2016年3月発売編
さくらのうた | 高橋優 | 2016/3/9 期間生産限定盤 | 初登場6位 売上2.1万枚 |
1.さくらのうた 久々のストリングスバラードナンバー。ピアノが若干ユーミンの「春よ、来い」のような和風な雰囲気を醸し出しているがこれはあまり前に出さず、アコースティックギターとストリングスを目立たせている。いずれにせよ「春よ、来い」みたいな和風な春曲を狙って書いたようないつもとは雰囲気が異なる聞かせる名曲風ナンバー。たまにはこういうのもありだとは思うけど、スタンダード化するような名曲を狙いすぎてしまった感じもあって、普通にいいメロディーなんだけど結局今年の春限りで忘れてしまい、春のスタンダードにはならないかも…。ただストバラなのに5分に到達しないという点も含めて00年代に王道とされるようになった大バラードとは明らかに距離を置こうとしている盛り過ぎないアレンジは好感触だし、初期のやらされていた感の強い基本盛るばかりだったアレンジの頃とは違うところかなとは思う。 2.運命の人 3.クラクション 4.メガネが壊れそう/メガネツインズ(高橋優&亀田誠治) DVD 高橋優デビュー5周年記念
ベストアルバム発売記念祭「秋田で笑う約束」2015.7.25 ★★★★☆ 初動1.7万枚 |
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ハルジオンが咲く頃 | 乃木坂46 | 2016/3/23 Type-A,B,C,D,通常盤 | 初登場1位 売上83.5万枚 |
1.ハルジオンが咲く頃 歌唱メンバーは秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合、衛藤美彩、齋藤飛鳥、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、橋本奈々未、深川麻衣、星野みなみ、堀未央奈、松村沙友理、若月佑美 卒業を発表した深川麻衣の最終参加曲にしてセンター楽曲。48系でも卒業ソングはC/Wで別にやり、それもコッテコテの卒業バラードというのが定番になっているが、今作はそこかはかとなく深川麻衣の事を歌っているかのように思わせて、実際のところリンクもするしそれ以外にも適用可能という広い受け取り方の出来る仕上がりに。何故かストリングスだけ生演奏というクレジットがあるが全体にふんわりしつつもド安定で置きに来たような乃木坂46らしい楽曲。 2.遙かなるブータン Type-A Type-B Type-C Type-D 通常盤 DVD 1.ハルジオンが咲く頃 Music
Video 以下Type-Aのみ 3.深川麻衣ドキュメンタリー〜永遠はないから〜 以下Type-Bのみ 3〜14.個人PV 以下Type-Cのみ 3〜14.個人PV 以下Type-Dのみ 3〜14.個人PV ★★★★☆ 初動75.0万枚 |
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Bye Bye Blue | 寿美菜子 | 2016/3/2 | 初登場23位 売上0.38万枚 |
1.Bye Bye Blue 爽快なエレキギター+いかにも流行りっぽい電子音による元気電子ロックナンバー。これまでのイメージを大きく損なわずにマンネリを回避する新しい方向性…というか流行りのEDMとかいうのを導入してみたといった感じだろうか。家原正樹もこういうアレンジ導入してんだね…。 2.“YES” ★★★★☆ 初動0.36万枚 |
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君はメロディー | AKB48 | 2016/3/9 Type-A,B,C,D,E | 初登場1位 売上129.6万枚 |
1.君はメロディー 歌唱メンバーは板野友美(卒業者)、入山杏奈、大島優子(卒業者)、柏木由紀、加藤玲奈、木アゆりあ(元SKE48)、北原里英(NGT48/元AKB48)、小嶋陽菜、指原莉乃(HKT48/元AKB48)、篠田麻里子(卒業者)、島崎遥香、高橋みなみ(卒業公演直前卒業者)、前田敦子(卒業者)、松井珠理奈(SKE48)、峯岸みなみ、宮澤佐江(SNH48/SKE48/元AKB48)、宮脇咲良(HKT48)、向井地美音、山本彩(NMB48)、横山由依、渡辺麻友 10周年記念ソング。メンバークレジットから所属グループ・チーム表記が消失したのが14年5月の「ラブラドール・レトリバー」。これはAKB48が事実上消滅してJPN48になった事、もう戻れない事を意味しているように思っていたが、今回はOG召還。AKB48としては末期的状況だがいつまでもそんなネガティブな事ばかり言っててもしょうがないのでJPN48としてはスペシャルな事だとポジティブにとらえる事にして、曲だけを聞いてみると純粋に久々の名曲。全体にこれまでのギターもシンセも全開で隙間なくなり続けるいわゆるフォティフォティしたナンバーとは一線を画し、抑えめのさっぱりしたアレンジに切ないメロディーラインが印象的。前作が集大成的だったこともあってか、こういう曲歌うようになったのかと10年の重みが感じられる(ポジティブシンキン)。また青春時代を振り返る懐古的な歌詞にも感傷と哀愁が漂う(センチメンタルシンキン)。これは若いメンバーだけで歌ってもなんの感慨も出ないので10年の大半を体感した人たちで歌唱する方が確かに味は出る(ポジティブシンキン)。 2.LALALAメッセージ/AKB48次世代選抜 Type-Aのみ Type-Bのみ Type-Cのみ Type-Dのみ Type-Eのみ DVD 1.君はメロディー Music
Video 2.LALALAメッセージ/AKB48次世代選抜 Music
Video Type-Aのみ Type-Bのみ Type-Cのみ Type-Dのみ Type-Eのみ 今回もう特典映像とか余計な手間かけてられないし、O社限定ミリオン目指すのに、特典映像とかミリオン%関係が無いから、そんなんミリオン級に作る意味ない…と、O社限定ミリオンしか見えてなくて余裕が無いということなのかMVが収録されているのみ。前作がたかみなSPで嫌がらせのような異常な長さだったのもあるのかもしれないけど、1種ごとの違いが3曲目だけっていうのもそれはそれで微妙だ。 劇場盤3曲目はTeam Aによる「M.T.に捧ぐ」 ★★★★★ 初動123.8万枚 |
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もっと | aiko | 2016/3/9 | 初登場3位 売上4.2万枚 |
1.もっと 2.問題集 3.半袖 編曲はOSTER project(1,3)とKano Kawashima(2)で4作連続。「もっと」はドラマ『ダメな私に恋してください』主題歌。ドラマではED付近のBGM扱いなので当初あまり印象に残らなかったが、もっともっと〜♪の歌いだしは終盤になる頃には耳に残るようになった。CDでもこの部分が歌い出しに配置されているのでこれがサビかと思いきや、サビは別にあり、このパートはサビの締めの部分として構成されている。サビの歌い出しがあまり盛り上がらないというか複雑な感じなので、サビ終わりのもっともっと〜♪にシングルA面らしさが集約されている。島田昌典から新進気鋭のアレンジャーに変更し、バラード系を減らすようになったのは、自身が年取ってバラードばかりになるのは嫌だと思ったとも発言するようになってきて、なんとなくマンネリ感とベテランらしいどっしりした風格が出過ぎるを回避して軽快さを前に出したい意向があるのかなと勝手に思っていたし、実際今までより軽快になったなと思ったんだけど、思ったよりもその鮮度が落ちるのが早かった。アレンジャー変わったけどそんなに変化を感じないというリスナーの方が多かったみたいだし、実際もうすっかりいつものaikoという感じに聞こえる。もっともっと〜♪以外の部分はどうにもあまり印象に残らないし、C/W2曲もいつものaiko以外の印象が浮かばず、さすがにここまでのキャリアになると安定している以上の事は求めるよりは安定を安定として受け止めて満足した方が幸せになれそうだ。 ★★★☆☆ 初動3.5万枚 |
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Re:Re: | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 2016/3/16 | 初登場9位 売上1.6万枚 |
1.Re:Re: 元々最大のヒット作である04年の2ndアルバム『ソルファ』収録曲の再録音バージョン。アニメ『僕だけがいない街』OPタイアップによりシングル化された模様。また秋には『ソルファ』を丸々再録音する企画が進行中とのことでその先行シングル扱いにもなる。ライブでのアレンジを元に再録音したとのことだが、歌が入っている部分のアレンジはほぼオリジナル通りでそんなに変わっていない。イントロや間奏がオリジナルとはかなり変わっている…というか単純にイントロがメチャメチャ長くなってて1分40秒付近まで歌が始まらない辺りはいかにもライブアレンジっぽい。クセになる曲ではあるけどまあ12年間アルバムの人気曲だったわけで、今更シングルという感じはあまりなかったりも。 2.タイムトラベラー ★★★★☆ 初動1.1万枚 |
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チキンLINE | SKE48 | 2016/3/30 Type-D | 初登場1位 売上36.5万枚 |
1.チキンLINE 歌唱メンバーは東李苑、江籠裕奈、大場美奈(元AKB48)、大矢真那、北川綾巴、木本花音、熊崎晴香、後藤楽々、柴田阿弥、菅原茉椰、須田亜香里、惣田紗莉渚、高柳明音、谷真理佳(元HKT48)、二村春香、古畑奈和、松井珠理奈 前作はユニット名義で出したので、松井玲奈がいなくなって最初のシングル。さらには宮澤佐江も卒業に先駆けてこの曲には不参加になっている。フラメンコやラテン風の味付けがされたカッコいい系のダンスナンバーだけど…どうにも薄味。同時期にリリースされた48、46系の表題曲と並べたら明らかに印象負けしてしまうほど。唯一最大のトピックはLINEを全面導入した歌詞が展開している事だろうか…。 Type-Dのみ 共通 DVD 1.チキンLINE Music Video 以下Type-Dのみ 3.特典映像「SKE48 忘れられない大忘年会2015
-後編-」 ★★★☆☆ 初動25.7万枚 |
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帰り道 | anderlust | 2016/3/30 | 初登場91位 最高84位 売上0.17万枚 |
1.帰り道 ボーカルギターの越野アンナとベースの西塚真吾による2人組が小林武史プロデュースでデビュー。映画「あやしい彼女」主題歌。作詞作曲はボーカルの越野アンナが手掛けていてベースの西塚はベース演奏のみ、というのが変わっている。ストリングスを使わないポップな作風はまさに初期マイラバが現代に蘇ったかのようだし、サビの雰囲気は特にマイラバ。作詞作曲が小林武史/越野アンナになっているのでマイラバ成分は主に小林武史のプロデュースワークと思われる(C/W2曲には曲自体にマイラバ要素皆無)。ここ10年小林武史のピアノストリングス一辺倒の仕事っぷりへの不満・批判の声は年々強まっていたように思うけど、昨年ついにデビュー以来関わり続けたミスチルに距離を置かれ、back numberへの関与もシングル表題曲とアルバム1曲だけで深く関与はしなかった(求められなかった?)。そんな中で昨年はマイラバ1stアルバムに改めて向き合った事で、あの頃の感覚を一気に取り戻したのかもしれない。この曲に関してはあの頃のマイラバの再現を狙いすぎている感じもするけど、このワクワク感はたまらない。 2.風船 ep.1 3.A.I. ★★★★★ 初動0.05万枚 |