TERRA 2001
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | BYE! MY BOY! | 川瀬智子 | 奥田俊作 | the brilliant green | 9thシングル(カット) 最高29位 売上1.7万枚 |
2 | 愛の愛の星 | 川瀬智子 | 奥田俊作 | the brilliant green | 7thシングル 最高9位 売上11.4万枚 |
3 | Brownie the cat-魅惑の猫ルーム- | 川瀬智子 | 奥田俊作 | the brilliant green | |
4 | CALL MY NAME(ENGLISH VERSION) | 川瀬智子 | 奥田俊作 | the brilliant green | 8thシングル(カット)C/W 最高12位 売上3.5万枚 A面はJAPANESE VERSION |
5 | Maybe We Could Go Back To Then (76 VERSION) |
川瀬智子 | 奥田俊作 | the brilliant green | 6thシングルC/W アルバムVer. |
6 | SEPTEMBER RAIN | 川瀬智子 | 松井亮 | the brilliant green | |
7 | FUNNY GIRLFRIEND!! | 川瀬智子 | 奥田俊作 | the brilliant green | 7thシングルC/W |
8 | Round and Round | 川瀬智子 | 松井亮 | the brilliant green | |
9 | そのスピードで | 川瀬智子 | 奥田俊作 | the brilliant green | 5thシングル 最高1位 売上45.9万枚 |
10 | CAN'T STOP CRYIN' | 川瀬智子 | 奥田俊作 | the brilliant green | |
11 | 長いため息のように | 川瀬智子 | 奥田俊作 | the brilliant green | 6thシングル 最高4位 売上14.1万枚 |
リリースデータ
1999年9月8日 2000年10月1日 |
初登場2位 | 初動36.9万枚、売上64.1万枚 | Produced by the brilliant green | Sony Records DefSTAR Records |
メンバー
Vocal,Chorus | 川瀬智子 |
Guitar | 松井亮 |
Bass | 奥田俊作 |
the brilliant green2ndアルバム。1年ぶりのアルバム。99年年明けにリリースされた「そのスピードで」は月9ドラマ『オーバータイム』主題歌となり、前年バラードでミリオンヒットをたたき出したSMAP、ELTを共に押さえて1位を獲得。これでシングルは3作連続1位となったが人気のピークはここで終わってしまい、同ドラマ挿入歌として起用されていて続けてリリースした「長いため息のように」でいきなり失速。先行シングルとなった「愛の愛の星」はトップ10入りもギリギリとなってしまった。シングルからすれば今作は大きな売上を記録したが、初動も累計も前作より激減となった。また初動で37万近くをたたき出しながらも前作に続く2位止まりとなったが、1位はMr.Childrenの『1/42』だった。00年のデフスター発足に伴い、デフスターで再発されている。
「CALL MY NAME(ENGLISH VERSION)」は2週間後に日本語詞バージョンの「CALL MY NAME(JAPANESE VERSION)としてシングルカットされた。C/Wには今作収録のENGLISH VERSIONをシングルカット。さらに12月には「BYE! MY BOY!」もシングルカットされた。こちらのC/Wには「There will be love there -愛のある場所-」と「冷たい花」のDemoが収録されている。この2シングルはどちらもトップ10落ちして低迷した。
先行3シングル+「BYE! MY BOY!」の4曲が日本語詞、残り7曲は全英語詞。洋楽ロック、UKロックテイストは強いが前作の1つの特徴だったギターがガンガン鳴り響いている割にはどこか一定以下のクールな質感が綺麗さっぱり消え去っているような印象。ギターとベース音が非常に強いので重心のあるロックサウンドが展開しているが、全体的に雰囲気がどこか明るいのでJ-POPのロックバンドっぽくなったような感じ。これが悪いわけではなく全アルバムの中でもベスト盤を除けば最も聞きやすく、the brilliant greenを最初に聞くのには最適なのが今作だと思う。
気になるのはほとんどの曲にサポートとして松岡モトキがアコースティックギター、もしくはエレキギターとして参加している事。バンドのギタリストである松井亮とはパートを分け合っていたということなのだろうか。さすがに正規のギタリストがいるのにこうも連続でサポートメンバーのトップクレジットにギター表記があるとちょっとあれ?ってなる。せめてドラマーをトップに置くとかさしかも作曲クレジットも一括になっているんだけど、作曲は奥田俊作でExcept扱いで松井亮が作曲した2曲を表記するという…。
印象度★★★★☆
2018.7.11修正