OVER/PLUS
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | sugar | 長瀬智也 | 長瀬智也 | 11thアルバム『sugar』収録曲 |
2 | 城島SONG〜OVER 30's WORLD〜 | 城島茂 | 城島茂 | 8thアルバム『glider』初回盤Aのみ特典CD収録曲 別バージョン |
3 | インタビュー映像 | |||
4 | 宙船(そらふね) | 中島みゆき | 中島みゆき | 35thシングル |
5 | WATER LIGHT | 久保田光太郎 | 久保田光太郎 | 9thアルバム『ACTU』収録曲 |
6 | Lesson | 染谷俊 | 染谷俊 | 5thアルバム『Graffiti』収録曲 |
7 | 僕の恋愛事情と台所事情 | 城島茂 | 城島茂 | DVDシングル、10thアルバム『Harvest』収録曲 |
8 | 楽屋映像 | |||
9 | ラブラブマンハッタン | 宮藤官九郎 | 富澤タク | 29thシングル |
10 | Crazy Chase | HIDEKI | HIDEKI | 5thアルバム『Graffiti』収録曲 |
11 | HEY! Mr.SAMPLING MAN | 久保田光太郎 | 久保田光太郎 | 7thアルバム『5 AHEAD』収録曲 |
12 | 雨傘 | 椎名林檎 | 椎名林檎 | 39thシングル |
13 | インタビュー映像 | |||
14 | Yesterday's | 清水昭男 | 清水昭男 | 6thアルバム『YESTERDAY&TODAY』収録曲 |
15 | MC | |||
16 | 何度も夢の中でくり返すラブ・ソング | 忌野清志郎 | 忌野清志郎 | 16thシングル |
17 | 太陽と砂漠のバラ | 清水昭男 | 清水昭男 | 40thシングル |
18 | 国分メインのキーボードインスト | |||
19 | Save As... | 久保田光太郎 | 久保田光太郎 | 32ndシングル通常盤・初回盤AのみC/W |
20 | HUM A TUNE | 久保田光太郎 | 久保田光太郎 | 8thアルバム『glider』収録曲 |
21 | インタビュー映像 | |||
22 | Sweet Sick Honey | TAKESHI | TAKESHI | 36thシングル通常盤のみC/W |
23 | トランジスタ G ガール | 横山剣 | 横山剣 | 30thシングル |
24 | インタビュー映像 | |||
25 | do! do! do! | TAKESHI | TAKESHI | 35thシングル両A面曲 |
26 | インタビュー映像 | |||
27 | スベキコト | 城島茂 | 国分太一 | 40thシングル両A面曲 |
28 | Cross Fade | HIKARI | HIKARI | 40thシングル通常盤のみC/W |
29 | SONIC DRIVE! | 長瀬智也 | 長瀬智也 | 10thアルバム『Harvest』収録曲 |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | メンバー演奏インスト | |||
2 | advance | 小形誠 | 小形誠 | 41stシングル |
3 | AMBITIOUS JAPAN! | なかにし礼 | 筒見京平 | 28thシングル |
4 | メンバー紹介MC | |||
5 | -遥か- | 前田亘輝 | 春畑道哉 | 42ndシングル |
6 | 僕の恋愛事情と台所事情 | 城島茂 | 城島茂 | DVDシングル、10thアルバム『Harvest』収録曲 |
7 | それしかできない | 高木洋一郎 | 高木洋一郎 | 43rdシングル初回盤2のみC/W |
8 | Period | 清水昭男 | 清水昭男 | 41stシングル通常盤のみC/W |
9 | 路傍の花 | HIKARI | GIKARI | 43rdシングル通常盤のみC/W |
10 | 雨傘 | 椎名林檎 | 椎名林檎 | 39thシングル |
11 | 花唄 | TAKESHI | 鈴木秋則 | 25thシングル |
12 | 見上げた流星 | 平義隆 | 平義隆 | 44thシングル |
13 | スベキコト | 城島茂 | 国分太一 | 40thシングル両A面曲 |
14 | GREEN | HIKARI | HIKARI | 26thシングル |
15 | Symphonic | HIKARI | HIKARI | 7thアルバム『5 AHEAD』収録曲 |
16 | 宙船(そらふね) | 中島みゆき | 中島みゆき | 35thシングル |
17 | Dream&Breeze | TAKESHI | 加藤裕介 | 43rdシングル通常盤のみC/W |
18 | HEY! Mr.SAMPLING MAN | 久保田光太郎 | 久保田光太郎 | 7thアルバム『5 AHEAD』収録曲 |
19 | 上昇思考 | 山下和彰 | 山下和彰 | 39thシングル通常盤のみC/W |
20 | SONIC DRIVE! | 長瀬智也 | 長瀬智也 | 10thアルバム『Harvest』収録曲 |
21 | LOVE YOU ONLY | 工藤哲雄 | 都志見隆 | 1stシングル |
22 | MC | |||
23 | PLUS | 城島茂 | 城島茂 | 配信限定シングル、44thシングル通常盤のみC/W |
24 | アンコール | |||
2 | 城島SONG 2011 | 城島茂 | 城島茂 | 8thアルバム『glider』初回盤Aのみ特典CD収録曲 別バージョン |
26 | MC KAT-TUN田中聖登場 | |||
27 | NaNaNa(太陽なんていらねぇ) | 玉置浩二 | 玉置浩二 | 43rdシングル 2番Aメロが田中の即興ラップに差し替え |
28 | MC |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | OP | |||
2 | 宙船(そらふね) | 中島みゆき | 中島みゆき | 35thシングル |
3 | 青春(SEISYuN) | 長渕剛 | 長渕剛 | 38thシングル |
4 | AMBITIOUS JAPAN! | なかにし礼 | 筒見京平 | 28thシングル |
5 | do! do! do! | TAKESHI | TAKESHI | 35thシングル両A面曲 |
6 | Sweet Sick Honey | TAKESHI | TAKESHI | 36thシングル通常盤のみC/W |
7 | ドラムベース演奏 | |||
8 | ALIVE-LIFE | 清水昭男 | 清水昭男 | 29thシングル両A面曲 |
9 | undid | 城島茂 | 国分太一 | 10thアルバム『Harvest』収録曲 |
10 | リプライ | HIKARI | HIKARI | 35thシングル通常盤のみC/W |
11 | Mr.Traveling Man | 清水昭男 | 清水昭男 | 33rdシングル |
12 | メッセージ | 久保田光太郎 | 久保田光太郎 | 22ndシングル |
13 | Stardust Lover Orchestra | TAKESHI | TAKESHI | 38thシングル通常盤のみC/W |
14 | 本日、未熟者 | 中島みゆき | 中島みゆき | 37thシングル |
15 | ラン・フリー(スワン・ダンスを君と) | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 36thシングル両A面曲 |
16 | LOOP〜愛しい日々のメロディー〜 | TAKESHI | TAKESHI | 32ndシングル通常盤・初回盤BのみC/W |
17 | 明日を目指して! | 長瀬智也 | 長瀬智也 | 32ndシングル |
18 | SONIC DRIVE! | 長瀬智也 | 長瀬智也 | 10thアルバム『Harvest』収録曲 |
19 | JUMBO | 鶴田海生 | 鶴田海生 | 6thアルバム『YESTERDAY&TODAY』収録曲 |
20 | sugar | 長瀬智也 | 長瀬智也 | 11thアルバム『sugar』収録曲 |
リリースデータ
2011年9月14日 | 音楽DVDチャート初登場1位 総合DVDチャート初登場1位 |
売上1.0万枚 | J Strom |
メンバー
Guitar,Vocal | 城島茂 |
Bass,Vocal | 山口達也 |
Keyboard,Vocal | 国分太一 |
Drums,Vocal | 松岡昌宏 |
Vocal,Guitar | 長瀬智也 |
TOKIO7thライブ映像作品。5thライブDVD。通算7作目、DVDでは5作目。J Storm移籍後は初のDVD作品(というか移籍4年目にしてシングル以外が初)。06年以来5年ぶりのライブ作品となった。前作に収録されていた06年のライブハウスツアー以降は07年はライブが無く、08年は春3本と夏にツアー、09年に3本、10年もライブが無く、11年にツアーを行った。08年春と夏にそこまで大きなセットリスト変更は無かったようなので、前作以降のライブを一挙収録した形になる。DISC-1に09年10月8日の名古屋ガイシホール公演、DISC-2に11年5月11日の日本武道館公演の模様を収録。初回盤にのみDISC-3が付属し、08年8月31日のパシフィコ横浜公演の模様を収録している。DISC-3のみアンコール演奏曲が収録されておらず本編のみである。初回盤パッケージにはDISC-3の曲目のみ記載が無く、ブックレットもDISC-1,2の写真しか載っていないが、曲目はDISC-3を取り出したトレイ下に記載されている。
初回盤のみDISC-3
前作の次のツアーになるので前作からの流れだとDISC-3から見ると時系列になる。かなりロックバンド路線を推し進め、長瀬メインの曲も増えていったものの、当時の新曲は歌謡路線やポップ路線などストレートなロックが皆無といっていい状況だった。そんな中でJ
Stormに移籍することが発表され、「雨傘」が発売される直前のライブとなる。この当時のシングル曲が多く、古い曲もほとんどない。当時のシングルの印象に比べればかなりロックな印象で、ホーン隊とストリングス隊を取り入れたことで「宙船」もシングルバージョンでの披露になっているが、どれもシングルより圧倒的な迫力を持って演奏されているので圧巻である。ラストの「Sugar」はまさにバンドTOKIOの真骨頂。自作曲にして聞かせるラストの長い演奏は言葉を語らずとも楽器で語るといった感じでひたすらにかっこいい。
DISC-1
シングル1枚、ツアーというには少なすぎる3本という不遇すぎる15周年となってしまったこの09年。当初はアルバムも出ることになるだろうとしっかりコメントしていたのだが(『雨傘』の初回特典DVDにて今後の展望についてはっきりと語っていた)…主たる要因は嵐が10周年で派手にやっていたのでレコード会社的にも嵐の後輩となったTOKIOは干されていたとしか思えない(実際いつもはラストで武道館だけど今回は嵐にとられたと冗談めかしてMCで語ったというライブレポも見た)。この時点で長瀬も30代になったということで全員30代というのを押し出すのみ(ただし城島が10年には40歳になったので全員30代はこれが最後だった)で「城島SONG」などでは一応15周年について触れているものの15周年という冠がライブタイトルについていない。割と懐かしめの曲も織り交ぜながらもデビュー曲は無いし、初期のヒットシングルも入っていないなどアニバーサリー的なヒットパレードにはなっておらず、選曲はなかなかに面白い。ここではストリングス隊がいないが、ホーン隊、サポートのキーボード、パーカッションが入っている。またこれにのみ合間にメンバー個別のインタビューが入っており、ライブや演奏についても語っている。ただし相変わらずほとんど長瀬メイン楽曲でMCがカットされているため、特にドラムに専念している松岡は言葉ではなくドラムで語る状態になっている。気になるのは松岡がつるっぱげ坊主になっているのはまだしも長瀬は片側だけを刈り上げた一時期の堂本剛にも匹敵するような奇抜な髪型になっていることである。しかも前髪が異常に長く、まるでボロボロになったカツラをわざとヅラして被っているかのような気色悪いことになっており、個性的というよりぶっちゃけカッコ悪い。歌と演奏がカッコいいのに、これはさすがに無骨さがカッコいいとかいうレベルじゃないと思う。
DISC-2
現時点で最新のライブだがさらに一段進化したTOKIOがいるといった印象。ストリングス隊、ホーン隊だけでなく大コーラス隊まで招いている。大コーラス隊と送る「宙船」の迫力は圧巻である。また今までのライブ映像と違ってメンバー紹介、曲紹介、最後のあいさつなど一部のMCが収録されているのもポイントである。今までの作品では叫びながらオラオラ調で観客を煽っていた長瀬が随分丁寧でおとなしくなったな…という感もあるけど、今回は他のメンバーが喋るところも多く、松岡もボーカルや煽りなどでマイクを持つ。また城島メイン、山口メイン、国分メイン曲など長瀬以外がボーカルを取った曲も織り交ぜており、特に長瀬以外の4人が歌う異色編成の曲「Dream&Breeze」では長瀬はギターソロで聴かせるなど新たな一面が見れて非常に良かった。さらにアルバムが出ない中で送られた「PLUS」も全員でボーカルを取っているし(2コーラス目以降は長瀬は演奏に徹する)、今までは長瀬が全員分歌っていた「城島SONG」も今回は1人ずつリレーで歌っていく形式に変更。やはりメインボーカルは長瀬だけどせっかく全員が歌えるんだから、こういった色々な編成の曲を入れていくのこそTOKIOらしさが出ていいと思う。ラストではプライベートで見に来ていたKAT-TUN田中聖を無理やりステージに呼び出し、1番を歌い終わった後に長瀬がムチャぶりして2番Aメロを即興のラップに替えてラップする田中というコラボも。ちょっとかわいそうな気もするけど、イメージよりもかなり好青年なんだなと思った。
バンドTOKIOの魅力が詰まった大満足の1作である。シングルがリリースされるのみの状況だけに、被っている曲も多いが、毎回アレンジを変えたり加えたりしているので被っていても新鮮に聞くことができる。特にDISC-2は必見。バラエティタレントとは全く違うバンドTOKIOの姿は知らない人には確実に衝撃だと思われる。特にギタリスト城島は別人のようにカッコいい。新作アルバムが全く出せずシングルもいつ出るか分からないような不穏な状況は今後も続くと思われるが(20周年も嵐の15周年に被るわけで、売上もジャニーズ最下位レベルで低迷しまくっているので嵐と同じJ Stromにいる限り力入れてもらえなそう)、ライブバンドTOKIOはこういった状況でもどんどん進化していることが分かる。いつかライブにも行ってみたいが…新作が無い以上は次のライブもいつになるのか…。
印象度★★★★★