ハチミツ
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ハチミツ | 草野正宗 | 草野正宗 | 笹路正徳&スピッツ | |
2 | 涙がキラリ☆ | 草野正宗 | 草野正宗 | 笹路正徳&スピッツ | 12thシングル 最高2位 売上98.1万枚 |
3 | 歩き出せ、クローバー | 草野正宗 | 草野正宗 | 笹路正徳&スピッツ | |
4 | ルナルナ | 草野正宗 | 草野正宗 | 笹路正徳&スピッツ | 12thシングルC/W |
5 | 愛のことば | 草野正宗 | 草野正宗 | 笹路正徳&スピッツ | 39th(配信限定)シングル(カット)(2014mix) 2014mixはサントラ盤『「あすなろ三三七拍子」ミュージックボックス』収録曲としてCD化もされている |
6 | トンガリ'95 | 草野正宗 | 草野正宗 | 笹路正徳&スピッツ | |
7 | あじさい通り | 草野正宗 | 草野正宗 | 笹路正徳&スピッツ | |
8 | ロビンソン | 草野正宗 | 草野正宗 | 笹路正徳&スピッツ | 11thシングル 最高4位 売上162.4万枚 |
9 | Y | 草野正宗 | 草野正宗 | 笹路正徳&スピッツ | |
10 | グラスホッパー | 草野正宗 | 草野正宗 | 笹路正徳&スピッツ | |
11 | 君と暮らせたら | 草野正宗 | 草野正宗 | 笹路正徳&スピッツ |
リリースデータ
1995年9月20日 1997年2月2日(LP) 2002年10月16日(リマスター盤) 2008年12月17日(SHM-CD) 2017年7月5日(LP) |
初登場1位 - - - 初登場24位 |
初動46.7万枚、売上169.0万枚 - - - 売上0.28万枚 |
Produced by 笹路正徳&スピッツ | ポリドール ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル |
メンバー
Vocals,Guitar Phrase on introduction of『歩き出せ、クローバー』 | 草野マサムネ |
Guitars,Electric Sitar | 三輪テツヤ |
Bass Guitars | 田村明浩 |
Drum Set,Snares,Cymbals,Shaker,Tambourine | 崎山龍男 |
スピッツ6thアルバム。「ロビンソン」が初のトップ10入りからロングヒットでミリオンセラーを記録。「涙がキラリ☆」もミリオン目前の大ヒットを記録した中で発売された。初の1位、初のミリオンヒットを記録し、オリジナルアルバムでは最大のヒット作。現在『RECYCLE』に続く2番目のヒット作となっている。初回盤はスリーブケース入り。ジャケットに登場している女性は顔が見切れており、ブックレット内でも顔を隠しているため、通常盤、リマスター盤では顔を拝むことができない。初回盤スリーブケースでのみ見切れている顔の部分が上側面に続いているため顔を拝むことができる。02年に1st〜8thまでがStephen Marcussenによるリマスター盤として再発売された。リマスター盤には新たに書き下ろされたライナーノーツ封入。08年12月には02年リマスター音源をSHM-CDとして新たに再発している。2014年にドラマ「あすなろ三三七拍子」主題歌に「愛のことば」が起用され、リミックスを施した「愛のことば-2014mix-」として配信限定でシングルカットされた。このミックスではスピッツのCDでは2017年の『CYCLE HIT 2006-2017』で初収録となった。
アナログ盤は1997年1〜7月にかけて7th〜1stアルバムの順に限定発売された。2017年にはミニアルバム含めて16作が『CYCLE HIT』と同時発売で完全受注生産限定で重量盤として改めてアナログ盤として発売された。この際は小鐡徹によるアナログ盤用の最新リマスターが施された。この際には16作全てがトップ100入りを果たした。16作の中で今作が最も高順位を記録した。
大ヒット作だからというわけではないが、非常に明るくて抜けの良いキラキラした勢い溢れる名盤。基本的にはタイトル曲「ハチミツ」からしてポップ極まる感じで、全体的にもポップな印象だけど、ライブでも定番の盛り上げチューンになったロックナンバー「トンガリ'95」の痛快さもたまらない。今作はメンバーも手ごたえが良かったらしいんだけど、次回作以降では音が暗く聞こえるとか理想の音にならないといったサウンド面での試行錯誤に突入していった事もあって、特にボーカル草野にとっては一時期前作や今作が越えられない壁になるんじゃないかと悩んでいたようだ。パブリックイメージのスピッツらしさという点でも今作が恐らく直球ど真ん中だし、1番売れたからというのを抜きにしても、オリジナルアルバムで最初に勧めるとしたらやはり今作だろうなと思う(ただ21世紀以降とか現在に近いスタイルに興味があるなら『三日月ロック』を推すけど)。
印象度★★★★★