TICKET THE MOVIE
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | タイトルバック | ||||
2 | 悲しきノンフィクション | 今井千尋 | 今井千尋 | Anything ELse | 1stシングル |
3 | トーク映像 | ||||
4 | days go by | 今井千尋 | 今井千尋 | Anything ELse | 2ndシングル |
5 | トーク映像 | ||||
6 | 風と行きたかった | 今井千尋 | 今井千尋 | 河合徹三、 Something ELse |
3rdシングル |
7 | トーク映像 | ||||
8 | 反省のうた | 今井千尋 | 今井千尋 | 渡辺善太郎 | 4thシングル ショートサイズ |
9 | レコード | 今井千尋、 大久保伸隆 |
今井千尋 | Anything ELse | 5thシングル |
10 | トーク映像 | ||||
11 | ラストチャンス | Something ELse | Something ELse | 森俊之、 Something ELse |
6thシングル |
12 | さよならじゃない | Something ELse | Something ELse | 森俊之 | 7thシングル |
13 | トーク映像 | ||||
14 | あいのうた | 今井千尋 | 今井千尋 | 森俊之 | 8thシングル |
15 | トーク映像 | ||||
16 | ウソツキ | Something ELse | 伊藤大介 | 中村哲 | 9thシングル |
17 | トーク映像 | ||||
18 | 磁石 | 今井千尋 | 伊藤大介 | 中村哲 | 10thシングル |
19 | びいだま | 今井千尋、 福本ゆみ |
今井千尋 | 深沼元昭 | 11thシングル |
20 | トーク映像 | ||||
21 | 夏のラジオ | 売野雅勇 | 今井千尋 | 西平彰 | 12thシングル |
22 | トーク映像 | ||||
23 | 国道16 | 今井千尋 | 今井千尋 | 山川恵津子 | 13thシングル |
24 | トーク映像 | ||||
25 | 少年 | 今井千尋 | 今井千尋 | 中村仁 | 14thシングル |
26 | トーク映像 | ||||
guitar playing | 伊藤大介による「風と行きたかった」ギター実演 |
リリースデータ
2003年8月27日 | 初登場12位(音楽DVDチャート) 初登場114位(DVD総合チャート) |
売上0.1万枚 | 東芝EMI |
メンバー
Vocal&Bass | 今井千尋 |
Lead Vocal&A.Guitar | 大久保伸隆 |
Vocal&A.Guitar | 伊藤大介 |
Something ELse2nd映像作品。初のDVD。1st〜14thまでのMVを全て収録したMV集。1st映像作品『Musician Life』はVHSのみで「ウソツキ」までのMVと「ウソツキ」PVメイキングやオフショットインタビュー、ライブダイジェストを収録していたが、今作はベストアルバム『TICKET』の映像盤でもあり改めてのMV集となっている。「ウソツキ」までは重複しているが全曲初DVD化。またメンバーが思い出を語るトーク映像は今作用の新規撮り下ろしで収録されている。このトークはMVを見ながら行われており、副音声で曲中のトークが収録されたトークの完全版を収録。ボーナストラックとして伊藤大介が「風と行きたかった」のギターチューニングを解説してCD音源に合わせてギター実演を行う映像を収録。この映像は自動再生されず、メニュー画面(2枚目)から選択しないと見る事が出来ない。
MV制作が一般的になった90年代後半のデビューだったためか、「ラストチャンス」前の売れなかった時期でもMV制作なしになったシングルは無く全曲しっかり収録。ただし「反省のうた」だけはショートサイズにされており中間部分をすっ飛ばして一気に最後のサビへぶっ飛ばす編集が施されている。また『TICKET』と異なり『風見鶏』収録の「国道16」「少年」までしっかり収録。この後シングル2枚で契約が終わってしまい、商品化されずじまいで終わってしまったのは残念だが、唯一の公式DVDとして貴重な記録となった。
初期は低予算感は漂うが、それ以上にメンバーがもっさりしていて売れないミュージシャン感がどうにも漂う。ブレイク以降は一気にあか抜けていき、明らかにメンバーの容姿も若返っていく。「悲しきノンフィクション」は演奏シーンメインだが、サイドの今井・伊藤は映るたびにギター弾いていたり、キーボード弾いていたりと楽器が切り替わっていて担当楽器がしっかり定まっていなかったりするのは面白い。
また今作では副音声仕様で映像を見ながらのメンバートークで思い出話が聞ける。音楽に対する姿勢やなかなか売れないことに対する迷い、『雷波少年』時の思い、そしてこれからへの思いも語られていて興味深い。ある程度は今井が仕切っているが今井もしゃべり倒すタイプではないため、副音声でのトークは3人とも映像に見入って無言になってしまうなどもう1つ盛り上がり切らず、無音時間が長くなってしまうのは惜しいところ。またこのような作品を出せるように頑張るという最後のコメントも今となっては悲しいところだが、この時点ではメンバーの意欲は失われていなかった事が分かる。
印象度★★★★★