TOKIO 1999 LIVE IN 日本武道館〜君を想うとき〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | OPENING〜やっと会えた | 朝水彼方 | 青木秀樹 | 重見徹 | 2ndアルバム『Bad Boys Bound〜TOKIOU〜』収録曲 演奏なし |
2 | LOVE YOU ONLY | 工藤哲雄 | 都志見隆 | 西脇辰弥 | 1stシングル |
3 | Love&Peace | 岡部真理子 | 樋口了一 | 佐久間正英 | 14thシングル |
4 | Clean&Clean | 未CD化インスト 国分と山口のモップダンス | |||
5 | Crazy Chase | HIDEKI | HIDEKI | 難波弘之 | 5thアルバム『Graffiti』収録曲 城島(ギター)と長瀬のみ 途中で切り替え |
6 | 十六乃嵐 〜STAND ME UP! |
安藤芳彦 | Y.MAKAINO | Y.MAKAINO | ドラムから入る未CD化のインスト 4thアルバム『WILD&MILD』収録曲 |
7 | メドレー 〜時代をよろしく! 〜渡せないエンジェル |
城島茂&山田ひろし 山田ひろし |
西脇辰弥 青木秀樹 |
西脇辰弥 西脇辰弥 |
1stシングルC/W 2ndアルバム『Bad Boys Bound〜TOKIOU〜』収録曲 |
8 | Oh!Heaven | 井上ヨシマサ 藤林聖子 |
井上ヨシマサ | 井上ヨシマサ | 15thシングル両A面曲 ドラムなし1コーラス+ラストサビ |
9 | 22才 | 大津あきら | Y.MAKAINO | Y.MAKAINO | 4thアルバム『WILD&MILD』収録曲 松岡と国分のみ 1コーラス |
10 | Shadow Dance | ダンスコーナー | |||
11 | 溢れる想い | 渡辺なつみ | 清水昭男 | そうる透 鶴田海生 |
16thシングル両A面曲 |
12 | Julia | ジョー・リノイエ | ジョー・リノイエ | ジョー リノイエ 鈴川真樹 |
12thシングル |
13 | Zettai! | 朝水彼方 | 西脇辰弥 | 西脇辰弥 | 3rdアルバム『BLOWING』収録曲 |
14 | 君を想うとき | 渡辺なつみ | 渡辺未来 | そうる透 吉村健太 |
15thシングル |
15 | 未来派センス | 朝水彼方 | 西脇辰弥 | 西脇辰弥 | 2ndアルバム『Bad Boys Bound〜TOKIOU〜』収録曲 |
リリースデータ
2000年3月29日(DVD) 1999年10月6日(VHS) |
順位・売上不明 | ソニー |
メンバー
Guitar | 城島茂 |
Bass | 山口達也 |
Keyboard | 国分太一 |
Drums | 松岡昌宏 |
Vocal | 長瀬智也 |
TOKIO3rdライブ映像作品。DVDでは今作が1stライブDVDとなる。1999年6月18日に日本武道館で行われたツアー「SPRING CONCERT'99 君を想うとき〜Heaven TOUR」最終日の模様を編集して収録。一部楽曲は完全にカットされ、3〜5の流れもインタビューを挟み短く編集されている。当初VHSのみの発売だったが、半年後に2ndクリップ集『VIDEO CLIP 2000」』のVHS&DVD発売と同時にDVD化された。ソニー時代のライブVHSは3作存在するが、今作しかDVD化されていない(よってこれが1stDVD)。
ジャニーズアイドルのライブだ…。とにかく若い&かなりゴチャゴチャと色々な事をこなしているアイドルバンドTOKIOの姿がここにある。よく分からないがとりあえずアイドルっぽい感じのオープニング演出、やたら凝りまくった舞台装置、ザ・ジャニーズなアイドル衣装、演奏しない曲やダンスコーナーの存在、演奏しているバックで大量に踊っているジャニーズJr.…などなど全ジャニーズらしい派手な演出が続々と登場する。この踊っているジュニアの面々はしっかり映らないのでよく分からないが、デビュー直前だった嵐のメンバー、山下智久、風間俊介、生田斗真など80年代前半生まれ世代がジュニアのトップにいた頃で彼らが参加しているようだ。
全部で1時間に満たず、楽曲が大量にカットされている上に4〜7の流れはインタビューを挟んだり、途中で切ったり、メドレーだったりと編集も慌ただしい(VHSの収録時間の制約によるものと思われる)。松岡がドラムを降りる「Oh!Heaven」では城島、国分、山口のみ楽器を持っているが、そもそも観客を煽るコーナーのBGMといった感じでどうにも演奏どころか歌までも口パクっぽく見える。「Shadow Dance」は完全なダンスコーナー。当時やや太めの体型だった山口が最も軽々しくバク転を披露したりと、激しいダンスを披露するのは後追いほど意外性がある。少なくとも5人が揃いも揃ってこれだけのダンスを披露している映像はDVD化されている映像ではこれだけなので貴重だ。終盤ははようやくバンドで曲を披露していくが、落ち着く間もなく「Julia」では松岡以外がフライング。ギターソロを弾きながら飛んでいく城島リーダーの姿には思わず笑みが…。なんだこれシュールすぎる。
アイドルバンドTOKIOの多彩さが盛り込まれた時間の割に密度の濃い映像作品。正直詰め込み過ぎだし、色々やりすぎてカオス。これ以前はたぶんもっとアイドルっぽかったんじゃないかと思うけどバンドなのにアイドル色強すぎるし、まさに他のジャニーズに比べてTOKIOだけCDが売れてなかったのってやはりこの点だったよなぁと改めて感じてしまう内容。確かにこの頃は若さゆえのアイドル的なルックスの良さはあるんだけど、断然この後のTOKIOの方がカッコいい。以降の作品では見られない演出の数々が見れるという意味では面白い1作ではあった。
印象度★★★☆☆