BEST SELECTION-starlight-
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | In Our Hands | TOKO | Carlos K. | 渡辺剛 | 13thシングル『Fantastic Soda!!』C/W、3rdアルバム『Harukarisk*Land』収録曲 |
2 | Tomorrow | 大沢圭一 | 大沢圭一 | 籠島裕昌 | 11thシングル『PACHI PACHI PARTY』C/W、3rdアルバム『Harukarisk*Land』収録曲 |
3 | 産巣日の詩 | 辛矢凡 | 神前暁 | 神前暁 | 3rdシングル 最高21位 売上1.2万枚 |
4 | STAGE | 川瀬智子 | 奥田俊作 | 奥田俊作 | 2ndアルバム『Sunny Side Story』収録曲 |
5 | やさしき日々 | 白戸佑輔 | 白戸佑輔 | 木村篤史 | 7thシングルC/W、2ndアルバム『Sunny Side Story』収録曲 |
6 | セパレイト・ウェイズ | 鈴木健太朗 | 鈴木健太朗 | 古川貴浩 | 14thシングル『courage』C/W |
7 | マリラレルラ | モリヒデオミ | モリヒデオミ | モリヒデオミ | 3rdアルバム『Harukarisk*Land』収録曲 |
8 | こいのうた | 荒巻修久 | 荒巻修久 | 齋藤真也 | 4thシングル 最高32位 売上0.5万枚 |
9 | Circle | emmy | 田中隼人 | 田中隼人 | 1stアルバム『Rainbow Road』収録曲 |
10 | 七色みちしるべ | 古屋真 | 戸松遥 | 大西省吾 | 1stアルバム『Rainbow Road』収録曲 |
11 | naissance | 野口圭 | 田中隼人 | 馬場一嘉 | 1stシングル 最高80位 売上0.1万枚 |
5 | Baby Baby Love | 鈴木健太朗 | 鈴木健太朗 | 古川貴浩 | 7thシングル 最高13位 売上1.1万枚 |
13 | ドーナツ | 古屋真 | 中村僚、中村友 | 木村篤史 | 10thシングル『Q&A リサイタル!』C/W |
14 | ヒカリギフト | 古屋真 | 黒光雄輝 | 古川貴浩 | 12thシングル 最高11位 売上0.7万枚 |
15 | ユメセカイ | 古屋真 | 南田健吾 | 古川貴浩 | 9thシングル 最高13位 売上3.2万枚 |
16 | bookmark | 古屋真 | 上野啓示 | 中野定博 | 新曲 |
リリースデータ
2016年3月18日 | 初登場13位 | 売上0.7万枚 | Produced by 篠原廣人 Sound Produced by 串崎元 |
ミュージックレイン |
戸松遥、初のベストアルバム。『BEST SELECTION-sunshine-』と2枚同時発売で今作にはバラードなどしっとり歌い上げる曲を中心に収録。2015年3月に発売された3rdアルバム『Harukarisk*Land』収録曲までのシングル14作、アルバム3作が対象となっており、3rdアルバム以降発売されていたシングル「STEP A GO! GO!」「シンデレラ☆シンフォニー」は対象外。公式サイトで全46曲があらかじめアップテンポ系、バラード系それぞれ23曲ずつに分けられており、その中から1日3曲投票できるシステムでファン投票を実施。上位15曲が機械的に15〜1位+新曲という曲順で収録されている。今作は候補曲のシングル表題曲は全て収録され、「セパレイト・ウェイズ」「ドーナツ」はアルバム初収録となった。2作ともトップ10入りも逃し、売上はこれまでを大幅に下回り1万割れとなった。初回盤は新曲「bookmark」のMVを収録したDVD付。
アルバム3枚しか出てないのに2枚同時ベストという事で、全楽曲のうち半数を超える楽曲が収録されるのはさすがに「ベスト」ではないんじゃないだろうか…。最早これは外す曲を決める投票と言った方が…。
今作はバラード系ということだが、元気系ポップナンバーがメインだけにシングル曲がそもそも少ないので今作は収録漏れしたシングルは無い。また1stアルバムの頃まではまだ路線が定まっていなかったためかミディアム系も多く、1stアルバムからはシングル表題曲、アルバム曲が多いが、以降は戸松=元気な曲のイメージが根付いたので2nd3rdからはアップテンポな表題曲に対してバラードなC/Wというポジションで収録されていたC/W曲が多めなのが特徴。後者に当たる楽曲は本当にド・バラードというポジションでこれがいきなり2連発。ほぼ80分フル収録なのに序盤から早速かったるい。「STAGE」も2ndアルバムを締める派手なロックバラードだったので4曲目にして早くもお腹いっぱいな気分になる。
単なる投票順にした弊害で特に前半はザ・バラード、ド・バラード、マジ・バラードばかりでどうにもきつい。しかし、どう考えてもアップテンポ枠だけど曲数を均等にするために無理やりこっちに割り振られたポップなナンバー「マリラレルラ」からはミディアムテンポやアップテンポではないがバラードでもない普通にポップなナンバーが出てくるようになりようやく面白くなってくる。個人的には「こいのうた」は1,2を争うくらい好きな1曲だし、デビュー曲なのに1番イメージから遠ざかってる「naissance」も同系統がほかに無くて結構好きだし、80'sアイドルが現代風になったような「Baby Baby Love」も良く、この後半の流れで印象が一気に上がった。新曲「bookmark」も投票1位の「ユメセカイ」の後だけに同じようなバラードで勝負するのではなく、バラードじゃないこざっぱりしたミディアム寄りの感謝ソングでうまくアルバムを締めていると思う。15〜1位という順位通りにかなり尻上がりなアルバムだ。というかやっぱ7位か8位辺りまでで切ってそれらを合体させた1枚組で良かったよな…っていう…。
印象度★★★☆☆
2016.8.2更新