PRESENT
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | Melon Water | 松井五郎 | 玉置浩二、矢萩渉 | |
2 | シェルター | 松井五郎 | 玉置浩二 | |
3 | 延長戦 | 松井五郎 | 玉置浩二 | |
4 | いつもどこかで | 玉置浩二、 安藤さと子、 松井五郎 |
玉置浩二 | 20thシングル 最高48位 売上0.4万枚 |
5 | 虹のラララ | MISIA | 玉置浩二 | MISIAへ提供 セルフカバー |
6 | Lion(album ver.) | 松井五郎 | 玉置浩二 | 22ndシングル 最高60位 売上0.2万枚 |
7 | ヒトリゴト | 松井五郎 | 玉置浩二 | |
8 | 夜想 | 松井五郎 | 玉置浩二 | 22ndシングルC/W |
9 | 発散だー!! | 松井五郎 | 玉置浩二 | 20thシングルC/W |
10 | プレゼント | 松井五郎 | 玉置浩二 | 21stシングル 最高13位 売上4.2万枚 |
11 | Help | 松井五郎 | 玉置浩二 | |
12 | おいでよ 僕の国へ | 松井五郎 | 玉置浩二 | 21stシングルC/W |
13 | やせっぽちの星 | 玉置浩二、 安藤さと子 |
玉置浩二 |
Strings Arranged by 竹内純(8)
Arranged by 安藤さと子(13)
リリースデータ
2006年4月5日 2018年8月15日(紙ジャケBlu-spec CD2) |
初登場26位 | 売上1.4万枚 | Produced by 玉置浩二、安藤さと子 | ソニー |
玉置浩二11thアルバム。1年2ヵ月ぶりのオリジナルアルバム。前作以降の3シングルからC/Wまで6曲全て収録。「Lion」のみ冒頭に弾き語りのサビが追加されたアルバムバージョン。「虹のラララ」はMISIAに提供した楽曲のセルフカバー。今作では玉置浩二の演奏楽器はアコースティックギターのみとなり、前年のツアーにも参加していた安藤さと子(Key)、矢萩渉(G)、渡嘉敷祐一(Dr)、コモブチキイチロウ(Ba)、土方隆行(G)が演奏を担当している(ベースのみ岡沢章が担当した曲もある)。05年秋にはドラマ『あいのうた』のレギュラー出演。97年以来の連ドラ出演となり、主題歌になった「プレゼント」はトップ10入りこそ逃したものの通常時の10倍近い久々のヒットを記録した。しかしその直後の発売では無かった事もあり、今作の売上は前作とあまり変わらなかった。初回盤は「プレゼント」「Lion」のビデオクリップ、「Lion」のメイキングを収録したDVD付。2018年には前年の安全地帯に続いてソロでも全オリジナルアルバム13作が紙ジャケット再発された。1st2ndのみユニバーサルでSHM-CD仕様、3rd以降は全てソニーでBlu-spec CD 2仕様となる。
多重録音による1人バンド演奏では無くなり、さらに安全地帯のように作詞をほぼ松井五郎に任せているという変化はあるが、松井五郎はかなり玉置浩二の心情に寄せた歌詞を書いていたのか、歌詞自体は玉置浩二の当時の心情が反映されているという点にあまり変わりは無いようだ。穏やかすぎるほど穏やかだった前作に比べると穏やかであると同時に軽快でもあり、優しい気持ちになれる。派手さは無いがスーッと入ってくるさりげない名作。結果的に今作が玉置浩二が安藤さと子と全面的に共同作業した最終作となり(次回作ではまだ離婚前だが安藤が参加してない楽曲が増える)、今となっては今作が軽井沢時代の集大成であり、幸せの到達点だったようにも思える(ソニー移籍以降、前作では半分ほど、今作では軽井沢ではなく東京のスタジオで制作されていたようだけど)。久々の連ドラ出演もあったが、そのドラマ『あいのうた』は歴代トップクラスの名作だったし、個人的にもこの時期の玉置浩二が最も好きだった。
初回盤DVD付 通常盤 2018年紙ジャケBlu-spec CD2
印象度★★★★☆
2017.1.25更新