Mind Travel
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Rollin' Days | 越智志帆 | 多保孝一 | 蔦谷好位置 | 2nd配信シングル 初CD化 |
2 | Beep!! | 越智志帆+jam | 多保孝一 | 蔦谷好位置 | 12thシングル 最高5位 売上2.7万枚 |
3 | Fly To The Moon | 越智志帆 | 多保孝一 | 蔦谷好位置 | |
4 | タマシイレボリューション(Extended ver.) | 越智志帆 | 越智志帆 | 蔦谷好位置 | 先行配信曲 10thシングル収録曲 |
5 | Eyes On Me | 越智志帆 | 多保孝一 | 蔦谷好位置 | 11thシングル 最高5位 売上3.7万枚 |
6 | Deep-sea Fish Orchestra | 越智志帆 | 多保孝一 | 蔦谷好位置 | |
7 | Secret Garden | 越智志帆 | 多保孝一 | 蔦谷好位置 | |
8 | Sunshine Sunshine | 越智志帆 | 多保孝一 | 蔦谷好位置 | 12thシングル両A面曲 |
9 | Morris | 越智志帆+多保孝一 | 多保孝一 | 蔦谷好位置 | |
10 | Wildflower | 越智志帆 | 多保孝一 | 蔦谷好位置 | 10thシングル『Wildflower&Cover Songs:Complete
Best 'TRACK 3'』収録曲 アルバム扱い 最高1位 売上31.5万枚 |
11 | Free Planet | 越智志帆 | 多保孝一 | 蔦谷好位置 | 10thシングル収録曲 |
12 | 悪夢とロックンロール | 越智志帆 | 多保孝一 | 蔦谷好位置 | |
13 | Only You | 越智志帆 | 越智志帆 | 蔦谷好位置 | |
14 | Ah | 越智志帆 | 多保孝一 | 蔦谷好位置 | 13thシングル(カット) 最高9位 売上2.0万枚 今作では歌詞が「Ah」しかないが歌詞をつけた「あぁ」としてシングルカット |
Basic Arrangement by 多保孝一(4,13以外)
リリースデータ
2011年6月15日 | 初登場1位 | 売上35.9万枚 | Produced by 蔦谷好位置 | ワーナー |
メンバー
越智志帆 |
Superfly3rdアルバム。6作のシングル曲、1曲の配信限定曲を収録。9thシングル「Dancing On The Fire」は未収録。震災直後に被災者へ向けて配信した「You & Me」も未収録。10thシングルは4曲入りシングル+洋楽カバーのC/W集の2枚組仕様で、C/W集の方が14曲も収録された普通のアルバムだったためO社などチャートではアルバム扱いされたが、公式上はあくまでシングルとしてカウントしている。4曲収録されたシングルのうち3曲が今作に収録されたが4曲目の「Roll Over The Rainbow」のみ未収録。「Ah」は歌詞をつけた「あぁ」として2週間後に1曲のみのシングルとしてカットされた。今作においては多保孝一は前2作同様にメイン作曲家として参加していてBasic Arrangementとして一括表記されているものの歌詞部分での作詞作曲に並ぶ編曲者としてのクレジットが無くなり、さらにギター演奏も「Rollin' Days」への参加のみとなった。Collaborated by 多保孝一のクレジットも今作には無い。50万枚を越えた前2作に対して3作連続の1位(チャート上10thシングルもアルバム扱いされたので4作連続)となったが、CD不況がさらに極まる中で50万枚を越えていた前2作を下回り、売上のピークは越えた。
時代やチャート的な問題もあっていわゆるヒットシングルというものをO社の売上という形で明確に出すことが出来なくなってしまっていたため、イマイチ売上から代表曲を判断することができないが、日本がベスト16まで進出したサッカーW杯のNHKタイアップになった「タマシイレボリューション」はやはり1つ抜けた知名度の代表曲になるだろうか。そんな「タマシイレボリューション」が間奏を変更して若干長くしたアルバムバージョンで収録された今作。今回もパワフル&ロック&キャッチーな気合の入ったナンバーが並ぶ。基本はロックな印象が強くなるが、かなり多彩なところがあり、派手だけどそんなに大作が並んでいるわけではなくこの曲数で充実しながらも1時間に届かない収録時間もあって聞きやすいのが1つの魅力だと思う。3作目にして早くも大ベテランのような圧倒的な貫禄と、絶対に外さない安心感も備わっているように思える。タイアップが多い状況でも多彩な事をやり、さらにJ-POPリスナーだけでなく、音楽ファンプロも理屈抜きで圧倒させるような魅力あふれるアルバムを作り出せる存在になるには相当なバランス感覚が要求されるが、それを満たした存在として完全に認知されるようになったというのも納得の1作だ。
印象度★★★★☆
2016.2.21更新