SUPER BEST
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | リンダ リンダ | 甲本ヒロト | 甲本ヒロト | THE BLUE HEARTS | 2ndシングル 最高38位 売上6.8万枚 |
2 | 人にやさしく | 甲本ヒロト | 甲本ヒロト | THE BLUE HEARTS | 1stシングル(インディーズ) 100位圏外 88年メジャー盤 最高26位 売上9.1万枚 02年再発盤 最高48位 売上1.1万枚 |
3 | シャララ | 甲本ヒロト | 甲本ヒロト | THE BLUE HEARTS | 5thシングル『ブルーハーツのテーマ』C/W |
4 | ロクデナシ | 真島昌利 | 真島昌利 | THE BLUE HEARTS | 2ndアルバム『YOUNG AND PRETTY』収録曲 |
5 | ラブレター | 甲本ヒロト | 甲本ヒロト | THE BLUE HEARTS | 7thシングル(カット) 最高23位 売上3.0万枚 |
6 | 平成のブルース | 真島昌利 | 真島昌利 | THE BLUE HEARTS | 8thシングルC/W |
7 | キスしてほしい(トゥー・トゥー・トゥー) | 甲本ヒロト | 甲本ヒロト | THE BLUE HEARTS | 3rdシングル(アルバム同発) 最高48位 売上3.3万枚 |
8 | ハンマー | 真島昌利 | 真島昌利 | THE BLUE HEARTS | 1stシングルC/W |
9 | チェインギャング | 真島昌利 | 真島昌利 | THE BLUE HEARTS | 3rdシングルC/W(アルバム同発) |
10 | TRAIN-TRAIN | 真島昌利 | 真島昌利 | THE BLUE HEARTS | 6thシングル(アルバム同発) 最高5位 売上26.4万枚 |
11 | ラインを越えて | 真島昌利 | 真島昌利 | THE BLUE HEARTS | 2ndアルバム『YOUNG AND PRETTY』収録曲 |
12 | 僕はここに立っているよ | 真島昌利 | 真島昌利 | THE BLUE HEARTS | 2ndシングルC/W |
13 | 英雄にあこがれて | 甲本ヒロト | 甲本ヒロト | THE BLUE HEARTS | 2ndアルバム『YOUNG AND PRETTY』収録曲 |
14 | 青空 | 真島昌利 | 真島昌利 | THE BLUE HEARTS | 8thシングル(カット) 最高8位 売上8.3万枚 |
15 | 終わらない歌 | 真島昌利 | 真島昌利 | THE BLUE HEARTS | 1stアルバム『THE BLUE HEARTS』収録曲 |
16 | ブルーハーツより愛をこめて | 甲本ヒロト | 甲本ヒロト | THE BLUE HEARTS | 初収録 ライブ音源 ライブビデオには収録されていた曲 |
17 | 1985 | 甲本ヒロト | 甲本ヒロト | THE BLUE HEARTS | 初収録 結成した頃にソノシートのみで発売されていた曲 |
リリースデータ
1995年10月16日 | 初登場4位 | 売上57.2万枚 | トライエム |
メンバー
Vocal,Blues Harp | 甲本ヒロト |
Guitar,Vocal,Chorus | 真島昌利 |
Bass,Chorus | 河口純之助 |
Drums,Chorus | 梶原徹也 |
THE BLUE HEARTS、メルダック(トライエム)時代のベスト盤。解散直後にリリースされた。87年〜89年の間のシングル8枚、アルバム3枚の中からの選曲になっている。これ以降は90年〜93年、95年(94年はリリースなし)までイーストウエストジャパンに在籍している。最大のヒット曲『情熱の薔薇』は移籍後なのでここには未収録なものの人気絶頂期はメルダック時代だったため、有名曲は網羅されている。ベスト盤の中では最高ヒットとなっており10年以上経過した今でも売れ続けている。ラスト2曲は今作でしか聴けないレア音源。
物心つくかつかないか程度の時代に全盛だったため、リアルタイムでは知らない。それにしては知っている曲が多く、『リンダ リンダ』『TRAIN-TRAIN』という有名筆頭曲を始めとして『終わらない歌』『チェインギャング』『シャララ』辺りも聞き覚えがあった。個人的には中学1年の時(97年)の文化祭で3年生の3ピースバンドが『リンダ リンダ』やミスチルの『everybody goes』を熱唱。その姿があまりにかっこよくて圧倒されたのを記憶している。それ以降、高校時代も文化祭となると必ずブルーハーツを演奏するバンドがいた。まさに青春そのものというイメージがある。楽曲的にもはみ出し者の反抗や叫び的な内容は10代の多感な時期にはクリーンヒットで心に響くのだろう。同じように10代の叫び的な代表格に尾崎豊がいてこれもクラスに必ずファンがいたけど、仲間でバンドやろうぜ!という人たちにはやはりブルーハーツだったんだろうな。オリジナルよりもそんな同級生や先輩後輩たちの演奏で聞いた機会の方が多かった。今になってCDで改めて聞いてみても覚えやすいシンプルなメロディーはとても良い。ストレートなサウンドもひたすら気持ちいいし、このストレートさが心に響く。ストレートなメッセージを歌っていたこの時期の彼らが特に支持されていた理由は十分に分かる1枚。
なお移籍後のベスト盤は同時期に『EAST WEST SIDE STORY』というベスト盤がリリースされている他に、99年に『Singles 1990-1993』がリリースされている。長年レコード会社別のベストしかなかったが、2010年に決定盤オールタイムベスト『ALL TIME SINGLES』がリリースされた。
印象度★★★★☆