10th Anniversary Symphonic Sound of SukimaSwitch
No | タイトル | 備考 |
1 | overture | オーケストラによるインスト |
2 | ボクノート | 7thシングル |
3 | ガラナ | 8thシングル |
4 | ゴールデンタイムラバー | 12thシングル |
5 | 晴ときどき曇 | 15thシングル |
6 | 双星プロローグ | 4thアルバム『ナユタとフカシギ』収録曲 |
7 | Hello Espencially | 19thシングル |
8 | 冬の口笛 | 4thシングル |
9 | 願い言 | 3rdアルバム『夕風ブレンド』収録曲 |
10 | スカーレット | 18thシングル |
11 | 奏(かなで) | 2ndシングル |
No | タイトル | 備考 |
1 | view | 1stシングル |
2 | ユリーカ | 17thシングル |
3 | SL9 | 4thアルバム『ナユタとフカシギ』収録曲 |
4 | 全力少年 | 5thシングル |
-Encore- | ||
5 | 小さな手 | 1stシングルC/W |
6 | トラベラーズ・ハイ | 18thシングルC/W |
7 | ラストシーン | 16thシングル |
リリースデータ
2014年4月30日 | 初登場19位 | 売上0.4万枚(300位集計) | Ariola Japan |
メンバー
Vocal&Guitar | 大橋卓弥 |
Piano&Chorus | 常田真太郎 |
SUPPORT MUSICIAN | |
Guitar | 石成正人 |
Bass | 種子田健 |
Drums | 佐野康夫 |
Keyboards | 浦清英 |
Percussion | 松本智也 |
ORCHESTRA |
スキマスイッチ6thライブアルバム。3作連続のライブアルバムで前作から2ヶ月での発売。2013年12月28日に一夜限りで行われたフルオーケストラと共演した日本武道館公演の模様を全曲収録。日本武道館公演はスキマスイッチにとっても初だった。バンドメンバーは前作からドラマーが交代したのみとなっている。また前2作と異なり、今回はCDや通常盤でカットされた曲は無い。初回盤はBlu-spec CD 2仕様でドキュメント映像を収録したDVD付。1ヵ月後の5月28日にはDVD/Blu-rayによる映像作品としても同内容で発売されている。O社での初登場順位はライブアルバムの中では1stに続く2番目に高い順位となったが、売上は順位が10個下だった前作を下回っている。
スタジオ音源ではストリングスを入れまくっているスキマスイッチだが、前作のようなアリーナクラスのライブであってもサックスとトランペットを1名ずつ入れているだけだった。このためフルオーケストラ(弦楽器隊(ストリングス)だけでなく管楽器隊も含んでいる)は本人たちにとっては待望だったようだ。40名を越える大所帯を招いてのプレミア感溢れる豪華なライブ…になっているはずだったが正直CDではその良さはあまり伝わってこない。基本的には元々のCDアレンジに加えてさらにオーケストラによるアレンジを加えた感じになっているか、バンドを抑えてほぼオーケストラだけでアレンジした感じになっているんだけどとにかくくどい。元々のCDアレンジでもほとんどストリングスが入っていてうまいバランスが取れていたし、そもそも前作までのライブアルバムで別にストリングスが入ってなくてもなかったらなかったでライブならではの熱さで十分カバーしていたので問題が無かった。バランスが取れていたCDアレンジをオーケストラでさらに上積みさせまくっているのは豪華というより完全に飽和状態。歌や演奏は丁寧だし、「SL9」や「ラストシーン」のラストの演奏なんかはCDのアレンジをした時点でいずれオーケストラで是非ともやりたかったところだっただろうし聞きどころもあるにはある。ただ全体の印象はくどさが前に立ってしまい、これまでのライブアルバムの中では1番パッとしないというか伝わりにくい1作だと思う。また「小さな手」のようなレア選曲もあるものの、基本的には『DOUBLES BEST』『POPMAN'S WORLD』、そして前2作のライブアルバムでここ2年くらいで毎回のように聞かされた曲ばかりなのでさすがにちょっと飽き飽きしてきてしまう面もある。3連続のライブアルバムはどれも明確にコンセプトが異なるので、確かな違いはあるんだけど、CDで出して映像でも出して…とここまでしつこくやる必要があったのかどうか…。
印象度★★★☆☆