Route109 2nd Blvd.
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 提供先アーティスト |
1 | Stand Up | 倉木麻衣 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 倉木麻衣(2001) |
2 | 迷図 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | となりの坂田。(浦島坂田船)(2020) |
3 | Don't you wanna see me (oh) tonight | 滴草由実 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 滴草由実(2003) |
4 | フォトグラフ | 坂井泉水 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | ZARD(1999) |
5 | Wake me up | 倉木麻衣 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 倉木麻衣(2014) |
6 | !Hola! !Hola! !Hola! | 大黒摩季 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | TFG(2021) |
7 | まぜるなきけん | 植田真梨恵 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 植田真梨恵(2020) |
8 | Have a good time! | 里明日香, 田中亜衣里, 満梓 |
徳永暁人 | 徳永暁人 | スパークリング☆ポイント(2005) |
9 | ORDER | 佐々木美和 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | BAND-MAID(2016) |
10 | Just wanna be | WAG | 徳永暁人 | 徳永暁人 | WAG(2001) |
11 | grand blue | 北原愛子 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 北原愛子(2002) |
12 | 夏の恋はいつもドラマティック | 坂井泉水 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | SARD UNDERGROUND(2021) |
13 | stay young | 松永安未 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | the★tambourines(2002) |
14 | ジューンブライド〜あなたしか見えない〜 | 三枝夕夏 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 三枝夕夏 IN db(2005) |
15 | Winter Bells | 倉木麻衣 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | 倉木麻衣(2002) |
リリースデータ
2023年2月1日 | 初登場88位 | 売上0.05万枚 | Produced by 徳永暁人 | GIZA studio |
Route 109 Trio
Vocal,Bass&Piano | 徳永暁人 |
Drums | 車谷啓介(from Sensation) |
Guitar | 増崎孝司(from DIMENSION) |
徳永暁人2ndセルフカバーアルバム。前作から2年2ヶ月ぶり。前作『Route 109』に続く第2弾。今回もこれまで提供してきた楽曲の中から15曲をセルフカバー。前作同様にトリオ編成のセッション形式でのレコーディングとされているがRoute 109 TrioのメンバーはギタリストがKEIから増崎孝司に交代した。は「Have a good time!」は当時の作詞クレジットはスパークリング☆ポイント名義だったが今作では何故か「Have a good time!」の作詞が3人の連名、しかも当時名前のみで活動していて非公開だった苗字も含めたフルネームに変わっている。
低音の歌唱が特に福山雅治に似ているものの、前作のジャケットは何故かココリコ田中直樹に似る…という仕上がりだったが似たような構図の今作では無事に福山雅治に寄せる事に成功し
前作時はWebインタビューはいくつか出ていたが今作は何故か取材に一切応じていないのかdoa公式の「Web」欄が空白のままだったが、本人のインスタグラムでアルバム解説、1曲ごとのライナーを発売後から少しずつ更新していた。前作同様にデモも作らずにコード譜だけでスタジオに入ってその場でセッションして1発録りという手法は前作を踏襲している模様。このため本人がピアノ演奏の曲はベースが入らない編成となり、ギターソロになるとバッキングのギターが消えてベース(またはピアノ)とドラムだけになっていて重ね録りをしていない。
同じ1発録りセッションだが、ギタリストが増崎孝司に交代した影響なのか、前作はもっと勢い先行な部分もあったが今作は勢いのある曲でも丁寧で落ち着いていて、落ち着いた状態でなんか細かい事平気でやっててテクが凄い…みたいな。増崎孝司のギターの腕が明らかに高いのはなんとなくでも分かった。WANDSとSARDではMVのアテブリ要員&ライブ要員としてしか呼ばれないけどGIZAでの20数年のキャリアは伊達ではない車谷啓介も張り切りまくっていて、今作の3人の演奏は前作とはまた違った熱さで個性をぶつけ合っていてなかなか聞き応えがある。
提供曲は多いんだけどヒットが少なく、今回も「Stand Up」「Winter Bells」くらいしか知られたヒット曲はない。基本的に全て徳永流に低音ボーカルの旨味を生かしたカバーの連発。コーラスの重ね録りをしていない上に、バンドメンバー2人も演奏に徹しているため、1曲目の「Stand Up」からサビのCtach me a dream!に続く"feel the music in me"が抜け落ちている…(歌詞カードにこの曲だけ※制作上の意図により、一部歌詞表記と異なる箇所がございます。と注意書きもある)というのはちょっと違和感。GIZA界隈を当時多少でも漁っていればなんとなく聞き覚えはある曲は多いがそれでも10年15年単位で長らく聞いていない曲ばかりなのと徳永流カバーによりわずかな記憶も上書きされてすっかり原曲が思い出せない曲も多かった。それでも一定以上に聞きやすいポップな曲は並んでいる印象。突き抜けて名曲というのがなかなかなくて横一線でどれもいいといった印象も前作同様。ボーカルのくどさは軽減されたのか慣れたのか今回はあまり気にならなかった。
印象度★★★★☆
2023.3.12更新