2015年11月発売編
Winter's Day | TWEEDEES | 2015/11/4 moraでDL | 配信&アナログ盤限定 |
1.Winter's Day ザ・クリスマスソングといった感じの装飾が施されたTWEEDEES流のウィンターソング。鐘の音の雰囲気とかクリスマスまで限定の1年に1ヶ月ちょい程度しか聞かないけどこのウィンターソング感がかなりドンピシャな1曲だった。子供の頃のクリスマスに向けてのワクワクも思い出させてくれるのでどこか懐かしい気持ちにもなる。一方で出だしがまたしてもトゥートゥー♪なので沖井さんはスキャット?ハミング?的なトゥートゥーなボーカルパート入れるの好きだなぁというのが早くも思えてくるくらい多用されている気が…。 2.Boop Boop Bee Doop!〜New Mix〜 ★★★★☆ |
|||
閃光 | Aqua Timez | 2015/11/9 moraでDL | 配信限定 |
1.閃光 今年4作目となる配信限定シングル。前3作同様に公式でちょっと告知しただけでノンタイアップどころかほぼノンプロモーション。時流を取り入れたような電子音を導入しているのが少し異色だけど、曲調的には2015年版「虹」のような雰囲気。引きの美学を覚えたバンドとメロディーのバランスが程よい良作。結局CDで出たシングル「最後までU」がタイトルからして1番閉鎖的で銀魂タイアップがついた以外にCDにする理由が無く、配信シングル4作の方が良かったってどういうことだよ…。 ★★★★☆ |
|||
FREEDOM×FREEDOM | doa | 2015/11/25 moraでDL | 配信限定 |
1.FREEDOM×FREEDOM 1月27日に発売が告知されたニューアルバムへ向けての先行シングルにしてタイトルチューン。ビートの効いたアグレッシブかつドライビングなナンバー。大きな路線変更はなく安定してアルバムも期待できそうな予感。 ★★★☆☆ 今回はハイレゾ配信も行っている。 |
|||
ラブとピース!/夢題〜遠くへ〜 | いきものがかり | 2015/11/3 | 初登場8位 売上1.6万枚 |
1.ラブとピース! ドラマ『遺産争族』主題歌。水野曲、本間昭光編曲。一流スタジオミュージシャンによるバンド+管弦ふんだんに盛り込んだ相変わらずゴージャスな1曲。そこはかとなく漂う昭和な雰囲気がここ最近の曲とは少し傾向が異なる。しかし新鮮だとか突き抜けたというところまではなかなか行かない辺りはもう本・亀・島の3人がA面の編曲するともう安定感が勝るしかないっていうか。ちゃんと聞くと「いつもの」のとは違うんだけど大枠が変わらないというか。 2.夢題〜遠くへ〜 ★★★★☆ 初動1.1万枚 |
|||
キミを忘れないよ | 大原櫻子 | 2015/11/4 | 初登場6位 売上2.6万枚 |
1.キミを忘れないよ そっち方面に行くのカナ?と思わせるビジュアル変貌っぷりで大人っぽくなっているが、楽曲自体はオーソドックスなJ-POPストバラ。亀田誠治のド王道といった感じで、はつらつとした若さを全面に出していた初期から比べると徐々に他のプロデュースワークと違いが無くなってきたような…。ていうか家入レオの「君がくれた夏」に真っ向から挑んで制作予算の違いを見せつけているようにも聞こえる。作詞はさくらももこが担当。自身も声優として出演した映画「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」挿入歌というまる子タイアップ(OPはポンポコリンのカバーだが今作には未収録、EDはウルフルズ)。原作者自ら作詞してこの作風?とかなりまる子イメージと異なる楽曲なのが謎。しっとりした別れの場面が映画にあるのだろうか。また歌詞が思いっきり夏仕様なのに11月発売というのも季節が合っていないが映画の公開時期との兼ね合いだろうか。 2.Dear My Dream 3.Special day 初動1.5万枚 ★★★☆☆ |
|||
Little*Lion*Heart | 竹達彩奈 | 2015/11/4 | 初登場17位 売上0.5万枚 |
1.Little*Lion*Heart 1年1ヵ月ぶり。今作は余計なカワイイギミックが施されておらず、ごく普通の煌めきポップスに仕上げているのが好感触。普通に明るいポップス歌うだけで十分にかわいい雰囲気になるし、このくらいがちょうどいい。前作もそうだったけどアニメタイアップがついた方が本人!というより作品に寄せるためにカワイイギミックが抑え目になるのか?またいつもの制作体制とは異なり、アレンジャーがギターベース打ち込みを1人で手掛けてバイオリンとビオラ1人ずつ足しただけのライトな作りになっているので生音のC/Wと比べるとその違いがわりと鮮明。 2.キミイロ モノローグ 初動0.5万枚 ★★★★☆ |
|||
KIRA KIRA/AKARI | Every Little Thing | 2015/11/4 | 初登場41位 売上0.19万枚 |
1.KIRA KIRA アニメ映画『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』のうち真ん中の「パンプキン王国のたからもの」主題歌。クラムボンのミトによる作編曲で、プリキュアの音楽担当をしている高木洋がオーケストラアレンジを加えている。ミトの楽曲というと豊崎愛生でしか聞いたことが無いんだけど、それよりもやや派手。ふんわりしつつさわやかなポップスにはなっていて普通にいい曲。ただアルバム収録にせずに今この段階でELTがシングルで切るような曲かっていうと若干微妙…。それにしても2000枚しか売れないとは思わなかった。 2.AKARI ★★★☆☆ 初動0.16万枚 |
|||
あなたがここにいて抱きしめることができるなら | miwa | 2015/11/11 | 初登場8位 売上2.8万枚 |
1.あなたがここにいて抱きしめることができるなら ドラマ『コウノドリ』主題歌。編曲はNAOKI-Tながら久々に単独作曲。生音バンド+ストリングスによるオーソドックスなストリングスバラード。何とも普通な1曲。大御所アレンジャーが担当していないせいか派手に感動を煽るような派手なストリングスの使い方してない(というかさすがに小林武史や亀田誠治のようには出来ない)のも、手っ取り早く感動的に効果的に使いたいというならあまり意味が無いのでは…。 2.B.O.Y 3.始まりは終わりじゃない〜ON
MY WAY ver.〜 ★★★☆☆ |
|||
LINE | スキマスイッチ | 2015/11/11 | 初登場16位 売上1.0万枚 |
1.LINE アニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」OP。昨年12月の前作は映画版主題歌だったので2連続NARUTOタイアップに。3連ロックバラード。意外とありそうでなかった曲調な上にけっこうロック色が強いのも意外性があってシングルとしてはなかなか面白い1作。 2.ハナツ 3.スキマスイッチのミッドナイト・グッドモーニン!!
-2- ★★★★☆ |
|||
夢を見れば傷つくこともある | KinKi Kids | 2015/11/18 通常盤 | 初登場1位 売上17.4万枚 |
1.夢を見れば傷つくこともある 作詞:秋元康、作曲:伊秩弘将、編曲:家原正樹 以下通常盤のみ 2.こたえ 作詞:松井五郎、作曲:馬飼野康二、編曲:武部聡志 3.ココロがあったんだ 作詞:松井五郎、作曲:織田哲郎、編曲:CHOKKAKU 4.Alright! 作詞作曲編曲:堂島孝平 共通して背中を押してくれるような応援歌+完全生音バンドによる豪華な演奏+過去に提供されたことのあるベテラン陣による提供で統一感のある4曲に仕上がっている。打ち込みでもいいようなところをあえて全部生にしているのは生でしか出せない質感にかなりこだわっているということだと思うんだけど、KinKi Kidsは以前から生音重視な傾向があり、こういう姿勢が地味にいいと思う。表題曲「夢を見れば傷つくこともある」は「変わったかたちの石」(歌詞)+「SNOW! SNOW! SNOW!」(メロ)+「ANNIVERSARY」(アレンジ)といった趣き。作詞作曲編曲者それぞれが過去に提供した雰囲気がそこはかとなく漂ってミックスされたようなそんな感じ。 初回盤AはC/Wが「ちがう道、おなじ空。」、「夢を見れば傷つくこともある-Backing
Track-」(カラオケ収録はここだけ)+MV(type A)&メイキング収録のDVD付。 ★★★★☆ 初動15.5万枚 |
|||
クリスマスソング | back number | 2015/11/18 | 初登場2位 売上6.5万枚 |
1.クリスマスソング ドラマ『5→9 〜私に恋したお坊さん〜』主題歌。小林武史が参加しただけあってキーボードと四家卯大のストリングスアレンジとボーカルを前面に出し、バックでリズム隊が鳴っている雰囲気のウィンターバラードナンバー。J-POP王道といえば王道だけど意外とこってりはしていない。ストリングス病をJ-POPに呼び込んだ元祖であり頂点というのが00年代以降の小林武史の印象なんだけど、今や亀田誠治や本間昭光の方がストリングス病アレンジャーとして格上になってきてるのか…?またタイトルがド直球な割には歌詞中には「クリスマス」という単語は一切出てこなくて、クリスマス感も全開というほどではない。総じてやりすぎないさじ加減は絶妙。ただどうにも個人的に普通にいい以上のところに印象が持っていけない。 2.Hey!Brother! ★★★☆☆ |
|||
プラマイ | aiko | 2015/11/18 | 初登場5位 売上3.5万枚 |
1.プラマイ 編曲は3作連続のOSTER project。3連続でバラードを回避するかのような軽快なポップロックといった感じでいい曲なんだけど、インパクトが弱くなってきているのか、次のシングルが出る頃には前のシングルがどんなだったか思い出せない状態になってきた。 2.合図 3.4秒 ★★★☆☆ 初動3.0万枚 |
|||
しぇからしか! | HKT48 feat.氣志團 | 2015/11/25 Type-A | 初登場1位 売上34.5万枚 |
1.しぇからしか!/HKT48
feat.氣志團 歌唱メンバーは穴井千尋、多田愛佳(元AKB48)、神志那結衣、兒玉遥、坂口理子、指原莉乃(元AKB48)、田島芽瑠、田中美久、朝長美桜、渕上舞、松岡菜摘、宮脇咲良、本村碧唯、森保まどか、矢吹奈子、山下エミリー+氣志團 氣志團とのコラボ曲だが、氣志團が曲提供しているわけではなく、編曲は最近妙に起用が多い佐々木裕。作曲は大分Kenという九州に引っ掛けたふざけた偽名の実質匿名作家によるもの。氣志團というか「One Night Cranival」でも出てくるもののあちらでは記載されていない間奏のアフォー!まで歌詞に書かれているので歌詞を見渡すとあちこちに「アホーイ!アホーイ!アホーイ!」と書いてあり、字面が何ともマヌケ極まりない。策士家秋元康はそんなところまで徹底しているのか。イェーイ!も全部カタカナで連発されてるし、ヘイとかイエッス!イエッス!イエッス!イェエッエッー!とか全部英語じゃなくてカタカナ表記なので何だか歌詞全体がアホーイ(訳:アホっぽい)んですけど。ていうかあのアフォー!ってアフォーじゃなくてアホーイ!だったのかよ。「One Night Carnival」をマジすか学園仕様にしましたという感じでHKT48が今これをやる意味があまり感じられないどころか、DJ OZMAの件から事実上NHK出禁な氣志團と直近で組んだのは紅白落選のいい理由になってしまったのでは…。綾小路翔もボーカル参加しているが邪魔だという批判対策と完全に存在を消すわけにはいかないギリギリのラインでハロプロにおけるオッサンコーラスのボリュームの大きさと比べてもかなり絞られていてコーラス以下の存在感。アホーイ! 2.黄昏のタンデム Type-Aのみ DVD 1.しぇからしか!(MUSIC
VIDEO) 以下Type-Aのみ 3.「マジすか学園0
木更津乱闘編」SP映像 4.Making of“しぇからしか!”MV Type-B,C,劇場盤はCD3曲目が異なる仕様。B,CのDVDの2曲目はCD3曲目のMV。特典映像は「HKT48団結BBQ大会」の前編がB、後編がCに収録。 ★★★☆☆ 初動28.1万枚 |
|||
コップの中の木漏れ日 | ラブ・クレッシェンド | 2015/11/25 Type-B | 初登場2位 売上26.3万枚 |
1.コップの中の木漏れ日/ラブ・クレッシェンド メンバーは松井珠理奈、後藤楽々、北川綾巴、江籠裕奈、熊崎晴香、小畑優奈、菅原茉椰 SKE48内ユニットのデビュー作という扱いだが、NMB48が「Must be now」で選抜メンバーを絞り込んだのと同種の単なる少数選抜。松井珠理奈より年下のメンバーを埋もれない程度の人数にまとめたといった寸法。SKE48名義にしなかったばかりに、売上不振に陥る大失策になってしまったようで。そもそも曲自体がいつものタイプ別C/W曲といった感じで普通に明るいポップナンバーなんだけど華麗に突き抜けて行ってしまい全く印象に残らない。どうしてこんな形態のリリースを…? Type-Bのみ 共通 DVD 1.コップの中の木漏れ日/ラブ・クレッシェンド(MUSIC
VIDEO) 以下Type-Bのみ 3.特典映像 「劇場デビュー7周年特別公演(2015.10.05)-中編-」
Live Movie Type-A,B,C,劇場盤で2曲目のユニットと楽曲が全て異なり、3曲目の「お楽しみは明日から」は4種共通。 ★★★☆☆ 初動18.1万枚 |
|||
記号として/‘I’ Novel | RADWIMPS | 2015/11/25 | 初登場13位 売上2.2万枚 |
1.記号として 9月にドラム山口が持病悪化により無期限休止を発表。脱退を考えるほどだったがメンバーが引き留めて休養と言う形でバンドに籍を残し、ドラムはサポートメンバーが担当するとされた。前作がほとんどソロみたいな曲でドラムが入っていなかったのはこの影響もあったのだろうか。今作はガツンとしたバンドサウンドが炸裂しているものの、サポートドラマーどころかメンバー表記そのものがされていない(バンド名と作詞作曲:野田洋次郎の表記の間にいつもだったらメンバー表記がされているはずだが不自然に空白になっている)。かなり分かりにくくキャッチーさも皆無の激しいロックナンバーで、メロディーよりも演奏そのものに耳を傾けたい1曲。メンバー全員30代になって、活動形態に変化も生じての1作目ということだけど再びヒットシーンに打って出ようというよりは自分たちの音楽をさらに追求しているようなイメージ。 2.‘I’ Novel 3.お風呂あがりの ★★★★☆ 初動1.4万枚 |
|||
Prism | ClariS | 2015/11/25 | 初登場25位 売上0.7万枚 |
1.Prism 初のトップ20落ちという最低記録になってしまったが、今回アニメ関連のタイアップが初めて無く、今年40周年を迎えるサンリオ人気キャラクター“Little Twin Stars”キキとララ と、デビュー5周年を迎えるClariSが夢のアニバーサリーコラボとかいうアニメタイアップでついてきたリスナーとほぼ接点皆無の謎コラボ。サンリオ関係にタイアップ効果は皆無で全盛期の広瀬香美なんてキティでも大コケしたんだから、そりゃコケるわ…。楽曲自体は王道ともいえるスッキリポップナンバー。それなりのアニメタイアップがついてればいつも通りのヒットにはなっていただろう安定の1曲。 2.SECRET 3.セピア ★★★☆☆ |