D.E.M.O.
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | GET ME,YOU | MIYA | MIYA | THE BOOM | |
2 | 誰も知らない | MIYA | MIYA | THE BOOM | |
3 | Free Time | MIYA | MIYA | THE BOOM | |
4 | TAKE IT EASY | MIYA | MIYA | THE BOOM | |
Bonus Track(05年リマスター盤追加収録) | |||||
5 | TAKE IT EASY('92 夏祭りヴァージョン) | 宮沢和史 | 宮沢和史 | THE BOOM | ライブビデオ『'92夏祭りat大阪万博記念公園お祭り広場』収録音源 初CD化 |
リリースデータ
1991年3月21日 2005年8月3日(リマスター盤) |
初登場6位 | 売上8.1万枚 | Produced by THE BOOM | ソニー |
メンバー
Vocal,Harp,Keyboards,Percussion | 宮沢和史 |
Electric & Accoustic Guitars | 小林孝至 |
Electric & Accoustic Bass | 山川浩正 |
Drums,Percussion | 栃木孝夫 |
THE BOOMミニアルバム。アマチュア時代の楽曲をリメイクした4曲を収録。これは「Free Time」以外はデビュー前のアマチュア時代に制作した3本のデモテープ『I'm Yours』『CHICKEN CHILD』『友だちの歌』に収録されていた楽曲となる。1stアルバムはアマチュア時代の楽曲を収録していたがそこから漏れてしまい、2nd以降は新作を書き下ろしていたので古い曲を発表する機会がなくなっており、ミニアルバムという形で初期の作品集を作っていくという形になったという。メンバー全員の今作に対する思い、関係者のライナーやバンド結成までのメンバー4人の年表を記したライナーが付属。このライナーで宮沢は第2弾も出したいとしているが、第2弾はリリースされていない。
05年にはEMI移籍以降も含む20世紀までの作品となる1st〜9th、ミニアルバム、リミックスアルバム2枚を1枚にセットにした全11作がデジタル・リマスタリング、ライナー付で一斉再発された(加えてMIYA&YAMI『LOVE IS DANGEROUS』もラインナップに入った)。これは「THE BOOM ニュー・プライス・シリーズ THE STORY〜呼吸する音楽〜」と題され、各2100円(当時)と廉価設定されていた。この際に「TAKE IT EASY('92 夏祭りヴァージョン)」がボーナストラックとして追加収録された。このライブ音源は当時発売されたVHS、LD(04年に初期のVHSをBOXでDVD化もしている)に収録されていた音源で初CD化となる。再発盤の初期出荷分の裏ジャケットではなぜか'92が'97に誤植されている。現在は旧盤もリマスター盤も両方廃盤になっている。今回入手したのはリマスター盤。
アマチュア時代の楽曲を91年当時の感覚で改めてリメイクした作品。元の音源は2014年の解散前のベストアルバム初回盤ボーナストラックとして「TAKE IT EASY」デモテープ音源が収録された以外はデモテープのままで入手困難なのでどう変わったのかはさっぱり分からない。バンドもどんどん進化していった時期だけに、楽曲の制作時期が近いと思われる1stアルバムよりもだいぶ落ち着いた雰囲気にはなっていると思う。どれもそれなりにいい曲ではあるけど、他にもっといい曲がどんどん生まれていった時期だけに、結果的にはベスト盤をリリースする際に今作収録の4曲がまずもって選ばれることはない、というのもまた納得できてしまったりもする。あえてどれが1番いいかといえばやはり「TAKE IT EASY」かなと思う。
印象度★★★☆☆