TOK10
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 原曲 |
1 | 涙くんさよなら | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 香取良彦& 小西康陽 |
ジャニーズ(1966年) |
2 | ブルドッグ | 伊藤アキラ | 都倉俊一 | 曽我部恵一 | フォーリーブス(1977) |
3 | よろしく哀愁 | 安井かずみ | 筒美京平 | 小西康陽 | 郷ひろみ(1974) |
4 | 抱きしめてTONIGHT | 森浩美 | 筒美京平 | Towa Tei | 田原俊彦(1988) |
5 | ギンギラギンにさりげなく | 伊達歩 | 筒美京平 | 高見沢俊彦 | 近藤真彦(1981) |
6 | 100%…SOかもね! | 森雪之丞 | 井上大輔 | 曽我部恵一 | シブがき隊(1982) |
7 | 気まぐれ One Way Boy | 橋本淳 | 山本寛太郎 | Adrian Belew | THE GOOD-BYE(1983) |
8 | 君だけに | 唐珍化 | 筒美京平 | TOTO | 少年隊(1987) |
9 | DAYBREAK | 大津あきら | MARK DAVIS | 高見沢俊彦 | 男闘呼組(1988) |
10 | パラダイス銀河 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 小西康陽 | 光GENJI(1988) |
11 | らいおんハート | 野島伸司 | コモリタミノル | 知野芳彦 | SMAP(2000) |
12 | フラワー | HAL | HAL/音紀 | SKETCH SHOW | Kinki Kids(1999) |
13 | WAになっておどろう | 長万部太郎 (角松敏生) |
長万部太郎 (角松敏生) |
角松敏生 | V6(1997) |
14 | LOVE YOU ONLY | 工藤哲雄 | 都志見隆 | TOKIO&KAM | TOKIO(1994) |
リリースデータ
2004年9月1日 | 初登場1位 | 売上17.5万枚 | ユニバーサル |
メンバー
城島茂 |
山口達也 |
国分太一 |
松岡昌宏 |
長瀬智也 |
TOKIOデビュー10周年歴代ジャニーズソングカバーアルバム。選曲はメンバーによるものでそれぞれが思い入れが強いのはソロで歌っている模様。各曲で豪華プロデューサー陣を迎えている。またデビュー曲の「LOVE YOU ONLY」をリアレンジしてセルフカバーしている。TOKIOが演奏しているのはこの1曲だけであとはすべてボーカリストとして参加している。発売前から妙に話題になっており発売日にもワイドショーなどで取り上げるなど特にワイドショーネタでの話題があったわけでもないのに何らかの意図が動いたのかワイドショー宣伝が活発に行なわれた。TOKIOとしては初のアルバム1位獲得作品となり、通常時よりもヒットした。
個人的にはバンドとしてのTOKIOが好きなので正直しばらく出ていないオリジナルアルバムを期待していた。せっかくここ最近はバンド路線を強めてきており期待していたのに…。だがこのアルバムも一応企画としてはそれなりにおもしろい。世代が世代だけにフルで原曲知ってるのはSMAP,V6,Kinki Kidsくらいなものだったが他の曲もどこかで聴いたことがあった。ボーカリストとしての参加ということで長瀬以外のメンバーが歌う機会というのも久々にガッツリある。アレンジに関してはTOKIOはボーカリストとして参加していることもあり、このアルバムではバンドは全く意識されていない。デビュー10周年という節目にあえて楽器を捨ててボーカリストに徹した上で「TOKIOだからできる」というのがよく分からないのも事実。「TOKIOだからできる」というのは全員が歌う事も出来るという意味で確かにそうかもしれないが…。これがいつもよりヒットしてしまい、TOKIO唯一のアルバム1位獲得作品となってしまう辺りがなんだかなぁ…とTOKIOリスナーにとってはピンと来ない部分が大きい1作だと思う。
現在進行形のバンドTOKIOが感じられるのは「LOVE YOU ONLY」のみだがミディアム調になり非常に大人っぽい雰囲気になっていて爽快さがないものの成長は感じる。あれだけの80年代ノリの古臭いアイドルソングをここまで大人っぽく仕上げたという点は素晴らしい。その分歌詞が浮くけど。
印象度★★★☆☆