スキマスイッチ TOUR 2016 “POPMAN’S CARNIVAL”

DISC 1
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 POPMAN'S CARNIVALのテーマ   SukimaSwitch SukimaSwitch 新作インスト
2 晴ときどき曇 SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 15thシングル
3 LとR SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 5thアルバム『musium』収録曲
4 飲みに来ないか SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 2ndアルバム『空創クリップ』収録曲
5 かけら ほのか SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 2ndアルバム『空創クリップ』収録曲
6 時間の止め方 SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 5thアルバム『musium』収録曲
7 1+1 SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 3rdアルバム『夕風ブレンド』収録曲
8 僕と傘と日曜日 SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 6thアルバム『スキマスイッチ』収録曲
9 ソングライアー SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 5thアルバム『musium』収録曲

 

DISC 2
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 君曜日 SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 9thシングル『アカツキの詩』C/W
2 フレ!フレ! SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch C/W集アルバム『POPMAN'S ANOTHER WORLD』収録曲
3 ボクノート SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 7thシングル
4 LINE SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 23rdシングル
5 ユリーカ SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 17thシングル
6 パラボラヴァ SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 21stシングル
7 Ah Yeah!! SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 20thシングル
8 全力少年 SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 5thシングル
9 ハナツ SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 23rdシングル『LINE』C/W
[BONUS TRACK]
10 サウンドオブ SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 19thシングル『Hello Especially』C/W
11 またね
Live at 昭和女子大学 人見記念講堂(2016.7.11)
SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 5thアルバム『musium』収録曲
12 スカーレット
Live at 昭和女子大学 人見記念講堂(2016.7.11)
SukimaSwitch SukimaSwitch SukimaSwitch 18thシングル

リリースデータ

2016年10月26日 初登場27位 売上0.4万枚 Produced by SukimaSwitch Ariola Japan

メンバー

Vocal,Guitar 大橋卓弥
Piano,Keyboards,Chorus 常田真太郎
SUPPORT MUSICIAN
Guitar,Chorus 太田貴之
Bass 種子田健
Drums 村石雅行
Keyboards,Organ 浦清英
Percussion,Chorus,Guitar 松本智也
Trumpet,Chorus 田中充
Sax,Flute,Keyboards,Chorus 本間将人
Guitar,Chorus 外園一馬(BONUS TRACK)

スキマスイッチ8thライブアルバム。2016年4〜7月に開催された「スキマスイッチ TOUR2016“POPMAN'S CARNIVAL”」ツアー最終日2016年7月12日の昭和女子大学人見記念講堂でのライブの模様を収録。本編は「飲みに来ないか」の後に披露された「水色のスカート」のみカットアンコールは1曲目2曲目の「電話キ」「デザイナーズマンション」がカットされ、3曲目(最後)の「サウンドオブ」のみ収録。加えて前日の7月11日公演「1+1」と入れ替えで披露された「またね」「ボクノート」と入れ替えで披露された「スカーレット」が収録されている。カットされた「水色のスカート」と入れ替えで披露された「病院にいく」は未収録。初回盤はBlu-spec CD2仕様、DISC-3「スキマのはなしB」(MC集)が付属する。1ヶ月後の11月30日はDVD/Blu-ray『スキマスイッチ TOUR 2016 “POPMAN’S CARNIVAL” THE MOVIE』として映像でもリリースされた。こちらは「水色のスカート」はカットされたままだがアンコール2曲は収録され、ドキュメント&インタビュー映像が収録されている。11日公演の楽曲は未収録(「スカーレット」は別日の映像で収録)。

C/W集『POPMAN'S ANOTHER WORLD』リリース後のツアーだが、C/W曲だけで構成するマニアックなツアーにするのではなく、新コンセプトの全国ツアーと称してスキマスイッチ全キャリアから、ヒット曲に加え、通常のアルバムツアーでは披露されないレアな名曲の数々を織り交ぜたスキマスイッチの"LIVE(=生)"音楽の魅力を切り取ったとされている。これだけではなんだかよう分からないマニアック+ヒット曲少々のツアーみたいだが普通に新作アルバムを出してからツアーをするというルーティンに疑問を抱きそこを脱したいというメンバーの意向が強く反映されているようだ。さらに今演奏したい曲を今の感覚でリアレンジするというのも目玉の1つとしており、原曲を好きな人がガッカリするとか、なんの曲だか分からないほど大胆には変えていないものの、アレンジを随所で変えて楽曲の新たな可能性も提示。このリアレンジの感覚が、続く「produced by」によるリアレンジ展開へ連なっていく…。

新作出さずにツアーやって毎回ライブアルバム出して、この次はまたリアレンジアルバムか…と若干げんなりしかねないところだが、こういった背景を踏まえると意義深いツアーであった模様。元々スキマスイッチはライブを単に爆音の中で盛り上がるといったものではなく、演奏全体をしっかり聞かせる事に年々注力していっているような印象はあり、これまでも間奏でサポートメンバーの演奏をやたらじっくり聞かせたりとライブアレンジを適宜加えていた。単に歌中心とか盛り上げ優先ではなく、トータルで演奏をしっかり聞かせて同時に盛り上がる事をより意識したようなライブの完成度はここに来てどんどん高まっていて今作も実に聴きごたえがある。

前半はレアな曲も多く、聞かせる方に重点が置かれているが後半はアッパーな曲を連投してガツンと盛り上がっていく。年々ドS感の増していく「全力少年」演奏前の無茶ぶりなコール&レスポンスは過去の同様の演出に比べてもムチャ度が増しているが同時にファンも慣れているので双方向で完成度が増していて面白い。ツアーの特性上、ある程度はファン向けのライブアルバムではあるけどコンセプトを踏まえて聞けばスキマスイッチの進化と今やろうとしている事の可能性を感じられる1作だと思う。

スキマスイッチTOUR2016“POPMAN'S CARNIVAL初回盤  スキマスイッチTOUR2016“POPMAN'S CARNIVAL通常盤 

印象度★★★★☆

2017.1.24更新

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