The note of my twenty years
No | タイトル | 作詞作曲 | 編曲 | 原曲、公式説明 |
1 | The Girl From Ipanema | Antonio Carlos Jobim-Vinicius de Moraes | 工藤勝洋 | Stan Getz,Joao Gilberto(1964) 世界的なボサノバの大流行のきっかけとなった楽曲 |
2 | Groovin' | F.Cavaliere-E.Brigati | Tomoyuki Fujiwara | The Rascals(1967) 60年代にアメリカで活躍したThe Rascalsの大ヒット曲 |
3 | Desafinado | Antonio Carlos Jobim-Newton Mendoca | 古賀和憲 | ボサノヴァ/ジャズのスタンダード(1959) Antonio Carlos Jobim作曲 |
4 | This Masquerade | Leon Russell-Leon Russell | 工藤勝洋 | Leon Russell(1972) 70年代に活躍したレオン・ラッセルの作品。 カーペンターズ、ジョージ・ベンソンもカバーした事がある。 |
5 | Aruanda | Calros Lyra-Geraldo Vandre-Norman Mendoca | Tomoyuki Fujiwara | Calros Lyra Astrud Gilbertoのバージョンが有名 |
6 | Time After Time | Cyndi Lauper-Robert Hyman | アマオトラァラ | Cyndi Lauper(1983) 83年に世界的大ヒットとなったシンディ・ローパーの名曲 |
リリースデータ
2006年2月1日 | 初登場169位 インディーズチャート初登場13位 |
売上0.1万枚 | TENT HOUSE |
竹井詩織里3rdカバーミニアルバム。前作から1年1ヶ月ぶり20歳でのシリーズ第3弾。前2作同様にGIZAではなくインディーズレーベルからのリリース。この後も2008年2月のベスト盤まで活動は続いたが3年連続で3作続いたシリーズは今作が最後となり、21、22歳でのシリーズ継続は無かった。シングル『桜色』と同時発売。シングルが3曲入り1260円、今作が1300円でわずか40円差だった。
1stに近い古いスタンダード系のジャズ・ボサノヴァ中心に戻り、アコースティック楽器がッチャ〜チャチャッチャッ♪と心地よく鳴ってるようなボサノバ全開のカバーアルバム。ただ前2作と異なり、他で見かけない今作限りのようなアレンジャーが担当しているほか、演奏陣もDIMENSIONが不参加となり、アレンジャー陣がそのままギター、ベース、キーボードを担当、dbの車谷啓介(2はパーカッションのみだが3はドラムとパーカッションを担当)やthe★tambourinesの麻井寛史、OOMの大楠雄蔵、大賀好修などGIZAになってから登場した若手主体へ移行させたようだ。
いくらスタンダードとはいえこの手のジャンルをまともに聞いたことがなければいきら有名な曲のカバーだろうと全くもって知らない…という事で1番新しくて有名な「Time After Time」でさえ当時聞き覚えがなかった。公式には簡単な説明も書かれていたが、正直初心者向けにもう少し曲の背景を説明したライナーを載せてほしい。ボッサしてんなぁ…という以外には心地いい雰囲気と声に身をゆだねるくらいしか聞きどころがなく、前作でのロック路線のような意外性も無い。元に戻ってしまうどころかより渋い方向性になってしまったがやりたい方向性はこっちという事か。
印象度★★★☆☆