BALLADE 2 '83〜'86

DISC-1
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 かしの樹の下で 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS 桑田・原デュエット曲 6thアルバム『綺麗』収録曲
2 愛する女性とすれ違い 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS&藤井丈司 8thアルバム『KAMAKURA』収録曲
3 あっという間の夢のTONIGHT 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS 7thアルバム『人気者で行こう』収録曲
4 Bye Bye My Love(U are the one) 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS&リアル・フィッシュ 8thアルバム『KAMAKURA』収録曲
5 NEVER FALL IN LOVE AGAIN 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS 6thアルバム『綺麗』収録曲
6 鎌倉物語 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS 原由子ボーカル曲 8thアルバム『KAMAKURA』収録曲
7 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS 7thアルバム『人気者で行こう』収録曲
ジューシィ・フルーツへ提供 セルフカバー
8 Please! 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS&原田末秋 8thアルバム『KAMAKURA』収録曲
9 サラ・ジェーン 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS 6thアルバム『綺麗』収録曲
10 夕陽に別れを告げて
〜メリーゴーランド
桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS〜
SOUTHERN ALL STARS&大谷幸
8thアルバム『KAMAKURA』収録曲 メドレー形式

管編曲:新田一郎(7)、弦編曲:大谷幸(6)

DISC-2
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 シャボン 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS 原由子ボーカル曲 7thアルバム『人気者で行こう』収録曲
2 JAPANEGGAE(ジャパネゲエ) 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS&矢口博康 7thアルバム『人気者で行こう』収録曲
3 Melody(メロディ) 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS 8thアルバム『KAMAKURA』収録曲
4 女のカッパ 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS 7thアルバム『人気者で行こう』収録曲
冒頭の虫の声が演奏とほぼ同時に入るオリジナルと異なり演奏より5秒早く入る
5 Long-haired Lady 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS 8thアルバム『KAMAKURA』収録曲
6 EMANON 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS 18thシングル(アルバム同発) 最高24位 売上7.4万枚
7 星空のビリー・ホリディ 桑田佳祐 桑田佳祐&
八木正生
SOUTHERN ALL STARS&八木正生 8thアルバム『KAMAKURA』収録曲
8 悲しみはメリーゴーランド 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS&大谷幸 8thアルバム『KAMAKURA』収録曲
9 旅姿六人衆 桑田佳祐 桑田佳祐 SOUTHERN ALL STARS 6thアルバム『綺麗』収録曲
10 Dear John 桑田佳祐 桑田佳祐&
八木正生
八木正生 7thアルバム『人気者で行こう』収録曲

管弦編曲:八木正生(5)

※シングル200位以内データ(05年再発加算)

リリースデータ

1987年6月21日(CD)
1987年6月21日(CT)
1998年6月25日(CD)
最高1位
最高1位
初登場86位、最高55位
売上14.8万枚
売上12.2万枚
売上3.3万枚(300位集計)
Produced by SOUTHERN ALL STARS
Co-Produced by 高垣健
ビクター

メンバー

Vocals,Guitars 桑田佳祐
Guitars,Vocals 大森隆志
Bass,Vocals 関口和之
Purcussions,Vocals 野沢秀行
Keyboard,Vocals 原由子
Drums,Vocals 松田弘

サザンオールスターズ2ndバラッドベストアルバム。85年の『バラッド'77〜'82』の続編として発売された。バラッドだと「Ballad」のはずだが今作の表記は「Ballade=バラード」とされている。CDとカセットで発売され前作同様にレコードでは発売されていない。前作以降の3作のアルバムから選曲されている。現存するサザンのベスト盤では唯一ここでしか聞けないシングル曲が1曲も無い(発売時点でもアルバム初収録曲は1曲も無かった)。リリース当時は活動休止中だったためか、バラッドシリーズの中で唯一ジャケットやブックレットにメンバーの写真が使用されていない。また何故かメンバーのクレジット順がいつもと異なる。98年に前作と一緒に再発されておりこれが現行盤。87年盤はジャケットが分厚いサイズになっているが、98年盤は通常の10mmサイズの2枚組ケースになっている。リマスタリングはされていないが、多少の音量調整は施されているようだ。集計範囲が100位以内だった時代には98年に1週、00年に2週の3週しかランクインしていなかったが、03年以降300位以内集計になってからは300位以内に03,04,08,13年にロングヒットして登場しており累計を伸ばしている。実際の売上枚数はもっと高いと思われる。

じっくり聞くとそれなりにいい曲は並んでいるんだけどシリーズの中でも圧倒的に地味な感は否めない。収録範囲がアルバム3枚分と非常に狭いので単にバラード中心に3作(4枚)を再編集したような内容だが、3作のオリジナルアルバムを聞いた時とはだいぶ印象が異なるのが今作の魅力か。3作のアルバムではコンピューターサウンドを前面に打ち出した曲の印象が強くなりがちだが、今作は全体の音がおとなしいバラードばかりなので埋もれがちだった曲がピックアップされているという側面はあると思う。ただいかんせんここでしか聞けない曲が1曲も無いので、リスナー以外はぶっちゃけ現存するサザンのアルバムの中では今作だけは無視しても特に問題が無い

「女のカッパ」の冒頭の虫の声のSEが前倒ししたみたいに5秒ほど先行して単独で鳴っているという超細かい違いはあるものの、基本的に3作のオリジナルをリマスター盤で聞いた方が音も格段にいい。オールドファンの間では現在も大事にされている時期だが、若いファンにとっては自分から聞きに行かない限りはこの時期の曲はことさらピックアップされる機会も無いので特に『海のYeah!!』→『バラッド3』からの流れで次の1作として聞くと恐ろしいほどに地味に聞こえると思う。

B00005GXM798年盤  B00005I7HQ87年盤  

印象度★★☆☆☆

戻る