DOUBLES BEST
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 原曲・投票順位 |
1 | 全力少年 | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 5thシングル 3位 |
2 | アイスクリーム シンドローム | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 13thシングル 7位 |
3 | ふれて未来を | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 3rdシングル 5位 |
4 | 藍 | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 3rdアルバム『夕風ブレンド』収録曲 2位 |
5 | 螺旋 | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 1stアルバム『夏雲ノイズ』収録曲 6位 |
6 | ボクノート | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 7thシングル 4位 |
7 | 雫 | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 11thシングル『虹のレシピ』C/W 12位 |
8 | 晴ときどき曇 | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 15thシングル 9位 |
9 | view | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 1stシングル 11位 |
10 | ガラナ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 8thシングル 8位 |
11 | 奏(かなで) | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 2ndシングル 1位 |
12 | ただそれだけの風景 | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 1stミニアルバム『君の話』収録曲 10位 |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ラストシーン | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 16thシングル 最高10位 売上1.2万枚 |
2 | ユリーカ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 17thシングル 最高16位 売上1.8万枚 |
リリースデータ
2012年8月22日 2018年1月3日(再発) |
初登場4位 | 売上6.9万枚 | Produced by スキマスイッチ | Ariola Japan Augusta Records(ユニバーサル) |
メンバー
Vocal,Chorus(1,2,5,6,8,10,12),Acoustic Guitar(1,2,8,9,11,12),Electric
Guitar(5,10), Bass(5,10,12),Drums(2,8,10,12),Piano(4),cowbell(10),Percussions(10),Hand Clap(10) |
大橋卓弥 |
Piano(1,2,3,4,5,7,9,10,11,12),Organ(4,5),Wurlitzer(5,12),Rhodes(6),鍵盤ハーモニカ(8), Other Instruments(2,510,12),Percussions(10),Hand Clap(10) |
常田真太郎 |
スキマスイッチ1stセルフカバーアルバム。1月〜3月まで実施されたファン投票で選ばれた上位12曲を2人だけでリメイクしている。「2003年7月9日のデビューから満9周年を迎え、10周年記念イヤーへ突入した」とされているが、意味が通っておらず、10年目には突入したものの9周年であり、10周年には突入していない。初回盤Aはレコーディングドキュメント映像DVD、最新2シングルを加えたボーナスCD付、初回盤BはボーナスCDのみ付属、通常盤は本編CDのみと3種発売され上位互換となっている。初回盤A,BはBlu-spec CD仕様で、さらに応募者全員にスペシャルDVDがプレゼントされる。前オリジナルアルバム『musium』を上回る売上を記録した。
2017年に事務所オーガスタがユニバーサルと業務提携した事により、ユニバーサル傘下にオーガスタレコードが設立され移籍。これに伴い2018年1月3日にライブ盤を除く全アルバムとシングルは「奏」「全力少年」「LINE」の3作のみが一斉に再発された。レコード会社移動に伴う再発で音源もそのままのため特に告知もされていない。
2人だけのセルフカバーとなっているが、基本はボーカルとピアノ、もしくはボーカルアコギとピアノ。ただし曲によっては大橋はベースやドラムも演奏、常田も打ち込みを入れて音を重ねているため2人だけで再現可能なサウンドになっているわけではない。今作をひっさげてのツアーも2人だけで行われたが、実際のその場でループさせるなど機材を駆使して再現する方法を取った(後にチャットモンチーが2人になった際に同様の手法で2人バンドを実現している)。
基本的には原曲よりシンプルになったアコースティック路線。原曲のアレンジがカッチリ作りこまれていて完成度が高いので、ブラッシュアップされたというよりかは2人だけで自由にやってみたというラフなイメージ。原曲を知っているのが前提でのシンプルな遊びといった感じ。ほとんどの曲は大きくアレンジが変わっているので歌が始まるまでは分からないし、「ふれて未来を」なんかはメロディーもかなり変えて歌っているので、聞きなれた曲でも新鮮に聴くことが出来る。「2人だけ」というイメージよりは非常に面白い作品だと思う。
ボーナスCDは最新の2シングルがそのまま放り込まれている。この2シングルは普通のシングルであり、今作に向けての2人だけというものでもなんでもないため、次回のオリジナルアルバム収録だろうと思っていたが、なぜこうなったのかは経緯がジャケット部分に手書きで記載されている。簡単に書くとシングル2作と今作はコンセプトが違うので入れたくなかったがスタッフが入れろと言うので妥協案としてジャケットに経緯を記すことを条件に別DISCとして梱包することになったという。結果的にはオリジナルアルバムではなく次が正規のベスト盤となったため改めてそのままベスト盤収録となったため、1年後にはボーナスCDに何の意味もなくなってしまった。
これは正直何故スタッフが収録を主張したのか分からない。「ビジネス的に」とされてはいるが、ビジネス的にも正直ヒットしたわけでもないシングルでしかも比較的ファン向けのセルフカバーCDに入れたってしょうがないだろうに。9周年って言ってるそばから10周年記念イヤーに突入などと異次元な表現をしてみたりと正常な判断が不可能なほどレコード会社に余裕が無いのだろうか。それともベストでつられるリスナーに現在のシングルもいいからこれからまた買ってくれという次回作へ繋げる考えがあったのだろうか(目先しか見て無さそうだからこれは無いか)。
初回盤A(DVD+CD付) 初回盤B(CD付) 通常盤 2018年再発盤
印象度★★★★☆