惑星のかけら
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 惑星のかけら | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | 4thシングル 100位圏外 |
2 | ハニーハニー | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
3 | 僕の天使マリ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
4 | オーバードライブ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
5 | アパート | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
6 | シュラフ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツwith長谷川智樹 | |
7 | 白い炎 | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
8 | 波のり | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
9 | 日なたの窓に憧れて | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | 5thシングル(カット) 100位圏外 |
10 | ローランダー、空へ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
11 | リコシェ号 | 三輪徹也 | スピッツ | Instrumental(作詞・歌詞表記は無いがボーカルあり) |
リリースデータ
1992年9月26日 1997年5月5日(LP) 2002年10月16日(リマスター盤) 2008年12月17日(SHM-CD) 2017年7月5日(LP) |
100位圏外 - - - 初登場77位 |
- - - - 売上0.09万枚 |
Produced by スピッツ&高橋信彦(Road&Sky) | ポリドール ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル |
メンバー
Vocals,Guitar,Harmonica,Samba Whistle | 草野マサムネ |
Guitar,Banjo | 三輪テツヤ |
Bass | 田村アキヒロ |
Drums,Percussion | 崎山龍男 |
スピッツ3rdアルバム。タイトルは「ほしのかけら」と読む。今作以降毎年9月にオリジナルアルバム発売というのが4年続く。1ヶ月前の先行シングル「惑星のかけら」を収録。2ヶ月後に「日なたの窓に憧れて」をシングルカット。今作では終始鳴り続けているシーケンスの音(ピッポパッポ鳴ってるやつ)が停止するが、シングル盤ではこの音が急速フェードアウトするという違いがある。「リコシェ号」はInstrumentalと表記されており作詞、歌詞の記載が無いが、実際には草野によるサビのような"ゴゴッゴーリコシェ"というボーカルが入っている。セルフプロデュース(事務所社長との共同名義)、及びO社チャート100位圏外の作品は今作までとなる。チャート記録としては残っていないがメンバーによると1stから今作までの売上は下がり続けていたという。02年に8thアルバムまでがリマスター盤として再発売された。08年12月には02年リマスター音源をSHM-CDとして新たに再発している。
アナログ盤は1997年1〜7月にかけて7th〜1stアルバムの順に限定発売された。2017年にはミニアルバム含めて16作が『CYCLE HIT』と同時発売で完全受注生産限定で重量盤として改めてアナログ盤として発売された。この際は小鐡徹によるアナログ盤用の最新リマスターが施された。この際には16作全てがトップ100入りを果たした。
『オーロラになれなかった人のために』の反動なのか、1st2ndと比較してもやけにヘビーなサウンドが炸裂する初期スピッツのロックアルバム。今作の楽曲に関しては00年頃まで聞いたことが無かったので、『フェイクファー』や『ハヤブサ』でどんどんロックになっていった時期に初めて聞いて初期にもロックな時代があったのかと驚いた。エレキギターを前面に出したハードなサウンドはカッコいいしアルバムトータルでの印象はいいんだけど、他の作品に比べるとややとっつきにくさもある。シングル2作以外には「ハニーハニー」辺りは好きだけど、各楽曲の印象は他の作品に比べると少し薄い。後追いで聞いた6th以前のアルバムの中で意識していたわけではないが結果的に最後に聞いたのは正解だったなと思う。『フェイクファー』や『ハヤブサ』以降の印象もしっかりあるならそんなに違和感は感じないと思うけど『RECYCLE』辺りでスピッツのイメージが固まっているリスナーだとちょっと面食らうアルバムかなと思う。
印象度★★★★☆