☆

初動1.1万枚

ラブとピース! /夢題~遠くへ~  

キミを忘れないよ 大原櫻子 2015/11/4 初登場6位 売上2.6万枚
1.キミを忘れないよ
そっち方面に行くのカナ?と思わせるビジュアル変貌っぷりで大人っぽくなっているが、楽曲自体はオーソドックスなJ-POPストバラ。亀田誠治のド王道といった感じで、はつらつとした若さを全面に出していた初期から比べると徐々に他のプロデュースワークと違いが無くなってきたような…。ていうか家入レオの「君がくれた夏」に真っ向から挑んで制作予算の違いを見せつけているようにも聞こえる。作詞はさくらももこが担当。自身も声優として出演した映画「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」挿入歌というまる子タイアップ(OPはポンポコリンのカバーだが今作には未収録、EDはウルフルズ)。原作者自ら作詞してこの作風?とかなりまる子イメージと異なる楽曲なのが謎。しっとりした別れの場面が映画にあるのだろうか。また歌詞が思いっきり夏仕様なのに11月発売というのも季節が合っていないが映画の公開時期との兼ね合いだろうか。

2.Dear My Dream
日テレのマラソン中継タイアップ。フジテレビばかりの中で日テレの中継タイアップが珍しい。まさかのEDM系ナンバー。なんかもうEDM=みんな1度は通る道みたいになっているような…。てっきり外部に依頼したのかと思いきやこれも作編曲が亀田誠治というのが地味に凄い。さすがヒットメイカー、電子音路線も研究してるのか。

3.Special day
白猫プロジェクトCMタイアップ。星村麻衣の提供曲(作曲のみ星村麻衣単独で、作詞は櫻子、星村、亀田の共同名義)。自身は昨年のベスト盤を最後に新作リリースが停止しているが、ちょくちょく提供活動はしているようだ。普通に明るくポップなナンバー。

初動1.5万枚

★★★☆☆

キミを忘れないよ (初回限定盤A)初回盤DVD付A  キミを忘れないよ (初回限定盤B)初回盤DVD付B  キミを忘れないよ (通常盤)通常盤 

Little*Lion*Heart 竹達彩奈 2015/11/4 初登場17位 売上0.5万枚
1.Little*Lion*Heart
1年1ヵ月ぶり。今作は余計なカワイイギミックが施されておらず、ごく普通の煌めきポップスに仕上げているのが好感触。普通に明るいポップス歌うだけで十分にかわいい雰囲気になるし、このくらいがちょうどいい。前作もそうだったけどアニメタイアップがついた方が本人!というより作品に寄せるためにカワイイギミックが抑え目になるのか?またいつもの制作体制とは異なり、アレンジャーがギターベース打ち込みを1人で手掛けてバイオリンとビオラ1人ずつ足しただけのライトな作りになっているので生音のC/Wと比べるとその違いがわりと鮮明。

2.キミイロ モノローグ
こちらはいつも通りの制作陣による生音での制作になっている。静かに始まったと思ったら凝ったアレンジが展開し、本人のボーカルもクールで抑え目というアーティスティックな1曲。聞きごたえがあって面白い。次のアルバムはカワイイ路線だけじゃなくてこのくらい攻めてくれるといいんだけどファン受けを考えるとどうなんだろう。

初動0.5万枚

★★★★☆

TVアニメ「ランス・アンド・マスクス」エンディング主題歌 Little**Lion*Heart(初回限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  TVアニメ「ランス・アンド・マスクス」エンディング主題歌 Little*Lion*Heart(通常盤)通常盤 

KIRA KIRA/AKARI Every Little Thing 2015/11/4 初登場41位 売上0.19万枚
1.KIRA KIRA
アニメ映画『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』のうち真ん中の「パンプキン王国のたからもの」主題歌。クラムボンのミトによる作編曲で、プリキュアの音楽担当をしている高木洋がオーケストラアレンジを加えている。ミトの楽曲というと豊崎愛生でしか聞いたことが無いんだけど、それよりもやや派手。ふんわりしつつさわやかなポップスにはなっていて普通にいい曲。ただアルバム収録にせずに今この段階でELTがシングルで切るような曲かっていうと若干微妙…。それにしても2000枚しか売れないとは思わなかった。

2.AKARI
アルバム『Tabitabi』で「レインボー」を完全提供(作詞作曲編曲)していたChemical Volumeが作曲。今回は作詞は持田でアレンジはTakuya Takahashiなる人物が担当。落ち着いたミディアムナンバー。後半はギター中心にバンドがけっこうガンガン鳴り響くけど歌とメロディーが終始落ち着いているのでけっこう地味で印象に残りにくい。

★★★☆☆

初動0.16万枚

KIRA KIRA / AKARI(CD+DVD)DVD付  KIRA KIRA / AKARICDのみ 

あなたがここにいて抱きしめることができるなら miwa 2015/11/11 初登場8位 売上2.8万枚
1.あなたがここにいて抱きしめることができるなら
ドラマ『コウノドリ』主題歌。編曲はNAOKI-Tながら久々に単独作曲。生音バンド+ストリングスによるオーソドックスなストリングスバラード。何とも普通な1曲。大御所アレンジャーが担当していないせいか派手に感動を煽るような派手なストリングスの使い方してない(というかさすがに小林武史や亀田誠治のようには出来ない)のも、手っ取り早く感動的に効果的に使いたいというならあまり意味が無いのでは…。

2.B.O.Y
またしても作曲がNAOKI-Tとの共作。「ヒカリヘ」を彷彿とさせる電子音主体の打ち込みナンバー。「ヒカリヘ」のような曲を狙ったというよりなんかもうまんま「ヒカリヘ2」っていう印象。

3.始まりは終わりじゃない〜ON MY WAY ver.〜
7thシングル「FRiDAY-MA-MAGiC」C/Wで、2ndアルバム『guitarium』ではラストに<endless version>として収録されていた曲のリメイクバージョン。3バージョン目となるがアレンジャーがL.O.E.から変わっていない。元々miwaのアレンジはNAOKI-T、L.O.E.、Quatre-M(Bluem of Youthの松ケ下宏之)、松浦晃久辺りが中心になっていたのにいつの間にかNAOKI-T1人とだけべったりになってしまったので、L.O.E.は2ndアルバム以降は「君に出会えたから」C/Wの「Let me go」くらいしか参加しておらずこれ以来。この人(?)の特徴は打ち込みのライトなバンド風サウンドだけど、今回はmiwaにギター表記も無く全部L.O.E.1人オケ制作。軽いといえば軽いし、<endless version>はピアノやベースも生で、ストリングスを入れてアルバムの最終曲らしく」盛り上げていたけど、それよりもストレートで曲に合っていると思う。ていうか新曲より昔の曲の方が格段にキレがあるように思えてしまうのは気のせいだろう。

★★★☆☆

あなたがここにいて抱きしめることができるなら(初回生産限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  あなたがここにいて抱きしめることができるなら通常盤 

LINE スキマスイッチ 2015/11/11 初登場16位 売上1.0万枚
1.LINE
アニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」OP。昨年12月の前作は映画版主題歌だったので2連続NARUTOタイアップに。3連ロックバラード。意外とありそうでなかった曲調な上にけっこうロック色が強いのも意外性があってシングルとしてはなかなか面白い1作。

2.ハナツ
王道の風格漂うバラードナンバー。実際「J-POPのバンドのバラード」のイメージで制作し、演奏メンバーもドラムを吉田佳史(TRICERATOPS)、ベースを三浦淳悟(ペトロールズ)、ギターをフジイケンジ(The Birthday)といつもの違うメンツに。ていうかJ-POPっていうよりJ-ROCKじゃねーかという気もするが、フジイケンジに関してはMY LITTLE LOVERの藤井謙二というイメージでメンバーにはバラードでいいギターを弾いてくれる印象があるらしい。本人は否定したそうだがマイラバのイメージだと伝えたら「今日はマイラバに戻るか」と言ったとかなんとか。そんなわけで数年前だったら普通にシングルA面で出していたような曲だがこれがC/Wになってしまうのが現在の充実っぷりを物語っているかのようだ。

3.スキマスイッチのミッドナイト・グッドモーニン!! -2-
前作に続いて25分のトークを収録。ラストにはピアノ+ボーカルの「星のうつわ」も収録されている。シングルCDの意味も揺らいでいる中で収録時間の有効活用という意味でもいい試みだと思う。

★★★★☆

LINE(初回生産限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  LINE通常盤  LINE(期間生産限定アニメ盤)アニメ盤 

夢を見れば傷つくこともある KinKi Kids 2015/11/18 通常盤 初登場1位 売上17.4万枚
1.夢を見れば傷つくこともある
作詞:秋元康、作曲:伊秩弘将、編曲:家原正樹
以下通常盤のみ
2.こたえ
作詞:松井五郎、作曲:馬飼野康二、編曲:武部聡志
3.ココロがあったんだ
作詞:松井五郎、作曲:織田哲郎、編曲:CHOKKAKU
4.Alright!
作詞作曲編曲:堂島孝平
共通して背中を押してくれるような応援歌+完全生音バンドによる豪華な演奏+過去に提供されたことのあるベテラン陣による提供で統一感のある4曲に仕上がっている。打ち込みでもいいようなところをあえて全部生にしているのは生でしか出せない質感にかなりこだわっているということだと思うんだけど、KinKi Kidsは以前から生音重視な傾向があり、こういう姿勢が地味にいいと思う。表題曲「夢を見れば傷つくこともある」は「変わったかたちの石」(歌詞)+「SNOW! SNOW! SNOW!」(メロ)+「ANNIVERSARY」(アレンジ)といった趣き。作詞作曲編曲者それぞれが過去に提供した雰囲気がそこはかとなく漂ってミックスされたようなそんな感じ。

初回盤AはC/Wが「ちがう道、おなじ空。」、「夢を見れば傷つくこともある-Backing Track-」(カラオケ収録はここだけ)+MV(type A)&メイキング収録のDVD付。
初回盤BはC/Wが「鼓動、千々に」、「もう一度信じて」+MV(type B)収録のDVD付。

★★★★☆

初動15.5万枚

夢を見れば傷つくこともある 【初回盤A】(DVD付)   夢を見れば傷つくこともある 【初回盤B】(DVD付)   夢を見れば傷つくこともある 【通常盤】  

クリスマスソング back number 2015/11/18 初登場2位 売上6.5万枚
1.クリスマスソング
ドラマ『5→9 〜私に恋したお坊さん〜』主題歌。小林武史が参加しただけあってキーボードと四家卯大のストリングスアレンジとボーカルを前面に出し、バックでリズム隊が鳴っている雰囲気のウィンターバラードナンバー。J-POP王道といえば王道だけど意外とこってりはしていない。ストリングス病をJ-POPに呼び込んだ元祖であり頂点というのが00年代以降の小林武史の印象なんだけど、今や亀田誠治や本間昭光の方がストリングス病アレンジャーとして格上になってきてるのか…?またタイトルがド直球な割には歌詞中には「クリスマス」という単語は一切出てこなくて、クリスマス感も全開というほどではない。総じてやりすぎないさじ加減は絶妙。ただどうにも個人的に普通にいい以上のところに印象が持っていけない。

2.Hey!Brother!
3.助演女優症2

C/Wでは小林武史が不参加で3人だけによるロック色の強いサウンドになっている。表題曲ではバックバンドになっていたベースドラムも一体となったバンドサウンドが炸裂し、表題曲との落差が面白い。やはりメロディーにしても聞きやすさにしても王道の良さはあるんだけど…サウンド面で面白みを感じる部分が無く、メロディーにしてもそこまでは…といった印象なので大ヒットしているようだけどそれだけを理由にしてアルバムを聞くことはないと思う。もう少し進化した頃に改めて聞きたい。ようやく一線級のバンドとして売れてきたのも遅すぎるくらいだとは思うし、もう10年若かったらドハマりしてたんだろうけどなぁ…。

★★★☆☆

クリスマスソング(初回限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  クリスマスソング通常盤 

プラマイ aiko 2015/11/18 初登場5位 売上3.5万枚
1.プラマイ
編曲は3作連続のOSTER project。3連続でバラードを回避するかのような軽快なポップロックといった感じでいい曲なんだけど、インパクトが弱くなってきているのか、次のシングルが出る頃には前のシングルがどんなだったか思い出せない状態になってきた。

2.合図
こちらもOSTER project。普通にいい曲。

3.4秒
C/Wでは3作連続となるKano Kawashima。バラード。どうもこの両者に完全に固定アレンジャーが変更になった模様。変わった時は少し新鮮というか軽やかさが増した感じはしたけど、なんか早くも安定感が…。

★★★☆☆

初動3.0万枚

プラマイ(初回限定仕様)初回盤  プラマイ(通常仕様)通常盤 

しぇからしか! HKT48 feat.氣志團 2015/11/25 Type-A 初登場1位 売上34.5万枚
1.しぇからしか!/HKT48 feat.氣志團
歌唱メンバーは穴井千尋、多田愛佳(元AKB48)、神志那結衣、兒玉遥、坂口理子、指原莉乃(元AKB48)、田島芽瑠、田中美久、朝長美桜、渕上舞、松岡菜摘、宮脇咲良、本村碧唯、森保まどか、矢吹奈子、山下エミリー+氣志團
氣志團とのコラボ曲だが、氣志團が曲提供しているわけではなく、編曲は最近妙に起用が多い佐々木裕。作曲は大分Kenという九州に引っ掛けたふざけた偽名の実質匿名作家によるもの。氣志團というか「One Night Cranival」でも出てくるもののあちらでは記載されていない間奏のアフォー!まで歌詞に書かれているので歌詞を見渡すとあちこちに「アホーイ!アホーイ!アホーイ!」と書いてあり、字面が何ともマヌケ極まりない。策士家秋元康はそんなところまで徹底しているのか。イェーイ!も全部カタカナで連発されてるし、ヘイとかイエッス!イエッス!イエッス!イェエッエッー!とか全部英語じゃなくてカタカナ表記なので何だか歌詞全体がアホーイ(訳:アホっぽい)んですけど。ていうかあのアフォー!ってアフォーじゃなくてアホーイ!だったのかよ「One Night Carnival」をマジすか学園仕様にしましたという感じでHKT48が今これをやる意味があまり感じられないどころか、DJ OZMAの件から事実上NHK出禁な氣志團と直近で組んだのは紅白落選のいい理由になってしまったのでは…。綾小路翔もボーカル参加しているが邪魔だという批判対策と完全に存在を消すわけにはいかないギリギリのラインでハロプロにおけるオッサンコーラスのボリュームの大きさと比べてもかなり絞られていてコーラス以下の存在感。アホーイ!

2.黄昏のタンデム
歌唱メンバーは「しぇからしか!」と同じ(氣志團除く)
80'sな雰囲気が漂う切な系アップナンバー。一直線に突き抜けていく勢いはかなりのもので、奇をてらった「しぇからしか!」よりもこっちの方がA面で良かったような…。

Type-Aのみ
3.Buddy/HKT48 Team H
歌唱メンバーは秋吉優花、穴井千尋、井上由莉耶、宇井真白、上野遥、梅本泉、岡本尚子、神志那結衣、兒玉遥、駒田京伽、坂口理子、指原莉乃(元AKB48)、田島芽瑠、田中菜津美、田中美久、松岡菜摘、矢吹奈子、山田麻莉奈、山本茉央、若田部遥
ウキウキ系のポップナンバー。個人的に好きな系統の楽曲だったので3曲の中では1番印象的な曲になった。

DVD

1.しぇからしか!(MUSIC VIDEO)
雨の中、氣志團と一緒に神社で踊っているシーンがメイン。「マジすか学園0 木更津乱闘編」らしき映像も含まれており、全体的にヤンキー色が強いけど「マジすか学園」関連のMVに比べればヤンキー色は弱めで、格好の割にはけっこう笑顔も見られるのでHKTらしさもけっこう残っているようにも思う。ただ改めて映像で見てもこのコラボ…必要だったのか…?という気はどうしてもしてしまう。

以下Type-Aのみ
2.Buddy(MUSIC VIDEO)
赤と黒の衣装でダンスメインのMV。曲が明るい割にHKT48にしては随分大人っぽい雰囲気でちょっと驚いた。

3.「マジすか学園0 木更津乱闘編」SP映像
「マジすか学園4」の前日譚という設定で1話完結で制作されたHKT48主演の「マジすか学園」の番外編のようなドラマの予告編。SP映像ではなく、ものすごく短いイメージ予告編であり、これだけでは全く話が分からない。

4.Making of“しぇからしか!”MV
タイトル通りのMVメイキング。MVの大半を占めている神社のシーンの雨は演出でホース等で降らせたものではなく、自然の豪雨だった中で撮影が強行された事が判明する。また最前メンバー以外のリップシーンは別の場所で最後に撮影された事も判明するなど、雨で撮影が大変だったことを視聴者にお知らせするのに主眼が置かれているような印象。

Type-B,C,劇場盤はCD3曲目が異なる仕様。B,CのDVDの2曲目はCD3曲目のMV。特典映像は「HKT48団結BBQ大会」の前編がB、後編がCに収録。

★★★☆☆

初動28.1万枚

しぇからしか! (TYPE-A)Type-A  しぇからしか! (TYPE-B)Type-B  しぇからしか! (TYPE-C)Type-C  しぇからしか! (劇場盤)劇場盤 

コップの中の木漏れ日 ラブ・クレッシェンド 2015/11/25 Type-B 初登場2位 売上26.3万枚
1.コップの中の木漏れ日/ラブ・クレッシェンド
メンバーは松井珠理奈、後藤楽々、北川綾巴、江籠裕奈、熊崎晴香、小畑優奈、菅原茉椰
SKE48内ユニットのデビュー作という扱いだが、NMB48が「Must be now」で選抜メンバーを絞り込んだのと同種の単なる少数選抜。松井珠理奈より年下のメンバーを埋もれない程度の人数にまとめたといった寸法。SKE48名義にしなかったばかりに、売上不振に陥る大失策になってしまったようで。そもそも曲自体がいつものタイプ別C/W曲といった感じで普通に明るいポップナンバーなんだけど華麗に突き抜けて行ってしまい全く印象に残らない。どうしてこんな形態のリリースを…?

Type-Bのみ
2.だって 雨じゃない?/トランジットガールズ
メンバーは梅本まどか、大矢真那、柴田阿弥、須田亜香里、高柳明音、宮澤佐江
CDの名義がラブ・クレッシェンドなのに表題曲だけで、C/Wには違うユニットの曲を分散して収録。これもいつものC/W的ポップナンバー。

共通
3.お楽しみは明日から/愛知トヨタ選抜
歌唱メンバーは東李苑、松井珠理奈、北川綾巴、宮澤佐江(元AKB48)、高柳明音、古畑奈和、木本花音、佐藤すみれ(元AKB48)、柴田阿弥、須田亜香里、谷真理佳(元HKT48)、後藤楽々
いつものSKE48のMV無し共通C/Wでやっているトヨタとのタイアップ選抜による楽曲。こんないつものSKE48のシングルと変わらない収録内容ならユニット名義でリリースした意味マジでデメリットしかないじゃん…。量産型元気アイドルポップ。ちょっと清楚な雰囲気に重点を置いた上の2曲よりも元気なので初期のSKE48のイメージには近いかも。

DVD

1.コップの中の木漏れ日/ラブ・クレッシェンド(MUSIC VIDEO)
大自然の中で歌っている清楚な雰囲気のMV。曲が進むにつれてロケ地が変わっていくという時間のかけようは表題曲の貫禄か。

以下Type-Bのみ
2.だって 雨じゃない?/トランジットガールズ(MUSIC VIDEO)
何故かトンネルの中から始まり、やがてトンネルを脱出して線路を歩いていくというこれまた大自然ロケ(表題曲と違って同じロケ地からそのまま進んでいくだけ)。最後の分岐になんとなく意味を持たせているものの、天候は快晴で雨はあまり関係ない。

3.特典映像 「劇場デビュー7周年特別公演(2015.10.05)-中編-」 Live Movie
・不器用太陽 ・ごめんね、SUMMER ・オキドキ ・バンザイVenus ・チョコの奴隷 ・コケティッシュ渋滞中 ・未来とは ・賛成カワイイ!
Type-A(前編)はAKB48のカバーしか入ってない、Type-C(後編)は知らない曲ばかり、このType-B(中編)だけSKE48のシングルラッシュという構成だったのがType-Bを選択した理由。Type-A収録曲の披露直後のMCが何故かこっちに収録されているので、いきなりAKB48の楽曲についてのMCから始まるって斬新。その後は曲間なしで一挙に8曲を披露。当時の選抜メンバーやいなくなったメンバーを入れ替えた構成ではなく、10人以下〜後半ほど人数多め。何曲かの冒頭で「〜期です」と挨拶しているのでどうやら1期、2期、3期…と期ごとに順番に出てきている模様。これらの曲ほとんどがW松井が最前にいたのにここでは松井珠理奈が「不器用太陽」で出てくるだけなので、自分たちの曲なのに何だかカバーしているみたいな見た目になってしまうのは仕方ないか。最後は一部のメンバーが出てきて7年前を振り返るMCを。一応生え抜きのSKE48メンバー松村もいるのに司会が大場でトークを宮澤が引っ張るという元AKB48メンバーがひっかきまわすのは2人がすっかり溶け込んでいるということなんだろうけど、特にベテランの域に達している宮澤に頼らざるを得ない状況って何気に厳しいような…。

Type-A,B,C,劇場盤で2曲目のユニットと楽曲が全て異なり、3曲目の「お楽しみは明日から」は4種共通。
Type-A,B,CのDVD2曲目はCD2曲目のMVで、特典映像は「劇場デビュー7周年特別公演(2015.10.05) Live Movie」の前編、中編、後編をそれぞれ収録。
初回盤・通常盤のジャケットが異なるが、CD/DVDの内容は同じ。

★★★☆☆

初動18.1万枚

コップの中の木漏れ日(CD+DVD)(Type-A)(初回生産限定盤)初回A コップの中の木漏れ日(CD+DVD)(Type-B)(初回生産限定盤)初回B コップの中の木漏れ日(CD+DVD)(Type-C)(初回生産限定盤)初回C 

コップの中の木漏れ日(CD+DVD)(通常盤Type-A)通常A コップの中の木漏れ日(CD+DVD)(通常盤Type-B)通常B コップの中の木漏れ日(CD+DVD)(通常盤Type-C)通常C コップの中の木漏れ日 劇場盤 【特典なし】劇場盤 

記号として/‘I’ Novel RADWIMPS 2015/11/25 初登場13位 売上2.2万枚
1.記号として
9月にドラム山口が持病悪化により無期限休止を発表。脱退を考えるほどだったがメンバーが引き留めて休養と言う形でバンドに籍を残し、ドラムはサポートメンバーが担当するとされた。前作がほとんどソロみたいな曲でドラムが入っていなかったのはこの影響もあったのだろうか。今作はガツンとしたバンドサウンドが炸裂しているものの、サポートドラマーどころかメンバー表記そのものがされていない(バンド名と作詞作曲:野田洋次郎の表記の間にいつもだったらメンバー表記がされているはずだが不自然に空白になっている)。かなり分かりにくくキャッチーさも皆無の激しいロックナンバーで、メロディーよりも演奏そのものに耳を傾けたい1曲。メンバー全員30代になって、活動形態に変化も生じての1作目ということだけど再びヒットシーンに打って出ようというよりは自分たちの音楽をさらに追求しているようなイメージ。

2.‘I’ Novel
こちらは一転して優しい雰囲気なので演奏全体だけでなく、メロディーも含めて良さを感じられる1曲。流行ってた頃に聞いてて徐々に意味不明になって離れてしまったリスナーがかなり大量発生してそうな売上になってきているけど、離れていた人でもこっちの方がまだすんなり聞けるんじゃないかと思う。

3.お風呂あがりの
軽快なアコースティックナンバー。3曲のコントラストが鮮やかで3曲通して聞くとより良さが感じられるシングルだと思う。

★★★★☆

初動1.4万枚

記号として/‘I’ Novel  

Prism ClariS 2015/11/25 初登場25位 売上0.7万枚
1.Prism
初のトップ20落ちという最低記録になってしまったが、今回アニメ関連のタイアップが初めて無く、今年40周年を迎えるサンリオ人気キャラクター“Little Twin Stars”キキとララ と、デビュー5周年を迎えるClariSが夢のアニバーサリーコラボとかいうアニメタイアップでついてきたリスナーとほぼ接点皆無の謎コラボ。サンリオ関係にタイアップ効果は皆無で全盛期の広瀬香美なんてキティでも大コケしたんだから、そりゃコケるわ…。楽曲自体は王道ともいえるスッキリポップナンバー。それなりのアニメタイアップがついてればいつも通りのヒットにはなっていただろう安定の1曲。

2.SECRET
珍しいラテン調のポップナンバー。ちょっと大人っぽい雰囲気。

3.セピア
和風テイストなバラードナンバー。3曲ここまでコントラストが違うのは意外と今まで無かったのでは。

★★★☆☆

Prism(完全生産限定キキララ盤)(DVD付)初回盤DVD付  Prism通常盤 

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