シャッフル-Precious 4 Stars-
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 原曲、備考 |
1 | ディライト/高垣彩陽 | 田村歩美 | 田村歩美 | 田村歩美 | 豊崎愛生 10thシングル |
2 | Futurism/寿美菜子 | mavie | 藤田淳平 | 藤田淳平 | 高垣彩陽 11thシングル |
3 | 光のフィルメント/戸松遥 | riya | 菊地創 | 菊地創 | 高垣彩陽 2ndシングル |
4 | 産巣日の詩/高垣彩陽 | 辛矢凡 | 神前暁 | 神前暁 | 戸松遥 3rdシングル |
5 | Startline/戸松遥 | 田中琴乃 | 渡辺拓也 | 渡辺拓也 | 寿美菜子 2ndシングル |
6 | I wanted to do/豊崎愛生 | 寿美菜子 | NAZUNA | NAZUNA | 寿美菜子 3rdアルバム『emotion』収録曲 |
7 | ラブローラーコースター/寿美菜子 | やしきん | やしきん | やしきん | 戸松遥 3rdアルバム『Harukarisk*Land』収録曲 |
8 | save my world/高垣彩陽 | 寿美菜子 | 中野ゆう | 中野ゆう | 寿美菜子 12thシングル |
9 | こいのうた/豊崎愛生 | 荒巻修久 | 荒巻修久 | 齋藤真也 | 戸松遥 4thシングル |
10 | ハニーアンドループス/寿美菜子 | 仁科亜弓 | 古川貴浩 | 古川貴浩 | 豊崎愛生 15thシングル |
11 | たからもの/豊崎愛生 | mavie | 末光篤 | 末光篤 | 高垣彩陽 3rdシングル |
12 | Uh-LaLa/戸松遥 | つじあやの | つじあやの | 関淳二郎 | 豊崎愛生 13thシングル |
リリースデータ
2022年1月26日 | 初登場36位 | 売上0.2万枚 | MusicRay'n(ソニー) |
寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生シャッフルカバーアルバム。ミュージックレインCDコレクション企画第2弾。事務所ミュージックレイン所属でスフィアとしても活動する4人がソロ名義でのお互いの曲をカバーしあう企画作品でスフィア名義ではなく4人の個人名義を50音順で並べた形となっている。それぞれがそれぞれに歌ってほしい曲をリクエストしつつ各自から1曲ずつ選曲した3曲をカバーしている。「save my world」「Futurism」はそれぞれ本人のアルバムにはまだ未収録でカバーが先にアルバム収録される事態となった(「Futurism」は高垣彩陽のベストアルバムにタイアップメドレーで収録されたのみ)。
ミュージックレインCDコレクション企画第1弾は後輩TrySailやHoneyWorksも選曲されているMIX CD『ミュージックレイン・オールスターMIX ”バイブル” mixed by DJ和』だったので既存音源を切って繋いだだけで各メンバーの新規参加は無かったが、今作はカバーなので各自のボーカルレコーディングが新たに行われている。しかしオケはそのまま原曲のものを使用している模様。インタビューによれば「ハニーアンドループス」は半音下げのキーに変えたとしているがオケを再録音したとは語られておらず原曲本人のコーラスが使用されている事からも機械的に下げているだけと思われる。
2015年に企画ライブではやったことがあったらしいが、ソロでのお互いの曲をカバーするという試みは4人4様なのでなかなか面白い。といってもそれぞれがこれが自分のド王道ナンバーだという曲はあまりリクエストしない傾向にあり、この曲は合うんじゃないかと思った曲を推薦しているような感じ。なので意外性があるカバーもあったが割とイメージ通りの曲も多かった。声質的にも最も歌い上げるのは高垣彩陽、曲ごとに声色を変えて変幻自在なのが戸松遥という印象があったが、この2人はたぶん何を歌わせてもそれなりに自分のものにしそうで実際そうしている。寿美菜子は寿ロックという以外にあまり方向性が無い印象なのと留学もあってソロ活動がしばらく止まっているので今回の中では最もカバーしている感が強い。豊崎愛生は声が特徴的なので高垣彩陽の歌い上げる系の曲なんかは明らかに合わないし、戸松遥の元気一杯なアイドルポップもちょっと違うだろうし、寿ロックも合わなさそうだけに各自が持っている豊崎愛生っぽい曲がちゃんと選曲されている印象。
今作では編曲し直して各自の色に作り直すみたいな手の込んだ事は全くしていない。「ハニーアンドループス」のキーを半音下げたというのも機械的に落としただけっぽいのでそういう意味ではカラオケカバー企画みたいなもので低予算ではあるんだけど、それでもこれだけハマるのはやはりお互い分かっているからというのもあったのだろう。またコーラスも原曲本人のを使いまわしているのでコーラスの多い曲ではコラボっぽくもなっている。特に最後の「Uh-LaLa」はUh-LaLaの部分やサビのカモンカモンの部分など主旋律だけどコーラス扱いになっている部分が多いのでほとんど豊崎・戸松のデュエットみたいになってて別の面白さがあった。
印象度★★★☆☆
2022.2.12更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていませんが、原曲オケ使いまわしのようなので作詞作曲編曲表記は以前のデータを基に記載しています。