BLOWING
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 19時のニュース | 朝水彼方 | 西脇辰弥 | 西脇辰弥 | |
2 | Ballad For Pure Generation | 並河祥太 | KARA | 西脇辰弥 | |
3 | あの娘をさがして | 工藤哲雄 | 都志見隆 | 白井良明 | |
4 | 好きさ〜Ticket To Love〜 | 工藤哲雄 | 都志見隆 | 白井良明 | 6thシングル 最高5位 売上16.9万枚 |
5 | Good Bye Baby | 工藤哲雄 | 青木秀樹 | 重実徹 | |
6 | JUST YOU,TAKE YOU〜君の瞳に溶けていく〜 | 工藤哲雄 | 都志見隆 | 西脇辰弥 | 5thシングルC/W |
7 | サヨナラからとり戻せ | 工藤哲雄 | 槁一郎 | 白井良明 | |
8 | SoKoナシLOVE | 工藤哲雄 | 都志見隆 | 白井良明 | 5thシングル 最高5位 売上19.2万枚 |
9 | 涙のウェディングベル | 山田ひろし | 槁一郎 | 白井良明 | 7thシングルC/W |
10 | じっと見つめて | 朝水彼方 | 林哲司 | 西脇辰弥 | 8thシングル『MAGIC CHANNEL』C/W |
11 | Zettai! | 朝水彼方 | 西脇辰弥 | 西脇辰弥 | |
12 | 風になって | 工藤哲雄 | 白井良明 | 白井良明 | 7thシングル 最高5位 売上27.2万枚 |
リリースデータ
1996年3月25日 | 初登場7位 | 売上11.6万枚 | Produced by Shun Miyazumi | ソニー |
メンバー
Vocal | 長瀬智也 |
Guitar | 城島茂 |
Bass | 山口達也 |
Keyboards | 国分太一 |
Drums | 松岡昌宏 |
TOKIO3rdアルバム。前作から8ヵ月でのリリース。前作未収録だった「ハートを磨くっきゃない」はそのままスルーされ、以降の3シングルを収録。またしても1ヵ月前にリリースされていた「MAGIC CHANNEL」は未収録となり、前作同様にそのC/W「じっと見つめて」は収録。「好きさ〜Ticket To Love〜」にC/Wが無かったためこの期間の4シングルのC/Wは全て収録されたことになる。今回も初回盤はスリーブケース仕様。
初期の制作陣で制作された最後のオリジナルアルバム。ベスト盤を挟んで制作陣を一新するのでここまでが初期TOKIOといっていいだろう。1作ごとに少しずつ現代への進化は果たしていて、バンド感が出てきた前作からさらに各楽器の演奏が立ってきてバンド感が増した。またボーカルもここに来てようやくメインボーカル長瀬の存在感が増してきて、それぞれの声にも特徴が表れ始めているようにも思えるが、今作からリードボーカル表記が無くなってしまったのとそれでもまだ声が若くて後の声とは違うのでじっくり聞かないと分かりにくい。
王子様系アイドルラブソングばかり並ぶ中で「Zettai!」はここまでの中では最高峰にアッパーで勢いあるバンド色を前面に出した1曲で歌詞もラブソングではなくリスナー応援歌になっている。この時期のアルバム曲としては最も後期に至るまでライブで披露されていた曲でもあるのだが、"恋愛だけじゃ今の時代はつらいよ"とか歌っているのはアイドルラブソング一辺倒だったこれまでの路線にいい加減限界を感じていてその後の路線変更を示唆しているかのようでもあった。続く「風になって」もジャニーズ唯一の高校サッカーテーマ曲になった経緯もあり、これも応援歌路線。淡々とした曲で派手さは無いが、変化への兆しが見えるラストで初期TOKIOは幕を閉じる。
印象度★★★☆☆
2020.1.6修正