Meli-melo meli mellow
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | SWEET is CIRCUS | ハヤシベトモノリ | ハヤシベトモノリ | ハヤシベトモノリ | 3rdアルバム『Lyrical Concerto』収録曲 |
2 | OH MY シュガーフィーリング!! | 中村彼方 | Motokiyo | 大久保薫 | 10thシングル 最高19位 売上0.6万枚 |
3 | マシュマロ | 丹下桜 | 吉田哲人 | 吉田哲人 | 4thシングル『週末シンデレラ』C/W |
4 | Strawberry☆Kiss | 宇徳敬子 | 小林俊太郎 | 小林俊太郎 | 1stシングル『Sinfonia! Sinfonia!!!』C/W |
5 | 齧りかけの林檎 | 藤林聖子 | 筒見京平 | 小林俊太郎 | 6thシングル 最高15位 売上0.9万枚 |
6 | 年中・愛は・無休 | 中村彼方 | 小林俊太郎 | 小林俊太郎 | 11thシングル『Innocent Notes』C/W |
7 | Rice COMEnication | 加藤哉子 | 小林俊太郎 | 小林俊太郎 | 1st配信シングル 初CD化 |
8 | CANDY LOVE | 加藤哉子 | 小林俊太郎 | 小林俊太郎 | 2ndシングル『♪の国のアリス』C/W |
9 | Hey! カロリーQueen | やしきん | やしきん | やしきん | 8thシングル 最高19位 売上0.8万枚 |
10 | ライスとぅミートゆー | 竹達彩奈・加藤哉子 | 小林俊太郎 | 小林俊太郎 | 1stアルバム『apple symphony』収録曲 |
11 | 世界が一瞬だけ恋をするような時間 | 粗品 | 粗品 | 渡辺拓也 | 新曲 |
12 | お月見団子は晩夏に冷えた | 葛西大和(Mili) | 葛西大和(Mili) | 葛西大和(Mili) | 新曲 |
リリースデータ
2021年9月15日 | 初登場57位 | 売上0.1万枚 | ポニーキャニオン |
竹達彩奈コンセプトアルバム。2017年のベストアルバム以来3年10ヶ月ぶりのアルバム。「食」をテーマとしてこれまでの楽曲から10曲+新曲2曲を収録。「OH MY シュガーフィーリング!!」「Strawberry☆Kiss」「年中・愛は・無休」「Rice COMEnication」がアルバム初収録。初回盤は2021年2月28日に行われた竹達彩奈 ONLINE LIVE「Good-bye winter hello spring!」(夜の部)を収録したライブBlu-ray付、ミニ写真集封入、三方背ケース仕様。
2017年のベスト盤以降はシングルが年1で2018、2019年に出た後は配信へ移行、直後30歳の誕生日に結婚を発表すると2020年はリリースが無く、2021年になって配信シングルを出していた。歌手活動継続に意欲はあるものの結局ベスト盤を最後にアルバムどころか新曲もなかなか出せない状況での久々のCDアルバムが食いしん坊イメージそのままの「食」テーマの企画ベストとは…。
意外と選曲のバランスは良くて、シングルC/W含めて過去3作のオリジナルアルバム収録曲から2曲ずつ6曲、アルバム未収録曲から4曲と偏りがない。3作のアルバムで毎回バランスよく食ネタを取り入れていたということか。代表作「ライスとぅミートゆー」の衝撃とシングルCDを出せていた末期の主演作アニメタイアップで繰り出した「Hey! カロリーQueen」「OH MY シュガーフィーリング!!」、吉野家タイアップ等も含めて食ネタに振り切ったインパクトが強いが、こういったネタ曲ばかり並んでいるわけではなく、生音中心で良く出来たラブリーなポップスが並んでいるなと改めて思う。制作陣がけっこう音楽的に気合が入っていて中心人物の小林俊太郎の貢献も大きかったのも改めて分かる。
新曲は霜降り明星の粗品の提供…と聞くとお笑い芸人提供のネタ曲かと思うが、ボカロPとして本格的に音楽制作活動もしているらしく、既に粗品の曲に竹達彩奈がゲストボーカルとして参加しており、その縁で今度はこっちに提供してもらったという事らしい。失恋ソングだがサウンド自体は明るいポップロック的なナンバー。Mili葛西大和による「お月見団子は晩夏に冷えた」はこれまたタイトルでネタかと思いきや一転してバイオリンを軸にしたしっとりお月見バラード。2曲とも意外と普通にいい曲で「ライスとぅミートゆー」「Hey! カロリーQueen」「OH MY シュガーフィーリング!!」路線でさらに新曲をという流れではなかったようだ。ただ2曲ともバンド編成ではなくアレンジャー1人オケ制作+もう1人(前者はベース、後者はバイオリン)という省エネ体制になっていて予算的に厳しくなってきているのも感じられた。2022年で10周年だけど少なくとも10周年ベスト的な展開はこれで完全にやれなくなったしまあここまで来るとどこまで需要があってどこまで続けられるかっていう段階だろうしなぁ…。
印象度★★★☆☆
2021.9.26更新