Special GIGs 2006〜Get Your Dream〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | OP | |||
2 | LOOP〜愛しい日々のメロディー〜 | TAKESHI | TAKESHI | 32ndシングル『明日を目指して!』初回B、通常盤のみC/W |
3 | Get Your Dream | TAKESHI | TSUKASA | 34thシングル |
4 | EMBLEM | 樋口了一 | 樋口了一 | 13thシングル『この指とまれ!』C/W |
5 | DOCUMENT#1 | ツアードキュメント | ||
6 | 必要と思われる箇所にピリオドを打て | 城島茂 | 城島茂 | 9thアルバム『ACTU』収録曲 |
7 | Mr.Traveling Man | 清水昭男 | 清水昭男 | 33rdシングル 後に10thアルバム『Harvest』に収録された「#2」に近いアレンジ |
8 | GREEN | HIKARI | HIKARI | 26thシングル |
9 | 宙船(そらふね) | 中島みゆき | 中島みゆき | 35thシングル 後にRock Versionとされた装飾音なしのアレンジ |
10 | DOCUMENT#2 | ツアードキュメント | ||
11 | LOVE YOU ONLY | 工藤哲雄 | 都志見隆 | 1stシングル バラード調の新アレンジ |
12 | Southend | HIKARI | HIKARI | 26thシングルC/W |
13 | DOCUMENT#3 | ツアードキュメント リハ映像 | ||
14 | WATER LIGHT | 久保田光太郎 | 久保田光太郎 | 9thアルバム『ACTU』収録曲 |
15 | 『コンクリート』『ジャパニーズ』『サンデー』 | 久保田光太郎 | 久保田光太郎 | 8thアルバム『glider』収録曲 |
16 | HEY!Mr.SAMPLING MAN | 久保田光太郎 | 久保田光太郎 | 7thアルバム『5 AHEAD』収録曲 |
17 | Sunset.Sunrise | 久保田光太郎 | 久保田光太郎 | 9thアルバム『ACTU』収録曲 |
18 | do! do! do! | TAKESHI | TAKESHI | 35thシングル両A面曲 |
「DOCUMENT」内からのみ選択できるドキュメント3編 すぐに感染するTOKIO#1 すぐに感染するTOKIO#2 キャメラがあると何かしてしまうTOKIO |
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隠し映像 「城島SONG」 メイキング映像 |
リリースデータ
2006年11月22日 | 総合DVDチャート初登場17位 音楽DVDチャート初登場2位 |
売上1.3万枚 | Produced by JULIE.K Directed by 長瀬智也 |
ユニバーサル |
メンバー
E.Guitar,Vocals | 城島茂 |
Bass,Vocals | 山口達也 |
Keyboard,Vocals | 国分太一 |
Drums,Vocals | 松岡昌宏 |
Vocals,A.Guitar,E.Guitar | 長瀬智也 |
TOKIO6thライブ映像作品。4thライブDVD。通算6作目、DVDでは4作目。また今作からVHSでの発売が無くなりDVDのみとなった。ユニバーサルでは3作目にして最後のライブ作品。06年春のツアーで山口達也が発案し、メンバーが開催を約束して8月〜9月に実現したかねてからの強い要望だったという初のライブハウスツアーの模様を収録。全曲は収録されていない。MCも全面的にカットされている。今回は長瀬智也がディレクターとしてDVD制作に関与している。隠しトラックが2つ収録されており、「GIG」コーナー内から個別に適当な3曲をそれぞれ再生(早送り可能)した後に、TOPメニューに戻ると、メニュー画面右にいる城島の頭が光っており、選択可能になる。それを選択すると城島に雷が落ちて頭がぱかっと割れ、花吹雪が舞えば「城島SONG」のライブ映像、ハンカチのようなものが出てきたら舞台裏のスライドショーが見れる。
余計な装飾音も演出も一切なく、いい感じに年を重ねてきてアイドルらしさも無くなり(特に長瀬が青年っぽさから一気にオッサン化した)、衣装もラフな感じ。5人の音のみで徹底的に聞かせるロックバンドTOKIOの真骨頂。当然ライブハウスなのでステージの仕掛けも皆無。前2作を見てもバンド感を打ち出していく過程が見えたが今回は一気に来るところまで来たという感じ。前作の時点ではがなり気味な歌い方がやや雑だった長瀬のボーカルも、喉を壊すどころかよりパワーアップしており、叫ぶところは以前よりもガツンと叫び、歌うところはしっかりと歌うというようなメリハリが出ていて歌い方が完成している。ロック色の強い楽曲はCD以上のパワー溢れる演奏を聞かせてくれるが、バンド以外の装飾音の多かった「Get Your Dream」「宙船」はロックバージョンとも言うべき5人だけの音でリアレンジされており、メチャクチャかっこよくなっている。最初からこれで出しても良かったんじゃないかという勢い(「宙船」は後にRock Versionとされ、06年末のFNS歌謡祭でもこのバージョンで披露されている)。さらに「Mr.Traveling Man」ではアコースティックバンドスタイル、「GREEN」も1番を山口が国分のピアノで歌い2番以降から徐々に盛り上がっていく別アレンジ、「LOVE YOU ONLY」は『TOK10』でもリアレンジされたが今回はさらにシンプルなバラードバージョンにリアレンジ…など既存の曲も5人だけの演奏に合わせて別アレンジで新しく生まれ変わっている。音源としては今作でしか聞けない貴重なものばかりだ。個人的にこの路線で聞いてみたい曲は他にもたくさんある。ライブハウスということでこれまでの作品よりもよりガツンとしたバンドサウンドが聞ける。このTOKIOがもっと認知されれば全く違う評価を得られるだろうし、シングルごとに作風がコロコロ変わったり、アルバムをなかなか出させてもらえない近年の迷走状態も無かったのではないかと思う。ロックバンドTOKIOを知りたければ真っ先に見ておくべき1作。他の作品はどれもボリュームがあり、それぞれに大会場ならではの見せ場などもあるんだけど、ロックバンドとしてのTOKIOを見たいなら今作がおススメ。
隠し映像は「GIGS」メニュー内からどれか1曲を適当に選んで再生→これを3回繰り返し(早送り、頭だけ再生してすぐに「GIGS」へ戻るのもOK)→トップへ戻ると右にいる城島の頭が光る→城島の光る頭が選択可能になるので選択→落雷が起きて城島の頭が割れると同時にランダムで「城島SONG」かメイキング映像のいずれかが再生される。
印象度★★★★★