Kiss the Future
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | State of love | 松岡充 | 豊田和貴 | SOPHIA | |
2 | Maybe | 松岡充 | 都啓一 | SOPHIA | |
3 | Early summer rain | 松岡充 | 豊田和貴 | SOPHIA | 2ndシングル 最高18位 売上7.2万枚 表記は無いがアルバムバージョン |
4 | Dear my crescent moon | 松岡充 | 豊田和貴 | SOPHIA | |
5 | eye | 松岡充 | 都啓一 | SOPHIA | |
6 | Always I miss you | 松岡充 | 松岡充 | SOPHIA | |
7 | シークレットトラック 1分程度のインスト |
リリースデータ
1996年7月1日 | 初登場10位 | 売上6.8万枚 | Produced by SOPHIA | TOY'S FACTORY |
メンバー
Vocal | 松岡充 |
Guitar | 豊田和貴 |
Bass | 黒柳能生 |
Drums | 赤松芳朋 |
Keyboards | 都啓一 |
SOPHIA3rdアルバム(ミニ)。前作から8ヶ月でのリリース。3作連続でミニアルバムとなったがミニアルバムは今作が最後。96年になってからシングル2作をリリースしていたが、1stシングル「ヒマワリ」は未収録となり、「Early summer rain」のみ収録された。この曲は表記されていないがアルバムバージョンとなる。また7曲目に1分程度のインストのシークレットトラックが収録されている。今作で初のトップ10ヒットを果たした。
トイズファクトリーのシングルアルバムが2022年に配信解禁(DL/ST)された際は何故かスタジオ作品では今作のみ配信されなかったが、単に忘れられていたのかその後遅れてしれっと配信された。(限定ライブ盤『1999』は配信されず)。
前2作よりも進化していてメンバーにキーボードがいる、というのを今までよりも生かしてキーボードとギターが共存したポップでロックなサウンドが全体的に印象的。後のベスト盤やセルフカバーでは「Maybe」「eye」がチョイスされていたが、ノーマークだった1曲目の「State of love」が特にそのバランスが良くていいと思う。ただ全体的にそんなにスローな曲があるわけでもないのに捻りを加えようとこねくり回したせいなのか、「Early summer rain」以外が全部5分オーバー(バラードの「eye」は6分越え)というのはどうにも冗長に感じてしまう。松岡の歌い方も同様でかなり癖が強く、エフェクトをかけてみたりとどうにも落ち着かない。変幻自在といえば聞こえはいいが、もうちょっと普通に歌ったほうが良かったのに…。ある意味では急成長著しかったバンドのアイデアが溢れだしまくりな1作…ともいえる。あとなんで大事な1stシングルにしてライブでは毎回この曲の披露時にはファンがヒマワリを持参して掲げるというほど重要な1曲になった「ヒマワリ」を入れなかったのだろうか。もったいない。
印象度★★★☆☆