All I Do

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 She Don't Care 松井五郎 玉置浩二 Chris Cameron  
2 Love“セッカン”Do It 松井五郎 玉置浩二 BAnaNA  
3 1/2 la moitie 松井五郎 玉置浩二 BAnaNA  
4 Hong Kong 松井五郎 玉置浩二 Chris Cameron  
5 Only You 松井五郎 玉置浩二 Randy Kerber 1stシングルC/W
6 Holiday 松井五郎 玉置浩二 Randy Kerber  
7 All I Do 松井五郎 玉置浩二 Chris Cameron 1stシングル 最高10位 売上7.3万枚
8 Check On Myself 松井五郎 玉置浩二 Chris Cameron  
9 なんだ!! 松井五郎 玉置浩二 BAnaNA  
10 Time 松井五郎 玉置浩二 星勝  
11 I'll Belong.... 松井五郎 玉置浩二 Chris Cameron  
12 このゆびとまれ 松井五郎 玉置浩二 星勝  

Horn Arranged by Jerry Hey(6)

リリースデータ

1987年8月10日(LP)
1987年8月10日(CT)
1987年8月10日(CD)
1990年7月25日(再発)
1992年11月21日(再発)
1997年4月25日(再発)
2016年11月23日(SHM-CD)
2018年8月15日(紙ジャケSHM-CD)
最高2位
最高2位
最高2位
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売上5.1万枚
売上5.0万枚
売上8.0万枚
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Produced by 玉置浩二、星勝、金子章平 キティレコード
キティレコード
キティレコード
キティレコード
キティレコード
キティレコード
ユニバーサル
ユニバーサル

玉置浩二1stアルバム。安全地帯ボーカリストの初のソロアルバム。87年7月にシングル「All I Do」でソロデビュー。87年は安全地帯としてのオリジナルアルバムリリースは無かったが、前半は前年12月に発売した『安全地帯X』を引っ提げてのツアー及びシングル「じれったい」、ライブ盤を4月に発売、12月にはシングル「Juliet」を発売しており、安全地帯の「じれったい」と「Juliet」の合間にソロ活動を行い今作の制作だけでなくソロライブも行った。星勝、BAnaNA、松井五郎は安全地帯から継続しての参加となっているが、今作はロサンゼルスとロンドンでレコーディングが行われ、エンジニアは現地外人スタッフ、演奏陣も全て現地のミュージシャンが担当した。LP、CT、CD全て最高2位を記録し、現在はソロアルバムとしては2番ヒット作となっている。90年、92年は安全地帯のアルバムと一緒に再発されていたが以降は同時に再発されなくなり、97年にキティ時代のベスト盤『EARLY TIMES』発売時に2ndアルバム『あこがれ』と一緒に再発されたのを最後に長らく廃盤となっていた。2016年11月に2ndアルバムと共にSHM-CDとして再発され、現行カタログに復活した。2018年には前年の安全地帯に続いてソロでも全オリジナルアルバム13作が紙ジャケット再発された。今作と次回作のみユニバーサルでSHM-CD仕様、3rd以降は全てソニーでBlu-spec CD 2仕様となる。

突如安全地帯と並行して始まったソロ活動は作詞の松井五郎、プロデューサー兼アレンジャーの星勝、『安全地帯X』に参加していたBAnaNAを起用しつつも、エンジニアや演奏陣を海外勢で固める事でソロならではの方向性を提示。ただ大量の楽曲を収録してかなり色々やっていた『安全地帯X』の延長線上にあるような感じで正直そんなに違いは無い。『安全地帯X』であれだけの曲数を吐き出したのにまだソロでも出すものがある、ということでこの時期の創作意欲の高まりはピークだったのは確かなんだろうけど。ロック、ファンク、バラードとそれなりに多彩で、当時のファン受けも上々だったようなんだけど全体に80'sな機械っぽさ、打ち込みっぽさもけっこう強めだし、これぞという名曲があるわけでもなく、ややとっつきにくいというのが正直なところ。これは特にリアルタイムの記憶及び玉置浩二のイメージが「田園」以降(というかソニー移籍以降)にあるせいなのかもしれない。キティ時代の初期ソロ活動はどうもなんか違うというか地味だなぁ…と思ってしまう。

ALL I DO(紙ジャケット仕様)2018年紙ジャケSHM-CD  ALL I DO2016年SHM-CD盤  B00005FDP797年盤

印象度★★★☆☆

2016.8.4更新

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