ISM
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | SPHERE-ISM | 真崎エリカ | 渡辺和紀 | 渡辺和紀 | |
2 | CHANCE! | 松井洋平 | 中村瑛彦 | 中村瑛彦 | 18thシングルC/W |
3 | vivid brilliant door! | 田淵智也 | 田淵智也 | 古川貴浩 | 17thシングル 最高16位 売上0.8万枚 |
4 | Miracle shooter | 平朋崇 | 南田健吾 | 南田健吾 | 19thシングルC/W |
5 | &SPARKLIFE | 中村彼方 | オオヤギヒロオ | 山下洋介 | |
6 | 一分一秒君と僕の | HoneyWorks | HoneyWorks | HoneyWorks | HoneyWorks meets スフィア シングル 最高9位 売上1.4万枚 |
7 | LOST SEASON | 畑亜貴 | 向井健太 | 向井健太、田熊知存 | |
8 | 愛に出会い恋は続く | HoneyWorks | HoneyWorks | HoneyWorks | HoneyWorks meets スフィア シングルC/W |
9 | 夕立の欠片 | 真崎エリカ | EFFY | EFFY | 16thシングルC/W |
10 | イマジネーションは終わらない | 結城アイラ | 中土智博 | 清水哲平 | 17thシングルC/W |
11 | 情熱CONTINUE | 畑亜貴 | 山口朗彦 | 山口朗彦 | 16thシングル 最高9位 売上0.9万枚 |
12 | My Only Place | 結城アイラ | 高橋諒 | 高橋諒 | 19thシングル 最高20位 売上0.6万枚 |
13 | DREAMS,Count down! | 畑亜貴 | Kon-K | Kon-K | 18thシングル 最高8位 売上0.9万枚 |
14 | キミ想う旋律 | rino | rino | 長田直之 |
Strings Arrangement:cake,setsat(6)、田熊知存(7)、堤博明(8)
リリースデータ
2017年2月1日 | 初登場11位 | 売上0.97万枚 | Produced&Directed by 伊藤善之 | Glory Heaven(Lantis) |
メンバー
寿美菜子 |
高垣彩陽 |
戸松遥 |
豊崎愛生 |
スフィア5thアルバム。ベスト盤から2年、オリジナルアルバムとしては2年7ヵ月ぶり。前作以降のシングル4作と"HoneyWorks meets スフィア"名義でリリースした1作の合計5作のシングルからC/Wまで全曲収録。このため新曲は4曲となる。完全生産限定盤はフォトブック付属、リード曲「SPHERE-ISM」のMV、MVやジャケ写などの撮影メイキング、Sphere Fes.2016ダイジェストとメイキング、シングル4作のメイキングを収録したBlu-ray付。初回盤はリード曲「SPHERE-ISM」のMV、撮影メイキングまでを収録したDVD付。3rd、4thでは完全生産限定盤と初回盤のBDとDVDの収録内容が異なっていたが、今回は2nd以来の上位互換となっている。また3月4日になり、今作リリース後のツアー終了を持って、2019年の10周年まで充電期間と称して音楽活動を停止すると発表されたため休止前の最終作品となった。この期間はスフィアとしてのリリースやライブを行わないが、スフィアとして行っているレギュラーのラジオ番組やソロでのそれぞれの音楽活動は継続するとしている。
前作の時点で既にマンネリの気配が漂いつつあり、以降のシングルも「DREAMS,Count down!」は新鮮だったがそれ以外はド王道、先行シングルとなった「My Only Place」は逆にド・バラードすぎてシングルにしては…という感じでC/Wの方がむしろ開き直っている感じがあったけど、アルバムにしてみたら不思議な事にかなり見事にまとまっていて好感触。シングルよりも新鮮かつスフィアらしい元気ナンバー「SPHERE-ISM」がリード曲として存在感を発揮していて新曲が4曲しかない中で十分な役割を果たし、前半は押せ押せの元気ナンバーをこれでもかと連投。落ち込む隙を与えないほどのひたすら前だけ向いているような陽の空気が全開。もしかして過去最高なんじゃないかというほどの勢いを見せる。後半はバラエティ豊かになり落ち着いた曲や少し変わった曲も出てくる。既出曲ばかりだが、「vivid brilliant door!」や「情熱CONTINUE」を越えるような勢いの楽曲や逆に少し変わった曲調などC/Wで色々やっておいたのがアルバムとしてまとめた時にうまいこと作用した感じ。
一方でHoneyWorks主体で作られた「一分一秒君と僕の」で急にパワーがガクンと落ちた感じがするんだけどこれは制作体制が異なるせいだろうか。HoneyWorks制作の2曲だけが生音(バンド+ストリングス)編成で、あとはほぼ全面的に打ち込み(曲によってはAll Instrumentsのクレジットすらなく、ストリングアレンジがされた「LOST SEASON」にはストリングス演奏の表記が無い始末)なので、さりげにけっこうリズム周りの音が軽いんだけど、その辺は勢いで乗り切っている。むしろ楽器ごとにミュージシャンを招いて演奏したHoneyWorks制作の生音2曲の方が音が引っ込んでいて迫力が無いという…。"HoneyWorks meets スフィア"名義はシングルで聞いていた時はいつものスフィアとあまり変わらないと思ったけど、アルバムで並べるとかなり雰囲気が異なっているのが分かった。
完全生産限定盤(BD+フォトブック)付 初回盤DVD付 通常盤
印象度★★★★☆
2017.4.9更新