We are SMAP!
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | We are SMAP!-Funky Lude- | 久保田利伸 | 久保田利伸 | 柿崎洋一郎 | |
2 | SWING | 西寺郷太・ 谷口尚久 |
谷口尚久・ 西寺郷太 |
Rob Mounsey | |
3 | 僕の素晴らしい人生 | 森大輔 | 森大輔 | 森大輔 | |
4 | そっと きゅっと | 麻生哲朗 | 久保田利伸 | 山木隆一郎 | 44thシングル 最高1位 売上13.9万枚 |
5 | Trust | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | |
6 | FEEL IT | SONG SOO
YUN・ HAN JAE HO・ KIM SEUNG SOO |
HAN JAE
HO・ KIM SEUNG SOO |
HAN JAE
HO・ KIM SEUNG SOO・ HONG SEUNG HYUN |
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7 | GAIAにおねがい | ティカ・α | 永井聖一 | ティカ・α、永井聖一、 真部脩一、西浦謙助 |
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8 | ひなげし | 萩原和樹 | 萩原和樹 | 森俊之 | |
9 | 短い髪 | 麻生哲朗 | 田中潤 | 宗像仁志 | |
10 | Magic Time | 山口一郎 | 山口一郎 | 冨田謙 | |
11 | Love&Peace Inside? | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 45thシングル『This is love』(SB Versionのみ)C/W(カット) |
12 | We are SMAP!-Bounce Lude- | 久保田利伸 | 久保田利伸 | 柿崎洋一郎 | |
13 | SMAPのポジティブダンス | 鈴木おさむ | 石野卓球 | CMJK | |
14 | Going Over | RIP SLYME | RIP SLYME | RIP SLYME | |
15 | Cry to the Smile | 森内優希・zopp | Daniel Powter | 清水俊也 | |
16 | We are SMAP! | 太田光 | 久石譲 | 久石譲 |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Memory〜June〜 | N.マッピー・宮下昌也・宮下浩司 | N.マッピー・宮下浩司・宮下昌也 | N.マッピー・宮下浩司 | 中居ソロ |
2 | 君のままで… | 小林光明 | David Foster/Kara Dioguardi | 中西亮輔 | 木村ソロ |
3 | 愛や恋や | 矢吹香那 | 矢吹香那 | 長岡成貢 | 稲垣ソロ |
4 | 帰って来たヨッパライ | ザ・フォーク・パロディ・キング | 加藤和彦 | DJパロディ・キング | 草gソロ ザ・フォーク・クルセダーズのカバー |
5 | No Way Out | LOVE PSYCHEDELICO | LOVE PSYCHEDELICO | LOVE PSYCHEDELICO | 香取ソロ |
ストリングスアレンジ:村田泰子(1)
リリースデータ
2010年7月21日 | 初登場1位 | 売上26.8万枚 | Sound Producer:Kohji Mikami | ビクター |
メンバー
中居正広 |
木村拓哉 |
稲垣吾郎 |
草g剛 |
香取慎吾 |
SMAP19thアルバム。今回初めてナンバリングが無い(017以降タイトル表記が無くなったものの、インスト曲で017〜019を示していた)。また恒例のインスト曲も無い。代わりに1分に満たない曲(1,12)が2曲収録されている。全体的な構成は016以降と同じで、豪華な提供陣による本編DISCとソロ曲DISCの2枚組。「GAIAにおねがい」は相対性理論メンバーが全員参加しており、「Magic Time」はサカナクションのボーカルが提供、「SMAPのポジティブダンス」作曲の石野卓球は電気グルーヴである。「そっと きゅっと」の両A面曲だった「スーパースター★」は未収録。「Love&Peace Inside?」は8月に発売されたシングル「This is love」のSB VersionのみのC/Wとしてカットされている。また「SWING」と「愛や恋や」にはNYのミュージシャンが演奏を担当。006〜012まで参加していた彼らSmappiesは実に12年ぶりの登場となった。
DISC-1
016以降、主に国内の有名ミュージシャン(それも普段あまり提供しないような人たちも)を起用する路線となっているが、今回はその中でもさらに豪華。個性派ミュージシャン達がそれぞれの特色を見せているものの、SMAPが歌うと全部SMAPになってそれなりにアルバムとしてまとまるから不思議だ。全体的に最近の数作の中では最も耳に残る曲も多く、長さの割には聞きやすくなっている印象。久々にSmappiesの演奏が聴けるのも嬉しい。一時期に比べると軽めの打ち込みサウンドだけでなく、生音も戻ってきている印象だ。
DISC-2
今回特に聞きやすくなったのがこのソロ曲集。前作辺りは全員が趣味に走りすぎているというか、回を重ねるごとに印象が薄くなっていたが今回はそれぞれの趣味を生かしつつもどの曲も聞きやすさがあって良い。中居は今回完全にマジに歌いとおしているが曲調がColdplayをかなり意識しており、これまでのソロ曲の中で最もカッコイイ。草gは09年5月の公園全裸泥酔逮捕事件を完全にネタにするというアイドル史上初の快挙ともいえる自虐技を披露。さらにTVで裸体を披露して問題になったことのある笑福亭鶴瓶を神様役(途中の台詞)で起用するなど徹底していて凄い。これはメンバーの中で唯一昔から「韓国」というワードを除くとソロ曲に特徴がなかった草gだから出来た曲かもしれない。おふざけ曲の多い中居や香取はまだしも稲垣や木村が歌えばかなりおかしな空気になりそうな曲だが草gが歌っても違和感は無い。
全体的に016以降の中では最高傑作というか、普通に飽きずに聞けて耳にも残る聞きやすい内容。ただ、この提供路線もこれで5作目となるのでそろそろ変化を期待したくなってきたのも確か。提供者の派手さばかりがクローズアップされるようになって、ある程度いい内容になるのは当たり前みたいな空気にもなってくるし、90年代の全盛期は当時さほど有名ではなかった作家たちから大ヒットが生まれていったことを考えると、新しい展開こそ期待したい。
印象度★★★★☆