惑星

No タイトル 作詞 作曲 備考
1 からっぽの心で 松井五郎 玉置浩二  
2 遠雷 松井五郎 玉置浩二  
3 惑星 松井五郎 玉置浩二 23rdシングル 最高67位 売上0.2万枚
4 はじまり 松井五郎 玉置浩二  
5 Barbarian Dance 松井五郎 玉置浩二、矢萩渉  
6 ピラニア 松井五郎 玉置浩二  
7 Woo Woo 松井五郎 玉置浩二  
8 いつか帰ろう 松井五郎 玉置浩二  
9 愛がある 松井五郎 玉置浩二  
10 歩く男 松井五郎 玉置浩二、矢萩渉  
11 なんか変だ 松井五郎 玉置浩二、矢萩渉  
12 だんだんとわかるさ 松井五郎、玉置浩二 玉置浩二  
13 からっぽの心で(Instrumental)   玉置浩二 Instrumental

Strings Arranged by 竹内純(1、4,13)

リリースデータ

2007年8月1日
2018年8月15日(紙ジャケBlu-spec CD2)
初登場30位 売上1.0万枚 Produced by 玉置浩二
Co-Produced by 矢萩渉、安藤さと子
ソニー

玉置浩二12thアルバム。1年4ヵ月ぶりのオリジナルアルバム。6月の同タイトルの先行シングル「惑星」を収録し、C/W2曲は未収録。前作同様にライブのサポートメンバーでレコーディングされている。しかし共同プロデューサーとしては名を連ねているもののキーボード安藤さと子の参加は「惑星」「はじまり」「愛がある」「歩く男」の4曲のみに留まっている。今作を引っ提げてのツアーにも不参加となり、ツアー終了翌日の07年12月に離婚が発表され、以降は音楽面でも関与しなくなったため今作が安藤さと子の最終参加作品となった。08年には急性膵炎により療養のために活動休止を発表。2010年には安全地帯として復活したため、ソロでのオリジナルアルバムは2014年まで途絶える事となった。初回盤は紙ジャケット仕様で「惑星」ビデオクリップと北海道でのドキュメント映像を収録したDVD付。2018年には前年の安全地帯に続いてソロでも全オリジナルアルバム13作が紙ジャケット再発された。1st2ndのみユニバーサルでSHM-CD仕様、3rd以降は全てソニーでBlu-spec CD 2仕様となる。

結果的に今作でソロ活動、というか安全地帯でのデビュー以降、何気にここまで新曲が発表されなかった年が無いほど精力的に音楽活動を行ってきた玉置浩二の活動が止まる事になるので一区切りといった感じがある。安藤さと子の参加が突如激減したが、代わりのサポートキーボードを入れたりはしていないので、単純にキーボードが後退、これまでよりもややギターが目立つ。作詞はほぼ松井五郎だが幸福感のあった前作までとは少し異なり、前向きではあるんだけどちょっと意味深なものが並んでいる事もあって、これまでの作品とは近いようで何か異なる雰囲気。穏やかさも減退したのでここ最近よりは刺激はあるんだけど、癒しがあんまりなくてどこか苦しいところもある。10年以上続いた穏やかな日々が終わってしまったのはやはり残念。

この少し前までその穏やかな幸せや安定の日々をインタビューでも嬉々として語っていたのに何故に安藤さと子との関係が突如として終わりに向かってしまったのか、というのはやはり06年末に石原真理子が玉置浩二の過去の不倫、DVなどの過去を暴露する本『ふぞろいな秘密』を出版したことが大きく影響したんじゃないかと思う。これまでと何ら変わらず安藤さと子が参加していた前作のツアー終了から本の出版を挟んで今作に向けてレコーディングへの参加が激減、ツアー不参加、そのまま離婚とかタイミングはほぼドンピシャ。08年には玉置浩二は休養になってしまうし、なんてことをしてくれやがったんだ…と当時も思ったんだけど、09年まさかの玉置浩二、石原真理子と復縁して結婚宣言でもうワケが分からなくなった。しかも09年のうちに石原真理子が前夫と正式離婚してなくて婚姻届が提出できなかったこととスピード破局が報じられ、2010年には今度は青田典子と結婚。以降の世間のイメージは今作までの頃とはだいぶ変わってしまった。

惑星(初回生産限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  惑星通常盤 惑星(紙ジャケット仕様)(完全生産限定盤)2018年紙ジャケBlu-spec CD2

印象度★★★☆☆

2017.2.12更新

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