名前をつけてやる
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ウサギのバイク | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
2 | 日曜日 | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
3 | 名前をつけてやる | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
4 | 鈴虫を飼う | 草野正宗 | 三輪徹也 | スピッツ | |
5 | ミーコとギター | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
6 | プール | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
7 | 胸に咲いた黄色い花 | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
8 | 待ちあわせ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
9 | あわ | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | |
10 | 恋のうた | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | インディーズアルバム『ヒバリのこころ』収録曲リアレンジ |
11 | 魔女旅に出る | 草野正宗 | 草野正宗 | スピッツ | 3rdシングル 100位圏外 |
Orchestration by 長谷川智樹(11)
リリースデータ
1991年11月25日 1997年6月6日(LP) 2002年10月16日(リマスター盤) 2008年12月17日(SHM-CD) 2017年7月5日(LP) |
100位圏外 - - - 初登場48位 |
- - - - 売上0.13万枚 |
Produced by スピッツ&高橋信彦(Road&Sky) | ポリドール ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル |
メンバー
Vocals,Acoustic Guitars | 草野マサムネ |
Electric&Acoustic Guitars,Mandoline,Backing Vocal | 三輪テツヤ |
Bass | 田村アキヒロ |
Drums,Percussions | 崎山龍男 |
スピッツ2ndアルバム。前作から8ヵ月でのリリース。1ヶ月前の先行シングル「魔女旅に出る」を収録。「恋のうた」はインディーズアルバム『ヒバリのこころ』にも収録されていた曲だがリアレンジされている。「魔女旅に出る」のオーケストラアレンジを担当した長谷川智樹と全面コラボを展開する形で次回作ミニアルバム『オーロラになれなかった人のために』が制作されることとなる。02年に1st〜8thまでがStephen Marcussenによるリマスター盤として再発売された。リマスター盤には新たに書き下ろされたライナーノーツ封入。08年12月には02年リマスター音源をSHM-CDとして新たに再発している。
アナログ盤は1997年1〜7月にかけて7th〜1stアルバムの順に限定発売された。2017年にはミニアルバム含めて16作が『CYCLE HIT』と同時発売で完全受注生産限定で重量盤として改めてアナログ盤として発売された。この際は小鐡徹によるアナログ盤用の最新リマスターが施された。この際には16作全てがトップ100入りを果たした。
いわゆる"初期の名盤"。初期3作(笹路さんと出会う前)の中では少なくとも今作はかなりダントツの1作。基本的には前作の延長っぽいシンプルなアコースティックとエレキをバランス良く生かした聞きやすいサウンドが展開しているんだけど、今作の方が各楽曲の存在感がより強くなっている。楽曲もコンパクトで合計で38分程度しか無いというのもあるが、1stと一緒に98年頃に初めて聞いた時にまず1st以上にかなり聞きやすいアルバムだなという第一印象だった。個人的に今作の中で最も印象が薄いのがシングル単独で先に聞いていた「魔女旅に出る」だったりもして、「恋のうた」とか「日曜日」とか「ウサギのバイク」とか「名前をつけてやる」とか今作には未収録になった「魔女旅に出る」C/Wの「鳥になって」とかシングルに出来そうな曲が大量にある中で、確かにいい曲ではあるんだけど何故に今作唯一のシングルが「魔女旅に出る」だったのか、聞けば聞くほどそんな思いが強くなる。スピッツ初期を『CYCLE HIT』でシングル聞くだけで済ましてしまうにはあまりにもったいなく、少なくとも今作だけでも聞くべきだと個人的には思っている。
印象度★★★★★