Singles 2002〜2006
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 僕が地球を救う〜Sounds Of Spirit〜 | 松尾潔、SOS | SOS | 鷺巣詩郎 | 17thシングル 最高10位 売上6.6万枚 |
2 | 抱きしめて | TAKE | TAKE | 松浦晃久 | 18thシングル 最高16位 売上2.7万枚 |
3 | My Gift to You | 小山内舞、SOS | SOS | SOS | 18thシングル両A面曲 CHEMISTRY提供曲セルフカバー |
4 | Sing a Song | TAKE | TAKE | YANAGIMAN | 19thシングル 最高26位 売上1.2万枚 |
5 | 琥珀の月 | 小山内舞、TAKE | KO-HEY | SOS | 20thシングル 最高23位 売上1.8万枚 |
6 | Smile Again | 小山内舞、TAKE | KO-ICHIRO | SOS | 21stシングル(限定) 最高8位 売上1.3万枚 |
7 | 最後の夜明け | TAKE | KO-HEY | SOS | 22ndシングル 最高16位 売上1.0万枚 |
8 | December | 宇多丸 | 松本良喜 | SOS | 23rdシングル(24th同発) 最高23位 売上1.2万枚 |
9 | 街に愛があふれて… | TAKE | KO-ICHIRO | SOS | 24thシングル(23rd同発) 最高25位 売上1.0万枚 |
10 | happypeople | SOS、小林夏海 | SOS | SOS、 spam=KASUGAI |
26thシングル 最高23位 売上1.0万枚 |
11 | 誰かが君を想ってる | SOS | SOS、土肥真生 | 土肥真生、SOS | 27thシングル 最高29位 売上0.7万枚 |
12 | もう一度夜をとめて | 秋元康 | 崎谷健次郎 | 土肥真生 | 27thシングル両A面曲 崎谷健次郎のカバー |
13 | soul river | SOS | SOS | SOS | 28thシングル 最高33位 売上0.5万枚 |
14 | How We Do It!!! | SOS | SOS、知念輝行 | SOS | 29thシングル(カット) 最高54位 売上0.2万枚 |
<BONUS TRACK> | |||||
15 | SONG#01 | SOS | SOS、益田トッシュ | SOS | 新曲 |
※03年以降シングル200位以内データ
リリースデータ
2006年12月13日 | 初登場43位 | 売上0.6万枚 | Produced by 松尾“KC”潔(1〜6)、Skoop On Somebody(7〜15) | SME Records |
メンバー
Vocal | TAKE |
Keyboard | KO-ICHIRO |
Drums | KO-HEY |
Skoop On Somebody2ndシングルコレクション。『Singles 2002〜1997』の続編で、前回はショートバージョンだった「僕が地球を救う〜Sounds Of Spirit〜」をフルで再度収録。前回と逆でリリース順に06年までのシングルを収録している。Skoop On Somebody+SOUL'd OUT名義でリリースした25thシングル「Dot To The Dot」と29thシングルの両A面曲で和田アキ子とデュエットした「(Everything will Be) All Right」のコラボ2曲が未収録。今回はラストに新曲が収録されている。ブックレットは前回と同じ体裁で全体解説と各曲解説が記載されているが、今回は中西豪士が担当。また新曲の解説のみ記載されていない。同時発売で『Singles 2002〜1997』と今作をセットにして全PVを収録したDVD2枚をセットにした『Singles 10years Complete Box』が限定発売されている。この後、09年4月にKO-HEYが心身の疲れを理由に無期限で活動を休止。2人で活動を継続していたが2011年2月になってそのまま脱退を発表したことで正式に2人組となっている。
当初は売れなかったが、R&Bを貫き、やがて時代が彼らに追いついてヒットを飛ばしたのが前作まで。CHEMISTRYへの提供でさらに知名度を上げてR&Bシーンを引っ張って定着していくのかと思いきや、R&Bにこだわらない活動を展開している。ゴスペル調だったり、イメージにないコラボを展開したりと、枠にとらわれずに色々とチャレンジしているとも言えるし、やや迷走したともいえる。一定の人気は保ったものの、今作終盤では極端に人気を落としてしまい、今作も売上が激減してしまったが、その境になっている10,11がアニメタイアップだったというところはソニー典型アニメパターンの真逆をいっている。特に「happypeople」は当時ヒットを飛ばしていた「BLEACH」タイアップだった。少し方向は違うが「僕が地球を救う〜Sounds Of Spirit〜」にも並ぶような彼らのシングルの中でも1つ抜けてポップな曲調である(ややHIP HOPっぽいノリもあるけど)。アニメタイアップがそんなに相性が悪いのだろうか。中盤までにかけての印象は毎回色々やりすぎてなんだかハッキリしないが、終盤の「soul river」は勝負曲的な気合入ったバラードだし、「How We Do It!!!」はバンド全開でピアノとドラムが大活躍するアップナンバー。これはむしろバンドを始めた初期衝動のような曲で、これまでのシングルとしては異色なナンバーではあるが、新曲と共に色々なチャレンジを経て、新たなステージに立ったようなスッキリした感じがある。終盤の印象はけっこう良かった。全体的に今作ではR&Bにこだわらなくなったせいか、メンバーの担当楽器が以前よりも前面に出ており、特に以前は打ち込みでもいいような軽いリズムを刻んでいたドラムがけっこう派手に鳴っている曲も多い。ライナーでも3人の一体感や絆などを押し出しているのだが…3年後にドラマーがいなくなってしまうことを考えると何だか悲しくなってくる。
『Singles 10years Complete Box』
印象度★★★☆☆