26/27
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ハイビート気分 | 唐沢美帆・TATSUNE | 原一博 | 原一博 | |
2 | Be Brave | 山崎あおい | 山崎あおい | 山崎あおい・hasie・宮本將行 | 6th配信シングル 初CD化 |
3 | rescue | 豊島こうき | Amber's | Amber's・小名川高弘 | 7th配信シングル 初CD化 |
4 | 噂のホクロ | 吉澤嘉代子 | 吉澤嘉代子 | sugarbeans | |
5 | 見る目ないなぁ | 杏沙子 | 杏沙子 | 荒幡亮平 | 杏沙子のカバー |
6 | きみにだけ人見知り(Home Demo ver.) | 鈴木愛理・山崎あおい | 鈴木愛理・山崎あおい | 山崎あおい・hasie・宮本將行 | 4th配信シングル(3rd同発) 初CD化 |
7 | Apple Pie /鈴木愛理×Blue Vintage | Blue Vintage(J.Speaks & Taiga),Tasuku Maeda,Ryosuke Imai | |||
8 | Let The Show Begin | JUN | 久保田真悟(Jazzin'park) | 久保田真悟(Jazzin'park) | 2nd配信シングル 初CD化 |
9 | BABY! WE CAN DO IT! | 中島卓偉 | 中島卓偉 | 中島卓偉 | 1st配信シングル 初CD化 |
10 | 真夜中のメリーゴーランド | 豊島こうき | Amber's | 福島拓人 | 5th配信シングル 初CD化 |
11 | 笑顔 | 吉澤嘉代子 | 吉澤嘉代子 | 宮本將行 | |
12 | Easy To Smile | 岩里祐穂 | 渡辺泰司 | 渡辺泰司 | 3rd配信シングル(4th同発) 初CD化 |
13 | この星のキセキ | 古山健志 | 森山輝一 | 森山輝一 | |
14 | 光(Live at Nippon Budokan 2021.10.13) | 橋口洋平(wacci) | 橋口洋平(wacci) | ライブ音源 |
Brass arrangement:久保田真悟(Jazzin'park)(8)
リリースデータ
2022年2月22日 | 初登場9位 | 売上1.2万枚 | Zetima |
鈴木愛理3rdアルバム。前作から1年2ヶ月ぶり。前作以降シングルCDのリリースは無かったが、2020年4月〜2021年11月まで配信シングルを7作発表し、全曲初CD化で収録。今作のタイトルは26〜27歳の間に発表、制作した楽曲が収録されている事に由来する(1番最初のシングルである「BABY! WE CAN DO IT!」は26歳になった同月にリリース)。「きみにだけ人見知り」は配信時のHome Demo ver.のままでオリジナルバージョンは発表されていない。「光」は初披露となった2021年10月13日の日本武道館公演のライブ音源がそのまま収録されスタジオ音源は発表されていない。このライブ音源は初回盤BのライブBlu-rayにライブ映像でも収録されている。
初回盤Aは10曲のMVとメイキング映像を収録したBlu-ray付。
初回盤Bは『2021年10月13日鈴木愛理
LIVE 2021〜26/27〜@日本武道館』を収録したライブBlu-ray付。
通常盤はCDのみ。
配信は基本的にはDLのみでストリーミングは一部のみ出している模様(外からあるかないか確認できた4サイトではApple
Music、LINE MUSICでは配信されているようだが、SpotifyやAmazon
Musicには無い)。
前作以降は鈴木雅之の曲にゲスト参加した「DADDY! DADDY! DO!」しか追っていなかったのでいつの間にか配信7曲も出ていて驚いた。今作では前2作とは方向性を変えており、ダンスLADY路線とBuono!ロックバンド路線という二軸にしていた方向性をどっちもほぼ捨て去って明るい等身大のポップス中心に舵を切った。ドラムはほぼ打ち込みだが適宜生のブラスやストリングスも採用していていわゆるアレンジャー1人オケ制作は無く、それなりに各楽曲のサウンドプロダクションには人件費もかけている。前作でも山崎あおいが参加した曲だけに急に女の子っぽくなるという印象だったが、今作はその方向性に自身を見出したという事なのだろうか。タイトルに自身の年齢を採用したように等身大の26〜27歳の鈴木愛理を押し出したような感じ。もちろんある程度大人っぽい曲もあり、色気も見せてはいるが、前作ではロック路線よりもLADYダンス路線に傾きかけている印象もあったのでまさかLADYダンス路線をほぼ捨て去ってしまうとは驚いた。まあカッコいいダンスミュージックやってもアイドル時代からのファンが目減りしていくだけでそういうの好きなリスナーは最初からそれ系のアーティスト聞いてて見向きしないしでジリ貧確定になりそうではあったし、それよりも等身大を打ち出してポップスを軸にしながら適度に大人っぽい方向性もやる方が鈴木愛理っぽさは出るのかなと思う。
個人的にはBuono!で入っただけに前2作ではロックバンド路線が好みでLADYダンス路線はカッコいいけどしっくりは来ていなかった。本人のキャラクターを詳しくは把握していないがBuono!時代のライブMCや特典映像等での印象の延長戦に今作の方向性はあるように思うし、鈴木愛理らしい魅力を詰め込んだアルバムになっているように感じた。そういう意味ではファン向けのアルバムだとも思うけど、キャラ的にも好感度は高く取れそうな人だとも思うし、1stの時みたいに「鈴木愛理を知っていますか?」みたいなキャッチでドーンとアーティストモードでビシッと決めても正直大して届かなかっただろうし、それよりも親しみやすい等身大の方向性でいいんじゃないかなと。
今作全体には前2作より幅が広がっているので聞きやすいが前半に比べると後半過ぎがややフツーのポップスが続く感じではある。「BABY! WE CAN DO IT!」でガツンとロックバンドしてからは前半ほどのカラフルさも無くなって盛り上がらずに終わってしまう感じなので少し長さを感じてしまった。
印象度★★★★☆
2022.2.27更新