新空間アルゴリズム(初回盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | リチェルカ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 25thシングル両A面曲 |
2 | LINE(shinku-kan mix) | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 23rdシングル 最高16位 売上0.97万枚 |
3 | パーリー!パーリー! | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | |
4 | ミスランドリー | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | |
5 | Revival | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | |
6 | 未来花 | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 2nd配信シングル「未来花(ミライカ) for Anniversary」としてリメイク |
7 | ミスターカイト(shinku-kan mix) | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 25thシングル 最高10位 売上0.87万枚 |
8 | Baby good sleep | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | |
9 | さよならエスケープ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | 1st配信シングル、25thシングルC/W |
10 | リアライズ | スキマスイッチ | スキマスイッチ | スキマスイッチ |
No | タイトル | 備考 |
1 | LINE(Video Clip) | 23rdシングル Video Clip |
2 | ミスターカイト(Video Clip) | 25thシングル Video Clip |
3 | この闇を照らす光のむこうに(スキマスイッチver.) (2017.12.28 COUNTDOWN JAPAN 17/18@幕張メッセ国際展示場) |
Anly+スキマスイッチ= コラボシングル スキマスイッチのみでのライブ映像 |
4 | 新空間アルゴリズム(Special Interview) | メンバーによる全曲解説 |
リリースデータ
2018年3月14日 | 初登場4位 | 売上2.6万枚 | Produced by スキマスイッチ | Augusta Records(ユニバーサル) |
メンバー
Vocal,Guitar | 大橋卓弥 |
Piano,Keyboards,Chorus | 常田真太郎 |
スキマスイッチ7thアルバム。ライブ盤2作、C/W集、セルフカバーアルバムを経て3年3ヵ月ぶりのオリジナルアルバム。前作以降の2シングルから4曲を収録。24thシングルは「全力少年 produced by 奥田民生」で『re:Action』に収録済み。23rdC/Wの「ハナツ」もC/W集『POPMAN'S ANOTHER WORLD』に収録済みで、25thC/W「ココロシティ」のみがアルバム未収録となった。「LINE」「ミスターカイト」はミックス変更(shinku-kan mix)で収録。「未来花」は2人だけの演奏(ボーカルとピアノ)だが、5月になってアビイロードスタジオで現地ミュージシャンによるベース、ドラム、ストリングス演奏を加えて新たに録音したバンドバージョンの「未来花(ミライカ) for Anniversary」として配信限定でリリースされた。当初からアキュビューCMタイアップとして使用されていたが5月からはCMでの音源もそちらに差し替えになった。
初回盤はシングルのMV2作と、Anly+スキマスイッチ=によるコラボシングル「この闇を照らす光のむこうに」をスキマスイッチのみで披露したライブ映像、アルバムの全曲解説を収録したDVD付。
ファンクラブ限定DELUXE盤はEPサイズの豪華ボックス仕様で「スキマスイッチ2017ライブセレクションfor DELUXE」として7曲のライブ映像を収録したDVD付。
事務所オーガスタごとユニバーサル傘下となった事を受けてAriolaのオーガスタレーベルは閉鎖し、Ariolaにいたオーガスタ所属アーティストは全てユニバーサル傘下で新たに設立したオーガスタレコードへ強制移籍となった。ソニー傘下からユニバーサル傘下へのレコード会社移籍に伴い、Blu-spec CD 2採用ではなくSHM-CD採用へ移行となった。
前作以降、新作アルバムを出してツアーをするルーティンを破りたいと言い出してアルバムをひっさげないツアーを行ったり、リメイク企画を行ったりと新曲リリースが滞り気味となっていた。前作が『スキマスイッチ』とセルフタイトルで文字通り出し切った感じがあったので、普通にやりきって次の新作に挑むには時間が必要なんだろうなとは思っていたし、たぶん多くのリスナーが感じていたんじゃないかと思うが、企画続きの中でメンバーは新曲が書けなくなったわけではないとか、今はこういうことがやりたいんだとその都度企画内容を丁寧に説明していた。ただ今作のインタビューでは前作でやりきってすぐに新作に取り掛かれる心境ではなかった旨をあっさり語っており、結局概ねみんなが薄々思っていた通りだった模様。
今作は原点回帰が掲げられており、3連リズムで迫りくる勢いの「LINE」、静かなバラードで始まりサビだけ爽快になる「ミスターカイト」とシングル曲でかなり攻めていたのに対して、それ以外の曲は安心安定のスキマスイッチらしい練り込まれたポップソングが並ぶ安定の1作といった印象。初期3作で一旦休止してソロを経ての4thで一気に攻め、5th、6thと攻めながらも飛躍して最高傑作を更新していく勢いを感じていたが今作はシングル2曲では更なる攻めを感じるものの、後は比較的盤石なところに置きに行ったような感じ。もちろん高値安定ではあるんだけど、前2作のさらにその先を目指すよりも一旦リセットしてスキマスイッチらしさを再確認していくようなそんな印象のアルバム。少し刺激が少なくて物足りないところはあるが、1曲1曲相変わらず丁寧な作りこみで聞くごとに良さが見えていく1作になると思う。
印象度★★★★☆
2018.6.28更新