東京女子流 CONCERT*07「10年目のはじまり」
No | タイトル | 備考 |
1 | OP | |
2 | Attack Hyper Beat POP | 1stアルバム『鼓動の秘密』収録曲 |
3 | W.M.A.D | 8thシングル両A面曲 |
4 | ふたりきり | 3rdアルバム『約束』収録曲 |
5 | Liar | 8thシングル |
6 | MC | |
7 | 雨と雫 | 1stミニアルバム『PERIOD. BEST〜オトナニナルンダカラ〜』収録曲 |
8 | ラストロマンス | 24thシングル |
9 | kissはあげない | 25thシングル |
10 | 光るよ | 26thシングル |
11 | 2011年の中野サンプラザ(CONCERT*02)映像+MC | |
12 | 鼓動の果て〜月が泣いている〜 | 1stアルバム『鼓動の秘密』収録曲 |
13 | きっと忘れない、、、 | 4thシングル両A面曲 |
14 | ヒマワリと星屑 | 4thシングル |
15 | Limited addiction | 7thシングル |
16 | MC | |
17 | 初恋 | 24thシングルC/W アコースティック(キーボード伴奏のみ) |
18 | サヨナラ、ありがとう。 | 6thシングル両A面曲(カット) アコースティック(ギター伴奏のみ+終盤バンド演奏) |
19 | ミルフィーユ | 21stシングル |
20 | water lily〜睡蓮〜 | 23rdシングル |
21 | Never ever(TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix) | 19thシングル |
22 | 深海-Hi-ra Mix- | 20thシングル |
23 | Reborn | 26thシングル両A面曲 |
24 | 大切な言葉 | 10thシングル両A面曲 |
25 | おんなじキモチ | 2ndシングル |
26 | ゆうやけハナビ | 1stアルバム『鼓動の秘密』収録曲 |
En.01 | ||
27 | キラリ☆ | 1stシングル |
En.02 | ||
28 | 光るよ More Guitar Mix | 26thシングルC/W |
リリースデータ
2019年9月25日 | 音楽Blu-rayチャート10位圏外(総合49位) 音楽DVDチャート初登場18位(総合53位) |
売上不明 売上0.05万枚 |
Produced by Kaicho | avex trax |
メンバー
山邊未夢 |
新井ひとみ |
中江友梨 |
庄司芽生 |
東京女子流7thライブ映像作品。Blu-ray、DVDでの発売。単独映像作品は15年12月(5周年ライブ)以来となり、4人になってからは初。デビュー10年目突入を記念して2019年5月25日に中野サンプラザで行われた『CONCERT*07「10年目のはじまり」』の模様を全曲収録。2011年12月24日にCONCERT*02を開催して以来の中野サンプラザ公演となった。また2014年12月を最後に使用されていなかったCONCERT*のナンバリングが4年5ヵ月ぶりに復活した(4人になってからは初)。今回は久々に女性5名のバックバンドが参加(EDM路線だった「ミルフィーユ」〜「深海」には不参加)、またバックダンサー15名も一部楽曲に参加している。一方で新井ひとみが左足怪我の影響でしばらくダンスパフォーマンスを制限していたため、DJ KOO(TRF)のKOO輩"DJ ひっと"としてDJブースでパフォーマンスを行っている。「鼓動の果て〜月が泣いている〜」〜「サヨナラ、ありがとう。」とアンコールでは新井ひとみもDJブースを降りて4人でダンスパフォーマンスを行った。
Blu-rayには山邊未夢、新井ひとみ、DVDには中江友梨、庄司芽生によるオーディオコメンタリーが全編に渡って副音声で収録されている。
初期の楽曲と華やかなダンサーも交えて盛り上がる序盤、色々融合した初期からの進化形を感じさせる路線となっているここ最近の「雨と雫」〜「光るよ」、2011年の中野サンプラザ(CONCERT*02)の思い出を反映した「鼓動の果て〜月が泣いている〜」〜「Limited addiction」のメドレー編成、演奏1本のアコースティック編成でコーラスワークを聞かせる「初恋」、「サヨナラ、ありがとう。」、電子音全開のEDM路線で今回もバンドを使わずにオケで挑んだ「ミルフィーユ」〜「深海-Hi-ra Mix-」、冒頭同様に再び華やかに締める最終盤、デビュー作ながら成長した今も色あせない「キラリ☆」、再度最新系で盛り上げて終わる「光るよ More Guitar Mix」…とブロックごとに今までやってきた方向性が端的にまとめられていて、ベスト選曲的なライブだ。
久々にCONCERTを銘打っただけあって、久々のホール、久々のバンド編成で一部楽曲では大量のバックダンサーも入れて見た目も華やかなステージが展開。5周年の前作の時点でメンバー以外何もなしでかなり規模が縮小していて寂しいものがあっただけに、今作は来年の10周年に向けての10年目のはじまりという位置づけにしては早くもギリギリまで頑張っている感じ。新井ひとみの怪我の問題もDJパフォーマンス風にすることでなんだか特別感が出ているし、ブース内で出来る盛り上げは最大限やっていて、大半の楽曲ではバンドが支えているのでステージの見栄えがしょぼい感じもしない。メンバーパフォーマンスも各々成長していい感じになっているし、10年目の貫禄とまだまだ若い勢いがあって人気面で正直ギリギリでも非常に10周年に向けて盛り上がってきているのは伝わる渾身の1作。
肝心の10周年は…どうなるんだろうか。来年の10周年に向けての始まりが既に思った以上にド派手にキマった感があるだけにこれ以上をやるのが逆に難しくないか。さすがに目指していた3度目の日本武道館はたとえ禁断の解散特需を使おうとも武道半どころじゃ済まないだろうし、何とか頑張って5000人くらい集客できるなら武道半にするよりもさいたまスーパーアリーナーの可変モードを駆使して最小のホールモードにして「さいたまスーパーアリーナ公演成功」にするという禁術みたいな手も無くは無いがたぶん大赤字そもそも武道館はオリンピックに向けた改修に突入するので10周年のタイミングではやる事自体が不可能っぽい。
オーディオコメンタリーがメンバー2人ずつ、Blu-rayとDVDで分けてしまう複数商法はちょっとなぁ…という感じはしたんだけど、少なくとも入手したBlu-ray版の山邊未夢、新井ひとみのトークは話が脱線する事が無く、きちんとその楽曲パフォーマンス時の裏話や思い出などを語ったオーディオコメンタリーらしいオーディオコメンタリーになっていたので思っていたより良かった。
印象度★★★★☆
2019.11.4更新