Journey without a map

No タイトル 作曲 編曲
1 Lullaby TAKURO TAKURO,TAK MATSUMOTO
2 流転 TAKURO TAKURO,TAK MATSUMOTO
3 Guess Who TAKURO TAKURO,TAK MATSUMOTO
4 Autumn Rain TAKURO TAKURO,TAK MATSUMOTO
5 RIOT TAKURO TAKURO,TAK MATSUMOTO
6 Istanbul Night TAKURO TAKURO,TAK MATSUMOTO
7 Francis Elena TAKURO TAKURO,TAK MATSUMOTO
8 Fear & Favors TAKURO TAKURO,TAK MATSUMOTO
9 Northern Life TAKURO TAKURO,TAK MATSUMOTO
10 Journey without a map TAKURO TAKURO,TAK MATSUMOTO
11 函館日和 TAKURO TAKURO,TAK MATSUMOTO

Co-Arranged by TOSHI NAGAI,KEN KAWAMURA

リリースデータ

2016年12月4日 初登場10位 売上1.2万枚 Produced by TAK MATSUMOTO LSG/PONY CANYON

GLAYのギタリストTAKURO1stソロアルバム。GLAYの一部楽曲で歌ったことはあるが今作はギターのインスト作品となっている。親交の深いB'zの松本孝弘がプロデュースを担当。GLAYでもサポートドラムを担当しているTOSHI NAGAIは今作にも参加しているが、GLAYよりも松本の人脈によるLAミュージシャンやビーイング関連のスタッフが多数起用されている(録音ミックスが小林廣行、マスタリングが島田勝弘など)。「Guess Who」MVとメイキング、ドキュメンタリーフィルムとアナザートークを収録したDVD付、CDのみの2種発売。2種共に紙ジャケット仕様。初回限定でアナログ盤でも発売された。

ギタリストなのでもっと派手にギターを弾き倒したロック系のアルバムなのかと思っていたが、GLAYとは全く異なるジャジーなテイストが強く出たオシャレなインストアルバム。TAKUROの得意とするメロディーの良さも存分に発揮されていると思う。TAKUROにあまりギタリストとしての評判は聞かないし、実際ちょっとギターの技術に詳しかったりする人からはすぐに下手とか言われがちな印象はあったが、本人もギターの腕がそこまでではない事は語っているらしく、今作もギターテクをひたすら見せつける感じではない。将来的なビジョンを語っていたところ、今やった方がいいというB'zの松本孝弘の強い勧めで今作の制作に入ったようだが、松本はプロデュースに徹していてギター演奏での参加は一切していない。プロデュースワークで松本孝弘がギターを弾かないというのはたぶん初めてで、しかしそこはかとなく漂うTAKっぽいテイストなんかは松本孝弘のソロ作品まで詳しいとより面白いところもあるのかもしれない。

いずれにせよ今作の落ち着いたテイストは聞いていて心地よくかなり気に入った。非常にリラックスできるアルバムだ。常日頃本場のジャズを聴いているようなリスナーだと色々気になるところもあるんだろうけど(Amazonレビューでもジャズのプロリスナーは酷評してるし)、普段GLAYを聞いていてB'zも知っているがインスト作品はあまり聞かない…というリスナーならインストの世界に視野の広がる1枚だと思う。

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印象度★★★★☆

2018.9.10更新

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