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No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Break it down | 藤原聡 | 藤原聡 | Official髭男dism | |
2 | Dissolution | 亜美 | 宮本將行 | 宮本將行 | |
3 | Escape | 唐沢美帆 | 原一博 | 原一博 | 1stシングル 最高3位 売上4.0万枚 |
4 | ハナウタ | 鈴木愛理・山崎あおい | 鈴木愛理・山崎あおい | 宮本將行 | |
5 | STRONGER | 渡辺由紀・NA.ZU.NA | NA.ZU.NA | NA.ZU.NA | |
6 | 気まぐれ | 山崎あおい・鈴木愛理 | 山崎あおい・鈴木愛理 | 本間昭光 | |
7 | TRICK | 渡辺由紀・NA.ZU.NA | NA.ZU.NA | NA.ZU.NA | |
8 | IDENTITY | しほり | しほり | akkin | 1stシングルC/W |
9 | BYE BYE | はしもとみゆき | koshin | koshin | |
10 | 別の人の彼女になったよ | 橋口洋平 | 橋口洋平 | 宮本將行 | wacciのカバー |
11 | パラレルデート | 鈴木愛理・山崎あおい | 鈴木愛理・山崎あおい | 斎藤ネコ | |
12 | 私の右側(宅録うた version) | 鈴木愛理・山崎あおい | 鈴木愛理・山崎あおい | 1stシングル通常盤CのみC/W 別バージョン |
リリースデータ
2019年12月18日 | 初登場11位 | 売上1.4万枚 | Zetima |
鈴木愛理2ndアルバム。前作から1年半ぶり。1stシングルから共通収録枠の2曲を収録。「私の右側」はシングル通常盤CのみC/Wでは斎藤ネコによるアレンジでのSound Inn 'S' Versionで収録されていたが今作では宅録うた versionで収録された。この宅録うた versionは鈴木愛理のボーカル録音のみ鈴木愛理の自宅で行われているが、演奏自体は2018年4月10日のZepp Tokyo公演でのバンド演奏が使用されている模様。なおデビュー前からライブで披露していた楽曲のためライブ映像ではバージョン表記なしで収録されているがバージョン表記なしのスタジオ録音版は音源化されていない。「別の人の彼女になったよ」は2018年にwacciが配信リリースしていた楽曲のカバー。「Break it down」は曲提供だけでなく、Official髭男dismが演奏まで担当している。
帯や商品紹介の説明文では"ライブで人気のダンスナンバー「STRONGER」「TRCIK」等"が初音源化とされているが、ライブBlu-ray/DVD『鈴木愛理 LIVE TOUR 2018 “PARALLEL DATE”』で先にライブ映像として発売されていたのは「TIRICK」「気まぐれ」「BYE BYE」「ハナウタ」「パラレルデート」の5曲、「Break it down」「STRONGER」「別の人の彼女になったよ」は初回盤付属のライブBlu-rayに収録されている。このため今作発売時点でライブ映像化されていない曲は早くも「Dissolution」のみとなっている。
初回盤は「鈴木愛理 LIVE 2019 "Escape"」2019年6月16日パシフィコ横浜公演の模様をフル収録、特典映像でバックステージ映像、専門学校HAL×鈴木愛理コラボスペシャル企画の最優秀作品「気まぐれ」を収録したライブBlu-ray付属。DVD付での発売は無い。実質単独ライブBlu-ray付属で初回盤は6500円(税抜き)、通常盤は2500円(税抜き)と抑えた価格設定となっている。
前作はダンス路線とロックバンド路線がほぼ交互に来る二軸だったが、今作ではもう少し玉石混交になったような感じ。生バンドは8曲になるので打ち込みよりは生音の方が多いんだけど、印象はダンスサウンド寄り。全体にロックバンド色はほとんど無くなった。前作以上に大人っぽさを増したダンスLADY系路線はそのままに、Buono!直系のストレートなギターベースドラムのロックバンド路線は「IDENTITY」くらいとなり、他の生バンド系の楽曲でもガールポップ系かバラード系。「IDENTITY」は既出C/Wなので、新たに制作されたロックバンド路線の曲は無かった、という事に…。
基本的には曲調に合わせて歌い方も大人っぽいLADY路線なんだけど、山崎あおいと組んで自作した楽曲になると急に女の子になってしまう(かわいい歌声になってガールポップな路線)というギャップは面白かった。今回はダンスとロックというよりもLADY時々GIRL、おまけでロック、といった感じか。正直完全にLADY路線だけになってしまうと聞く余地がなくなってしまうなとは思うんだけど、最終的にはそっちにさらに傾きそうではあるよなぁ…。良くも悪くも時流は捉えていて今風になったというか、率直にもうストレートなギターサウンド主体のバンド路線って流行りではないんだなと改めて実感した。2019年最も飛躍した人気バンドOfficial髭男dismの完パケ提供(演奏までメンバー)を実現できたというのは凄かったけど、「Break it down」はポップで凝ってていい曲だけど全くロックバンドっぽくはないしなぁ…。
印象度★★★☆☆
2020.1.19更新