ソナポケイズムA〜あなたのうた〜(初回盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | あなたのうた | Sonar Pocket, 一倉宏 |
織田哲郎 | Soundbreakers | 6thシングル 最高64位 売上0.3万枚 |
2 | ネバギバ! | Sonar Pocket | Sonar Pocket, 木之下慶行 |
木之下慶行 | 7thシングル 最高35位 売上0.3万枚 |
3 | 100年先まで愛します。 | Sonar Pocket | Sonar Pocket,KAY | Soundbreakers | 2nd配信シングル |
4 | 君へ… | Sonar Pocket | Sonar Pocket | Soundbreakers | |
5 | ハレルヤ!!!!!!! | Sonar Pocket | Sonar Pocket | 木之下慶行 | |
6 | 遠恋だけど逢えない時間もアイシテル。 | Sonar Pocket | Sonar Pocket, Soundbreakers |
Soundbreakers | 7thシングルC/W |
7 | Dear | ko-dai | ko-dai | NAO,KAY | ko-daiソロ |
8 | 東京 | eyeron | eyeron,KAY | KAY | eyeronソロ |
9 | さよならナミダ | Sonar Pocket | Sonar Pocket | GRP | |
10 | 青空 | Sonar Pocket | Sonar Pocket, 木之下慶行 |
木之下慶行 | |
11 | 好きだよ。〜100回の後悔〜 | Sonar Pocket | Sonar Pocket,KAY | Soundbreakers | 1st配信シングル |
12 | マイペース | Sonar Pocket | Sonar Pocket | Soundbreakers | |
BONUS TRACK | |||||
13 | Promise〜acoustic version〜 | Sonar Pocket | Sonar Pocket | Soundbreakers | 1stシングル 別バージョン 初回盤のみ収録 通常盤は「Summer Love」 |
Strings Arranged by 四家卯大(1,3,11)
※シングル200位以内データ
No | タイトル | 内容 |
1 | あなたのうた PV | PV |
2 | ネバギバ! PV | PV |
3 | 好きだよ。〜100回の後悔〜 PV(Short ver.) | ショートPV |
4 | 100年先まで愛します。 PV(Short ver.) | ショートPV |
5 | メンバーによる全楽曲ガチンコ解説&PVメイキング映像 | 全曲解説&PVメイキング |
リリースデータ
2011年1月26日 | 初登場10位 | 売上6.6万枚 | Produced by Sonar Pocket | 徳間JAPAN |
メンバー
歌い手 | ko-dai |
歌い手 | eyeron |
トラックメイカー | matty |
Sonar Pocket2ndアルバム。1stアルバム明けの「あなたのうた」までユニバーサル所属だったが、「ネバギバ!」から徳間へ移籍。移籍前の曲ながら「あなたのうた」もそのまま収録された。アルバムからの先行配信という形で配信限定で2作リリースされ、「好きだよ。〜100回の後悔〜」はレコチョクの2011年の年間ランキング(着うたではなくフルの方の部門)で堂々1位を獲得した。初回盤はPVとメンバーによる全曲解説映像を収録したDVD付。またボーナストラックが1stシングルのリメイクとなっている。通常盤のボーナストラックは新曲の「Summer Love」となっており、2パターン複数商法となっている。
「あなたのうた」の織田哲郎バージョンが配信限定で2011年夏前くらいにこっそりリリースされ、それが良かったのでグループの方にも注目してみた。1DJ2MCというスタイルではあるが、GReeeeNやファンモンとほとんど同じような音楽であり(メインでアレンジしているSoundbreakersはファンモンも手掛けている)、ラップ風味の平メロ+ひたすらキャッチーなサビメロという、ラップを取り入れたポップミュージック1本である。アレンジも着うたメインだけにそんなに凝ったものはなく、ましてやHIP HOP的な本格的なアプローチも無い。アルバム曲でコアな事をやるということも一切無く全曲が直球の歌詞に直球のメロディーのポップソングである。ここまで来ると逆に潔い。徹底的といえるほどの分かりやすい売れ線である。「あなたのうた」は久々に織田哲郎のヒット路線という感じで非常に耳に残る。また他のシングルや配信になった曲は特に印象的なサビメロで馴染みやすい。それ以外のアルバム曲もまた全て直球なので良メロが並んでいる。個人的にはそんな感じの3段階で印象に残った。分かりやすいラブソングが非常に多いが、分かりやすい直球応援歌もちょこちょこと挟んでおり、意外とギターの効いたロックテイストな曲もあったりとテンションも高い。まださほどCDでは売れていないせいか、メロウな曲ばかり求められる事も無く、バランスも非常にいいアルバムである。ファンモンやGReeeenでもたぶん同じことを書く気がするが、消費されるヒットチャートミュージックとしてこの上なく最上の出来である。個人的にはいいにはいいけど、あまりにひねりが無さすぎて後半は少々飽きてきてしまったが(後半の曲が悪いわけではない)、何も考えずに聞く分にはいい1作だったと思う。
しかしクレジットだけ見るとmatty氏の立ち位置がよく分からない。PVでは2人が歌っている背後で立ち尽くしているだけ。公式ではトラックメイカーにしてライブDJでリーダーとされている。だがクレジットでは基本的にグループ名義の作詞作曲になっており、アレンジは外部委託である。matty氏の名前は2曲ほどにギターでクレジットされているだけである。ファンモンもそうだが、そもそもにサウンド自体が、HIP HOP要素がほとんど皆無で、DJがやりそうなそれっぽいスクラッチ的な音がほぼ入っていない。DVDの中では自らもう30歳を越えていると語っており、他の2人に比べても1人だけ年長者の風格が漂っているので確かにまとめ役ではあるっぽいんだけど…。
印象度★★★☆☆