Sugar
| No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 | 
| 1 | sugar | 長瀬智也 | 長瀬智也 | TOKIO | 新曲 | 
| 2 | Over Drive | オオヤギヒロオ | オオヤギヒロオ | 山原一浩 | 37thシングル両A面曲 | 
| 3 | 青春 SEI SYuN | 長渕剛 | 長渕剛 | 船山基紀 | 38thシングル 最高1位 売上8.6万枚 | 
| 4 | ひかりのまち | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 西村智彦 | 36thシングル 最高2位 売上4.8万枚 | 
| 5 | 恋人も濡れる街角 | 桑田佳祐 | 桑田佳祐 | TOKIO | 中村雅俊のカバー曲(1982年) 新録曲 | 
| 6 | 本日、未熟者 | 中島みゆき | 中島みゆき | 船山基紀 | 37thシングル 最高2位 売上8.1万枚 | 
| 7 | ラン・フリー(スワン・ダンスを君と) | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 西村智彦 | 36thシングル両A面曲 | 
| No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 | 
| 1 | 青春 SEI SYuN〜感動〜 | 長渕剛 | 沢田完 | ストリングスメインのインスト | |
| 2 | 青春 SEI SYuN〜Action〜 | 長渕剛 | 船山基紀、沢田完 | 原曲アレンジにメロディーがギターソロのインスト | |
| 3 | 青春 SEI SYuN〜せつない〜 | 長渕剛 | 沢田完 | クラシックギターメインのスローインスト | |
| 4 | 宙船(そらふね)〜jumble version〜 | 中島みゆき | 中島みゆき | 船山基紀、KAM | 35thシングル バンドを前面に出した別アレンジ | 
| 5 | 本日、未熟者〜unplugged〜 | 中島みゆき | 中島みゆき | 沢田完 | 37thシングル アコギ+オーケストラによる別アレンジ | 
リリースデータ
| 2008年2月20日 | 初登場6位 | 売上4.5万枚 | ユニバーサル | 
メンバー
| Guitar | 城島茂 | 
| Bass | 山口達也 | 
| Keyboard | 国分太一 | 
| Drums | 松岡昌宏 | 
| Vocal | 長瀬智也 | 
TOKIO11thアルバム。ミニアルバムでの発売となり、07年のシングルA面5曲に加えて完全自作となる新曲、カバー曲の2曲を加えた7曲入り。初回盤A、BはDVD付でそれぞれ内容が違う。通常盤初回プレスのみDISC-2が収録されている。ドラマ「歌姫」で使用されたインスト3曲と既存楽曲の別アレンジ2曲が収録されている。ユニバーサル在籍時のラストアルバムとなった。
時間が無かったのだろうか?非常に中途半端なアルバム。新曲わずか1曲でもう1つはカバーとは…。TOKIO編曲というのは過去に数えるほどしかなく、KAMとの共同名義で『花唄』のアコースティックバージョンや『LOVE YOU ONLY』のリメイクをやったのくらいしか記憶に無い。完全にTOKIO単体でのアレンジは初では?そんなわけで『sugar』はバンドTOKIOの真骨頂。歌謡路線になってからは余計な装飾音が増えてしまいバンド感全開の曲がなくなってしまっていたが、久々に分厚いバンドサウンドが聞ける。自身アレンジだけにエンディングでは長めの演奏もたっぷり聞かせてくれてそのためだけに今作の価値があるといって良い。同じくTOKIO編曲の『恋人も濡れる街角』は一転して大人のアレンジ。ある意味では年齢相応の大人っぽさを見せる。シングル曲に関しては歌謡路線を狙いすぎててどれもアクが強すぎ。別にバンドでやる必要も無かったような曲が多い印象。『Over Drive』だけはソニー時代のようなポップロック。アルバムとしては若干微妙ではあるが『sugar』はバンドTOKIOを求める人は必聴。
通常初回のみのDISC-2の方はインスト3曲がたっぷりフルサイズ。一応バンドであるTOKIOが、演奏も歌もやってないような曲(少なくともドラマ用の曲ならドラマの音楽担当者とそれに近いスタジオミュージシャンが手がけているだろうからバンドのパートもTOKIOが弾いているわけではないだろう)が3連発は…。ドラマのサントラにでも入れてくれ。意味があるのはラスト2曲。『宙船(そらふね)〜jumble version〜』はライブでよく披露されるというバンドバージョンで、原曲ではブラスやストリングスが目立っていたがそれらをカットしてバンド感を重視。だがどういうわけか後半になるとブラス音が復活してしまう。ラストサビにコーラスが追加されたのはポイントだが、どうせなら最後まで貫いてほしい。『本日、未熟者〜unplugged〜』はアコギ弾き語りに始まり、中盤から派手にストリングスが入ってくる。
通常アルバムなら他のメンバーがメインで歌う曲なども必ずあったのだが今回は長瀬のソロ歌唱が多いので、他のメンバーの歌声がほとんどない。この内容だとアイドルTOKIOを求める人は当然不満だろうし、バンドTOKIOを求める人も『sugar』とバンド感を前面に出した『宙船』のくらいしか聞き所が無いので不満は残る内容だと思う。自作スタイルが最大にして唯一の今後に期待できるポイントなのでバンドとしてのTOKIOをもっと聞かせてほしい。
 初回盤A(DVD付)    
 初回盤B(DVD付)  
 通常初回(DISC-2付)  
通常盤 
印象度★★★☆☆