musium
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 時間の止め方 | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | |
2 | アイスクリーム シンドローム(album ver.) | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 13thシングル 最高6位 売上2.7万枚 |
3 | 石コロDays | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 配信シングル(2011/8/13)、15thシングルC/W |
4 | LとR | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | |
5 | ソングライアー | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | |
6 | センチメンタル ホームタウン | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 配信シングル(2011/7/9) |
7 | さいごのひ(album ver.) | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 14thシングル 最高11位 売上1.6万枚 |
8 | Andersen | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | |
9 | スモーキンレイニーブルー | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | |
10 | 晴ときどき曇 | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 15thシングル 最高10位 売上1.2万枚 CD同時発売で3作連続配信の第3弾という位置づけ |
11 | またね。 | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ |
リリースデータ
2011年10月5日 2018年1月3日(再発) |
初登場7位 | 売上4.0万枚 | Produced by スキマスイッチ | Ariola Japan Augusta Records(ユニバーサル) |
メンバー
Vocal,Acoustic Guitar | 大橋卓弥 |
Piano,Other Instruments | 常田真太郎 |
スキマスイッチ5thアルバム。前作から1年11ヵ月ぶり。前作以降の3シングルを収録。「センチメンタル ホームタウン」「石コロDays」「晴ときどき曇」は3ヵ月連続配信シングルとしてもリリースされたが、「晴ときどき曇」は同時発売でシングルCDとしても発売され、C/Wで「石コロDays」を初CD化していたため、「センチメンタル ホームタウン」のみ初CD化となる(3作とも公式サイトのDegital枠に掲載されていない)。アルバムタイトルはmuseumとmusicを合体させた造語である。前作同様に初回盤は高音質のBlu-spec CD仕様、シングル3曲のビデオクリップと楽曲解説インタビューを収録したDVD付。ビデオクリップは各シングル初回盤に収録済みだったが、「晴ときどき曇」のみはanother ending ver.という別バージョンになっている模様。「さいごのひ」でトップ10落ちするなどヒット作が出なくなってきた事もあり、今作も7位とこれまでよりも順位も売上も下がった。
2017年に事務所オーガスタがユニバーサルと業務提携した事により、ユニバーサル傘下にオーガスタレコードが設立され移籍。これに伴い2018年1月3日にライブ盤を除く全アルバムとシングルは「奏」「全力少年」「LINE」の3作のみが一斉に再発された。レコード会社移動に伴う再発で音源もそのままのため特に告知もされていない。
なかなかヒット曲が出せなくなってきて、実際リアルタイムで聞いたシングル曲は以前ほどは…という感じだったのだが、アルバムとしてまとめた時に改めて良さに気づいた。どれも聞きこむ程に味が出てくる曲だ。今作に「全力少年」のような突き抜けたアップテンポも、「奏」のような強烈なバラード曲も無い。いわゆる初期3部作では1発で残る曲が数曲ある一方で主にバラード群に安定感がありすぎる感じがあったが、今作は1曲目から12曲目まで非常に凝ったサウンドが展開。思った以上に色々な曲調が次から次へと出てきて楽しめる。アルバムのトータル感では3rd『夕風ブレンド』以上にバランスが良く、個人的には最高傑作をここに来て更新した。正直そうなるとは期待していなかったし、徐々に落ち着いて地味になってきたんじゃないかと思っていたので、まさか最高傑作に感じられるとは思っていなかった。安定感と鮮度を同時に保ち続けるというなかなか高度なところに進んでいっているように思う。
印象度★★★★★
2018.6.22修正