Best Angle for the Pianist-SUEMITSU&THE SUEMITH 05-08-(初回盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | "SUEMITSU" Here Plays Mean Piano (Duck Rock Pulsatile Remix) |
末光篤 | 末光篤 | デビューアルバム『Man Here Plays Mean Piano』収録曲 リミックス インディーズ作品をメジャーデビュー作として再発したため、公式にはメジャー1st扱いではない |
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2 | Astaire | いしわたり淳治 | 末光篤 | 末光篤 | 2ndシングル『Astaire e.p.』 最高25位 売上2.1万枚 |
3 | Allegro Cantabile | 末光篤 | 末光篤 | 末光篤 | 4thシングル『Allegro Cantabile e.p.』 最高20位 売上1.6万枚 |
4 | Sherbet Snow and the Airplane | いしわたり淳治 | 末光篤 | 末光篤 | 1stシングル 最高69位 売上0.4万枚 |
5 | It's OK (I Guess) | いしわたり淳治 | 末光篤 | 末光篤 | 新曲 |
6 | Soul Accident | 末光篤 | 末光篤 | 末光篤 | ドラマ『花嫁は厄年ッ!』サントラ 『SUITE Of "Unlucky Year for the Bride" 』収録曲 NEW MIX |
7 | Boyz, Boy Don't Cry | 末光篤 | 末光篤 | 末光篤 | 7thシングル『Boyz, Boy Don't Cry e.p.』 最高130位 売上0.07万枚 NEW EDIT |
8 | Peppermint Blue Vespa | 末光篤 | 末光篤 | 末光篤 | メジャー2ndアルバム『Shock On The Piano』収録曲 NEW EDIT |
9 | Arabesque "Melody played by great pianist" Japanese version |
いしわたり淳治 | 末光篤 | 末光篤 | デビューアルバム『Man Here Plays Mean Piano』収録曲 |
10 | Sagittarius | 末光篤 | 末光篤 | 末光篤 | 5thシングル『Sagittarius e.p.』 最高66位 売上0.3万枚 NEW EDIT |
11 | The Status Quo | いしわたり淳治 | 末光篤 | 末光篤 | 新曲 |
12 | Merry Christmas Baby | 末光篤 | 末光篤 | 末光篤 | 6thシングル『Rock a Nova e.p.』C/W NEW EDIT |
13 | Sunday'z Sun | 末光篤 | 末光篤 | 末光篤 | 3rdシングル『Sunday'z Sun e.p.』 最高110位 売上0.16万枚 |
14 | Saga | 末光篤 | 末光篤 | 末光篤 | メジャー1stアルバム『The Piano It's Me』収録曲 |
15 | Rock a Nova | 末光篤 | 末光篤 | 末光篤 | 6thシングル『Rock a Nova e.p.』 最高96位 売上0.1万枚 |
16 | Amen | 末光篤 | 末光篤 | 末光篤 | 新曲 |
17 | Irony"Bittersweet
Irony" Japanese Version |
いしわたり淳治 | 末光篤 | 末光篤 | デビューアルバム『Man Here Plays Mean Piano』収録曲 NEW VERSION |
18 | All I Want For Christmas Is You | AFANASIEFF walter n./ CAREY mariah |
末光篤 | マライア・キャリーのカバー 新録曲 初回盤のみ収録 |
※シングル200位以内データ
No | タイトル | 備考 |
1 | Irony"Bittersweet Irony"Japanese Version | デビューアルバム『Man Here Plays Mean Piano』収録曲 PV |
2 | Sherbet Snow and the Airplane | 1stシングル PV |
3 | Astaire | 2ndシングル PV |
4 | Sunday'z Sun | 3rdシングル PV |
5 | Allegro Cantabile | 4thシングル PV |
6 | Sagittarius | 5thシングル PV |
7 | Rock a Nova | 6thシングル PV |
8 | Boyz, Boy Don't Cry | 7thシングル PV |
9 | November is the Ballade(Pf ver.) | メジャー2ndアルバム『Shock On The Piano』収録曲 PV |
CM-SPOT集 |
リリースデータ
2008年12月3日 | 初登場81位 | 売上0.2万枚 | Produced by 末光篤 |
SUEMITSU=末光篤(Vocal,Piano,Chorus,Synthesizaer,Tambourine,Bell&Tubular Bell)
THE SUEMITHメンバー
Guitar(2〜15,17),Chorus(7) | 鈴木俊介 |
Bass(2,3,8,11,13),Chorus(7) | MITO |
Bass(4,14) | 三輪ジョータロー |
Bass(15) | 中尾憲太郎 |
Bass(10,12) | 小山晃一 |
Bass(6) | Sting Miyamoto |
Bass(5,9,17) | Takahashi Jun |
Drums(1〜4,6〜8,10,16,18),Tambourine(2,4,6〜8,18), Castanet(18),Sleigh Bell(18),Chorus(7) |
柏倉隆史 |
Drums(5,9,17) | 田井基良 |
SUEMITSU&THE SUEMITH初のベストアルバム。ここまでのシングル7作の表題曲全てとアルバム3作、C/Wから選曲され、新曲が3曲収録。初回盤にはマライア・キャリーのカバーがボーナストラックとして追加収録され、PVとCM集を収録したDVDが付属する。今作を持って自身のアーティスト活動を休止すると発表、それを受けてのベスト盤となった。2011年には「末光篤」名義で復帰作をリリースしているが、その間にも作家としての活動は行っていた。基本的に末光篤のソロプロジェクトであり、バンドメンバーは流動的であるがクレジットには上記メンバーがTHE SUEMITHであるとされており、それ以外の管弦楽器やコーラス等はAdditional Musiciansとして別枠でクレジットされている。
とにかく勢いのあるピアノロック。ピアノとロックサウンドを前面に押し出したサウンドはひたすら爽快。星村麻衣もユンナも一時的にしかピアノロックをやらずに違う方向へ行ってしまったのでこういうのを待っていた!というような全開のピアノロックである。ドラマ『花嫁は厄年ッ!』を当時見ていたがドラマ自体は正直記憶に無いくらい面白くなかったものの、ドラマでかかっていた「Astaire」のイントロはキャッチーで非常に耳に残っていた。メロディーとアレンジに関しては本当に天才的な才能を持った「作家」だと思う。だがしかしイマイチ売れずに休止になってしまったのはまず1つに分かりにくく長いアーティスト名&英語タイトルの連発というのもあるが、それ以上にパッとしないのがボーカルである。圧倒的なまでに声量が無くサウンドに埋もれてしまっているので前述の「Astaire」も曲よりも演奏のフレーズの方が印象に残っていたくらいである。そもそもにキーも異常に低く、高音の女性ボーカルの曲を下の地声で歌っている男性みたいなイメージである。その上に声が全体的に加工されたかのようなラジオボイスになっており、歌詞も聞き取りにくい。まさにバンドにおいてボーカルではないメンバーが、アルバムやC/Wの1曲でボーカルにチャレンジしたとか、本職がラッパーなのに無理して歌にチャレンジしたけど不慣れ、みたいな感じなので、正直せっかくのメロディーとアレンジを生かせているとはあまり思えなかった。正直このボーカルがイマイチすぎて全18曲はかなり長く感じてしまったのだが、もしボーカリストを誰かに任せていれば曲とアレンジは文句なしにいいので最高の作品になると思うし、確実にドカ売れしていたと思う。
DVDの方では風貌が明らかにYO!YO!Check it out!とか言い出しそうな怖そうなおじさんだったのにビックリ。オーディオコメンタリーがついており、そこで曲やPVの制作秘話を語っていてこれが最大の聞きどころ。語り口は丁寧で怖そうな風貌とは正反対に謙虚でいい人であり、話も分かりやすい。激しくピアノを弾きながら歌っている絵はかなり様になっているのでカッコいいのだがやはりボーカルが…。
印象度★★★★☆