2016年8月発売編
あんなに好きだったサマー/GO GO サマー! | 志田サマー新井サマー | 2016/8/10 | 初登場21位 売上0.3万枚 |
1.あんなに好きだったサマー 前作から一転してしっとりしたザ・サマーミディアムバラードナンバー。2人とも存分に歌い上げていて名曲風だが、もう1つ何か足りないというか割とどこかで聞いたことのあるオーソドックスな夏の終り系バラードといった感じで残りにくい。 2.GO GO サマー! 3.あんなに好きだったサマー-Hiroki
Sagawa from Asiatic Orchestra Remix- DVD 1.あんなに好きだったサマー Music
Video 2.Making Movie 後編 ★★★☆☆ |
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世界には愛しかない | 欅坂46 | 2016/8/10 Type-A,B,C,通常盤 | 初登場1位 売上45.6万枚 |
1.世界には愛しかない 歌唱メンバーは石森虹花、今泉佑唯、上村莉菜、尾関梨香、織田奈那、小池美波、小林由依、齋藤冬優花、佐藤詩織、志田愛佳、菅井友香、鈴本美愉、長沢菜々香、土生瑞穂、原田葵、平手友梨奈、守屋茜、米谷奈々未、渡辺梨加、渡邉理佐、長濱ねる 「けやき坂46」に長濱ねる以外のメンバーも新たに加入したが、長濱は「欅坂46」とも兼任扱いになり、今作で初参加。後はそのまま全員参加しているので前作+1人という事になる。台詞から始まり、シリアスな雰囲気からサビになるとさわやかで開放的な雰囲気へ駆け抜けていく。アレンジもなかなかスリリングでカッコいいので48系列とは別の作家を投入しているのかと思ったら編曲は48系列でド王道を連発しまくっていた野中"まさ"雄一というのが意外だった。明らかに秋元康だけでなくアレンジャーも気合の入り方が違うような…。台詞導入などのギミックは1歩間違えると滑るところだけど、前作での鮮烈なイメージも手伝って斬新ながらサマになってるし、開放感のあるサビにしても前作には無かったメロディーの良さも感じられる。前作の次の一手という難しいところでこの上ない1曲であり、とことん注力しているのが分かる1曲。ただ愛に生きる少年期特有の極端な思い込みから世界には愛しかないと言い切ってしまうほどの過度な燃え上がりっぷりだけに、歌詞に関しては前作のように話題になることはなさそう。世界には愛以外たくさんある事を知った時の少年の心情はいかに…!?とか思っちゃう。 Type-A,B,C 通常盤のみ Type-Aのみ Type-Bのみ Type-Cのみ 通常盤のみ DVD 1.世界には愛しかない-music
video- 以下Type-Aのみ 3.石森虹花、4.尾関梨香、5.志田愛佳、6.土生瑞穂
、7.守屋茜、8. 渡辺梨加、9.渡邉理佐 以下Type-Bのみ 3.今泉佑唯、4.小池美波、5.小林由依、6.佐藤詩織、7.菅井友香、8.原田葵、9.米谷奈々未 以下Type-Cのみ 3.上村莉菜、4.織田奈那、5.齋藤冬優花、6.鈴本美愉、7.長沢菜々香、8.平手友梨奈、9.長濱ねる 配信限定のSpecial Editionは全7曲をまとめてセットにしたもの。配信では複数タイプでの配信は行われずSpecial Edition1択となっている(1曲ごとの購入は可能)。これによりカラオケバージョンは配信されていない。 ★★★★☆ |
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深海 | 東京女子流 | 2016/8/30 CD+DVD | 初登場38位 売上0.26万枚 |
1.深海-Hi-ra Mix- 先に配信限定でRoyal Mirrorball Mixがリリースされ、CDでは「CDのみ」盤にしか収録されていないが、今作はHi-raというアレンジャーによる別アレンジバージョン。今回はどっちが本バージョン(バージョン名が無表記)という事ではなく、Hi-raアレンジも松井アレンジと2バージョンあるという扱いなんだろうか。だったら2バージョンちゃんとCDに入れておいてほしかったが…。どちらかというとこのバージョンの方がリミックスっぽく聞こえるし、久々のシングルがこれというのはなんだか味気ないというか、新たな魅力が存分に発揮されているというわけでもないしなぁ…。リリースが出来ているうちは大丈夫だろうけど、そろそろ覚悟はしておいたほうがいいのかもしれない。 2.君へ-Royal Mirrorball Mix- DVD Document Movie「TGS LIVE 2016
in Taipei」 また以前は「おでかけムービー」としてそれ用に観光も行ってゆる〜いまったりムービーという感じだったが、アーティスト宣言(棒)で「おでかけムービー」も廃止され 36Pフォトブック付、CDのみ、ミュージックカードの合計4種。「CDのみ」にだけ先日配信リリースされた「深海 -Royal Mirrorball Mix-」を収録(初CD化)している。 ★★★☆☆ |
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僕はいない | NMB48 | 2016/8/3 Type-A | 初登場1位 売上36.4万枚 |
1.僕はいない 歌唱メンバーは太田夢莉、沖田彩華、加藤夕夏、岸野里香、渋谷凪咲、上西恵、白間美瑠、須藤凜々花、谷川愛梨、藤江れいな(元AKB48)、村瀬紗英、矢倉楓子、薮下柊、山本彩、吉田朱里、渡辺美優紀 パッと聞きはいつものド王道の48系アップテンポナンバーだけど、圧倒的に漂う切なさが今作の最大の特色。「いない」切なさが卒業していなくなる渡辺に重なる…ような気もするが歌詞自体はごく普通の失恋ソング。僕の隣に君がいないのではなく、君の近くに僕がいないと考える思考回路がちょっと変わっているくらいでたぶん策士家秋元康的にはそんなに力入れてないっぽい。 2.今ならば/さやみるきー Type-Aのみ DVD 1.僕はいない(ミュージックビデオ) 2.僕はいない(ミュージックビデオ
ダンシングバージョン) 以下Type-Aのみ 4.特典映像「NMB48 Live
House Tour 2016 Zepp Namba(3/30夜 - 西村愛華
卒業公演) ★★★★☆ |
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[DEATHTOPIA] | GLAY | 2016/8/3 | 初登場6位 売上4.2万枚 |
1.デストピア アニメ『クロムクロ』OP(第1クール)。先行配信ではTVサイズが無料配信もされていた楽曲。CDタイトルは[]と英字表記だが曲自体はカタカナ表記。GLAYとしてはここのところ3連続でアニメタイアップが続いていたが全部同じアニメでTERUが一貫して手掛けていた。今回はアニメ好きで広く知られているHISASHIによる楽曲。タイアップ先に合わせたのか、これまでよりもキャッチ―で気持ちいいいかにもアニソンらしいサビを持ってきつつも実にGLAYらしい王道感も漂わせるなどバランス感覚は絶妙。案外アニメ好きなHISASHIだから出来たバランス感覚なのかもしれない。 2.超音速デスティニー 3.JUSTICE [from] GUILTY(GLAY
Special Live 2013 in HAKODATE GLORIOUS MILLION DOLLAR
NIGHT Vol.1) 4.微熱Agirlサマー(GLAY
Special Live at HAKODATE ARENA GLORIOUS MILLION DOLLAR
NIGHT Vol.2) 5.黒く塗れ!(GLAY ARENA
TOUR 2014-2015 Miracle Music Hunt) 6.everKrack(GLAY
HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2016 "Supernova") 7.coyote,colored darkness(ROCK'N'ROLL
SWINDLE at NIPPONBUDOKAN) 8.WORLD'S END(GLAY ARENA TOUR
2007 "LOVE IS BEAUTIFUL") 今回いっそ全曲HISASHIのシングルにしようぜ!ということになったのか、なんと3〜8曲目も全てHISASI楽曲(「USTICE [from] GUILTY」の作詞だけTAKURO)の歴代ライブ音源。知名度が高い曲は無く、00年代以降も欠かさずシングル・アルバムを聞き続けたリスナーじゃないと知らない曲ばかり並んでいる感じになるのだろうか。ただ『rare collectives vol.2』のDISC-2でHISASHI楽曲がまとめられていた頃に比べるといい曲を書くようになったなぁと改めて思う。また「coyote,colored darkness」ではキーボードで佐久間正英が参加しており、亡くなってから2年経過して新作のシングルに佐久間正英のクレジットがあるのがなんかぐっとくるものがある。 ★★★★☆ |
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夢を追う旅人 | エレファントカシマシ | 2016/8/3 | 初登場16位 売上0.8万枚 |
1.夢を追う旅人 昨年末のアルバム『RAINBOW』で新たに関わった村山☆潤との引き続きの共同編曲(バンドではなく宮本単独)。希望溢れる前向きなロックナンバー。エレカシの旅人というと「孤独な旅人」があるが、今作は同世代に向けて今からでも行こうぜと前向きに歌いかけるような内容で「俺たちの明日」の方向性に近い。メロディーがあまり強くないので意外と残りにくいが、非常に風通しが良く、ストレートなロックサウンドも派手すぎずに聞きやすい。インタビューによれば宮本はストリングスを入れようかと考えていたが、村山☆潤が無い方がいいと主張したそうで結果正解だったとか。蔦谷好位置、亀田誠治といった07年以降に主に組んでいたアレンジャーによるシングル表題曲は派手にストリングスを入れたものが多かっただけにその感覚を新たなアレンジャーが不要だと進言したところに新たな時代を感じる。 2.i am hungry ★★★★☆ |
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金の愛、銀の愛 | SKE48 | 2016/8/24 Type-C | 初登場1位 売上32.8万枚 |
1.金の愛、銀の愛 歌唱メンバーは東李苑、江籠裕奈、大場美奈(元AKB48)、大矢真那、北川綾巴、木本花音、熊崎晴香、後藤楽々、斉藤真木子、須田亜香里、惣田紗莉渚、高柳明音、竹内彩姫、谷真理佳(元HKT48)、日高優月、二村春香、古畑奈和、松井珠理奈 ド派手なパイプオルガン風のシンセとピアノが楽曲を引っ張っていく重たいバラードナンバー。スローなのが重たさを増幅させていてかったるいので「不器用太陽」みたいにどこかでテンポアップするのかと思っていたらそのまま曲が終わった。というわけで48系列初の本格バラードA面曲。何もクソ熱い真夏にこんな蒸し暑さが増幅されるようなバラードを出さなくてもいいじゃないか。 Type-Cのみ 共通(劇場盤のみ2曲目) DVD 1.金の愛、銀の愛 Music
Video Type-Cのみ 3.ドキュメント「金の愛、銀の愛」 Type-Cのみ ★★★☆☆ |
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ラストシーン/ぼくらのゆめ | いきものがかり | 2016/8/24 | 初登場20位 売上1.6万枚 |
1.ラストシーン 映画『四月は君の嘘』主題歌。島田昌典とアレンジャーが表記されているだけで予想できるストバラ。10周年ベストを経ての1発目はド王道安心安定のストバラ。絶対にブレない安心感というよりはどうしても飽和が先に来てしまうところはあるが、別れからの始まりをここに持ってくるところは面白い。まあそれは10周年というよりタイアップ先がそういう内容だったというタイアップ職人として仕事しただけなのかもしれないけど。新しい事をやろうとするグループではないのでこれからもずっとこんな感じなんだろう。 2.ぼくらのゆめ ★★★★☆ |
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理由 | 槇原敬之 | 2016/8/24 | 初登場48位 売上0.3万枚 |
1.理由 ドラマ『はじめまして、愛しています。』主題歌。サビがほぼ裏声、リズミカルなアップナンバーだが2年前の「Fall」とどこか被るところがあり、どうもファン向けの楽曲のような閉じた印象。そろそろもう少し明るい感じのポップなのが聞きたいところだったんだけど、そういうモードではないんだろうか。しかも今回ちょうど10年前頃のような教訓路線に完全に戻ってしまったかのように情景描写ほぼ皆無で延々教訓が説明され続けるという歌詞の内容がどうも入ってこない。ありがたい真理が説明されてはいるんだけど、また自身や相手を信じるという流れで唐突に神様信じてるとか差し込まれるのも唐突すぎて「?」すぎる…。最近は「世界に一つだけの花」が短時間で制作されたというのも神様のおかげになってしまったしどうもなぁ…。 2.一歩一会 ★★★☆☆ |
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いつかの自分 | anderlust | 2016/8/24 通常盤 | 初登場71位 売上0.2万枚 |
1.いつかの自分 アニメ「バッテリー」OP。王道のストリングスポップ。今回も小林武史プロデュースなのでまあ普通に小林武史っぽいなと思ったし、クレジット上も編曲は小林武史の単独なんだけど、ストリングスを入れたのは小林武史ではなく、ボーカル越野アンナが「私が後から足したもの」とコメント。小林武史は元々入れないつもりだったということだろうか。今回も十分にいい曲なんだけど、デビュー曲が鮮烈だっただけに今回はどうしても期待以上のところには届かなかった。またシングル2作目にして早くも「スランプだった」って大丈夫なのか今後。 2.明日、春が来たら 期間生産限定盤、通常盤のみ 初回盤、通常盤のみ ★★★★☆ |
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LOVE TRIP/しあわせを分けなさい | AKB48 | 2016/8/31 Type-A,B,C,D,E | 初登場1位 売上121.8万枚 |
1.LOVE TRIP 歌唱メンバーは総選挙1〜16位の指原莉乃(HKT48/元AKB48)、渡辺麻友、松井珠理奈(SKE48)、山本彩(NMB48)、柏木由紀、宮脇咲良(HKT48)、須田亜香里(SKE48)、島崎遥香、兒玉遥(HKT48)、武藤十夢、横山由依、北原里英(NGT48/元AKB48)、向井地美音、岡田奈々、高橋朱里、小嶋陽菜(選挙時は「にゃんにゃん仮面」名義) ドラマ『時をかける少女』主題歌というメンバーが全く出演していないドラマタイアップだったが、フジの27時間テレビでAKB48が担当したコーナー「AKBの中心で愛を叫ぶ〜告れメッセージフェス」テーマソングでもあり、MVは完全にそっち寄りで制作されている。これまでの総選挙ソングはとにかく派手・派手・派手といった感じでその年を代表するような勢いと貫録を持った楽曲が用意されてきたが、今回そのような気負いが全くない普通のアイドルソング。じゃんけんシングルは出なくなって久しいが、じゃんけんシングルのような感覚だ。TVで何度か聞いただけでは全く印象に残らず、CDで何度か聞いてようやく繰り返される"ラットリ♪"を軸にして印象が固まってきた。まあ総選挙ソングという妙な気負いを捨てて身軽になったのはいいけど、ちょっとタイアップソングで無理やり複数固めた事もあってかなり存在感の無い曲になってしまったような…。 2.しあわせを分けなさい 3.光と影の日々 Type-Aのみ Type-Bのみ Type-Cのみ Type-Dのみ Type-Eのみ DVD 1.LOVE TRIP Music Video 2.しあわせを分けなさい Music
Video 3.光と影の日々 Music
Video Type-Aのみ Type-Bのみ Type-Cのみ Type-Dのみ 以下Type-Eのみ 5.しあわせを分けなさい Music
Video<Long ver.> 初回・通常の違いは初回盤はイベント参加券、通常盤は生写真が封入され、ジャケットが違うのみで、CD/DVDの内容は全て同じ。 ★★★☆☆ |
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光の破片 | 高橋優 | 2016/8/31 | 初登場13位 売上1.6万枚 |
1.光の破片 アニメ『orange』OP。コブクロの「未来」が実写版に続いてアニメのEDにもそのまま起用されている作品なのでまたストバラかと思っていたら、久々の弦不使用のポップロック系ナンバー。この曲だけでなく、あの弾き倒しバイオリンが今作には1曲も入っていない。普段はまくしたてたり、がなりたて気味に歌うことが多い中で、サビでもそこまで声を張らずにやや細めに綺麗に歌っているため、むしろここ最近のストバラ路線よりも新境地というか異色に聞こえる。衝撃はあまり無いけど新しい曲だとは思う。 2.TOKYO DREAM 3.誰かの望みが叶うころ 4.視力検査/メガネツインズ(高橋優&亀田誠治) ★★★☆☆ |
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walk on Believer♪ | 豊崎愛生 | 2016/8/31 | 初登場25位 売上0.5万枚 |
1.walk on Believer♪ 王道の陽気でポップなロックナンバー。期待以上というところはここのところあまりなかったけど、アルバムは良かったしそれに続く今作は期待以上だった。よく見たら演奏メンバーには入っていないものの作詞作曲編曲の橋口靖正ってGOING UNDER GROUNDのサポートキーボードにして現在は共同編曲者にも名を連ねている人じゃないか。 2.マイカレー ★★★★☆ |