SMAP 005
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ギョーカイ地獄いちどはおいで | 川村結花 | 川村結花 | 鈴木宏昌 | |
2 | 失くしたり見つけたりのEveryday | 相田毅 | 谷本新 | CHOKKAKU | 中居メイン(サビは全員) |
3 | $10[MOD MIX] | 林田健司, 森浩美 |
林田健司 | 林田健司, CHOKKAKU |
10thシングル 最高5位 売上31.7万枚 Remix |
4 | 少し辛い永遠 | 森浩美 | 長岡成貢 | 長岡成貢 | |
5 | スポーツしよう | 戸沢暢美 | 西村麻聡 | 松下誠 | 草g・香取 |
6 | 涙もろいWoman | 戸沢暢美 | 南佳孝 | 鳥山雄司 | 森・稲垣 |
7 | いつだって愛し過ぎてしまう | 山本英美 | 山本英美 | CHOKKAKU | |
8 | 最後の冬の日 | 相田毅 | 岩田雅之 | 岩田雅之 | |
9 | 君が何かを企んでいても | 森浩美 | 楠瀬誠志郎 | 長岡成貢 | |
10 | ひとりぼっちのHappy Birthday | 久保田洋司 | 久保田洋司 | 清水信之 | 木村・稲垣 |
11 | 君色思い[Remix Version] | 林田健司 | 林田健司 | CHOKKAKU | 11thシングル 最高5位 売上25.9万枚 Remix |
12 | エピローグ | 川村結花 | 鈴木宏昌 | インスト |
コーラスアレンジ:椎名和夫(1)、佐々木久美(2,7)、松下誠(4,9,11)、 Remixed by TETSUYA ISHIKAWA(3)
リリースデータ
1994年2月2日 | 初登場2位 | 売上25.1万枚 | Produced by JOHNNY H.KITAGAWA | ビクター |
メンバー
中居正広 |
木村拓哉 |
稲垣吾郎 |
森且行 |
草g剛 |
香取慎吾 |
SMAP5thアルバム。前作から7ヶ月でのリリース。前作にスルーされた「はじめての夏」、前作以降にリリースされた「君は君だよ」の2シングルは未収録(オリジナルアルバム未収録)。「$10」「君色思い」の2シングルが収録され、2曲ともアルバムバージョン。「$10」は曲が始まるまでの1分ほどが完全なリミックスとなっている(曲が始まるとほぼシングルと同じ)。逆にRemix Versionとされている「君色思い」は多少の音の追加やミックスの変更程度に留まっている。前作で6人全員のソロ曲があったせいか、今回はソロパートやデュエットなどはあるが、完全なソロ曲は1曲も無い。「$10」が当時の最高ヒットを記録し、今作も前作から倍近い上昇となった。
1曲目からジャズ系ピアニストの鈴木宏昌がアレンジを担当し、これまでよりもかなり豪華なアレンジで幕を開ける。全体的に洋楽志向が強く、カッコイイ仕上がりになってきている。次回作以降は海外ミュージシャンを起用してさらに豪華さと大人っぽさを増すのでその前哨戦のような内容である。「失くしたり見つけたりのEveryday」ではサビ以外を中居が1人で歌っている中居メイン曲で、他の曲でもソロパートがあり、1人大活躍しているのが目立つ。
ベテラン作家として確固たる地位を築いていた筒美京平や馬飼野康二、アレンジャーでも船山基紀やバンドサウンド系の楽曲を索引した土方隆行の起用を止めて、彼らより若かったCHOKKAKUや長岡成貢を継続起用したり、当時デビュー1年前のド新人にして後の「夜空ノムコウ」作曲の川村結花をいち早く起用し、林田健司、南佳孝、山本英美、楠瀬誠志郎、久保田洋司らソロで活躍する決してヒットチャートで有名だったわけではないが通好みのシンガーソングライターを次々と起用した辺りのセンスも含めて、80年代からの流れが完全に払拭されたことも感じる1作。
印象度★★★★☆