Gothic Melting Ice Cream's Darkness “Nightmare”
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Wait till I can dream | Tommy heavenly6 | Mark and John | Mark and John | 1stシングル 最高5位 売上4.8万枚 |
2 | Hey my friend | Tommy heavenly6 | Mark and John | Mark and John | 2ndシングル 最高20位 売上4.0万枚 |
3 | Ready? | Tommy heavenly6 | Chris Walker | Chris Walker | 3rdシングル 最高15位 売上1.3万枚 |
4 | I'm Gonna SCREAM+ | Tommy heavenly6 | Jeffery Stevens | Jeffery Stevens | 4thシングル 最高22位 売上1.5万枚 |
5 | pray | Tommy heavenly6 | Chris Walker | Chris Walker | 5thシングル 最高10位 売上4.2万枚 |
6 | Lollipop CandyBADgirl | Tommy heavenly6 | Lucy Henson, Brian Valentine |
Lucy Henson, Brian Valentine |
6thシングル 最高12位 売上1.5万枚 |
7 | IXmas | Tommy heavenly6 | James White | James White | 7thシングル 最高29位 売上0.9万枚 |
8 | Heavy Starry Chain | Tommy heavenly6 | John White | John White | 8thシングル 最高20位 売上0.9万枚 |
9 | PAPERMOON | Tommy heavenly6 | Chiffon Brownie | Chiffon Brownie | 9thシングル 最高10位 売上1.9万枚 |
10 | LCDD | Tommy heavenly6 | Chris Walker | Chris Walker | 1stアルバム『Tommy heavenly6』収録曲 |
11 | Roller coaster ride→ | Tommy heavenly6 | Mark and John | Mark and John | 2ndシングルC/W |
12 | fell in love with you | Tommy heavenly6 | Mark and John | Mark and John | 1stアルバム『Tommy heavenly6』収録曲 |
13 | GIMME ALL OF YOUR LOVE!! | Tommy heavenly6 | Jeffery Stevens | Jeffery Stevens | 3rdシングルC/W |
14 | GOING 2 MY WAY! | Tommy heavenly6 | Jeffery Stevens | Jeffery Stevens | 4thシングルC/W |
15 | Wanna be your idol | Tommy heavenly6 | Lucy Henson | Lucy Henson | 1stアルバム『Tommy heavenly6』収録曲 |
16 | Lucky me | Tommy heavenly6 | John White | John White | 2ndアルバム『Heavy Starry Heavenly』収録曲 |
17 | +goyhic Pink+ | Tommy heavenly6 | Lucy Henson | Lucy Henson | 1stアルバム『Tommy heavenly6』収録曲 |
18 | 2Bfree | Tommy heavenly6 | Lucy Henson | Lucy Henson | 1stアルバム『Tommy heavenly6』収録曲 |
★BONUS TRACK★ | |||||
19 | Unlimited Sky | Tommy heavenly6 | Chiffon Brownie | Chiffon Brownie | 配信限定シングル 初CD化 |
リリースデータ
2009年2月25日 | 初登場6位 | 売上4.6万枚 | Total Produced & Organized by Tommy All Songs Produced,Arranged,Recorded & Mixed by Mark and John,Chris Walker,Jeffery Stevens Lucy Henson,Brian Valentine,James White,John White,Chiffon Brownie=奥田俊作(the brilliant green) |
DefSTAR Records |
Tommy heavenly6初のベストアルバム。別プロジェクトのTommy february6のベストと同時発売。ここまでのシングル9枚、アルバム2枚からの選曲。2ndアルバム以降のシングルだった「PAPERMOON」、C/Wのみだった「Roller coaster ride→」、配信限定の「Unlimited Sky」がアルバム初収録。この名義はthe brilliant greenボーカル川瀬智子のソロプロジェクトとして活動していたTommy february6の別人格という設定で03年に活動を開始。当初は並行して活動していたが06年以降はheavenly一本での活動となっていた。07年にはthe brillinant greenが5年ぶりに活動を再開したものの、翌年にはすぐにソロに戻った。今作のわずか2ヶ月後にはシングルなしで3rdアルバムをリリース。さらにその1ヶ月後の5月末で事務所及びレコード会社との契約が終了。2010年には移籍してthe brilliant greenとして活動を再開。heavenlyではその途中で配信限定シングルをリリースしている。初回盤は完全限定生産のBOX仕様でBlu-Spec CD仕様+DVD、様々なグッズが付属する。通常CD+DVD、CDのみと合計3種でリリースされているが曲やDVDの内容は同じである。
また作曲編曲録音ミックスまで担当している人物は毎回異なる外人のような名前でクレジットされていたが、07年のライブの際に全て奥田俊作であると明かされており、今作にはその旨がクレジットされている。また今作収録曲には無いが、1stアルバムの一部の曲にギターでクレジットされていたK-Smithも同じくメンバーの松井亮だと明かされ、今作にはスペシャルサンクス内で正体を記載している。
クレジット上ではドラムベースは数曲でしか記載されておらずギタークレジットも無いものの(恐らく全部奥田が担当している)激しいロックバンドサウンドが基本。風貌はアヴリルみたいな濃い雰囲気だが、ダークサイドというだけあってサウンドはかなりヘビーである。パッと聞いた感じ、the brilliant greenとは大まかに爆音系のロックサウンドといってしまえば同じであるが、ブリグリがあくまでUKロックを中心しているのに対してオルタナとかグランジとかハードロックとかそう呼ばれるようなもっとヘビーでコア系のロックサウンドになっている。けっこうゴスロリっぽい雰囲気があったり、それがあんまり無かったりとあまり「これ」と限定していない感じもある。普通のバンドであればまあアルバムで何曲かこういう路線があってもおかしくないし、バンドを続けるうちにロック度が増していって完全にこっちに変化するということも珍しくないだろう(逆にfebruary方面に行くような事はまず無い)。事実ブリグリも3rdアルバム辺りはかなりハードロックっぽい方向になっていた。それがそのまま変化し続けてこの路線になっていてもそこまで不自然ではなかっただろう。08年のブリグリのシングル「Ash Like Snow」がちょっとheavenlyっぽかったりと、バンドとソロで方向性が交わっている部分もある(この曲に関しては実際にソロでやるという考えがあったらしいけど)。ただキャラクターの発展というTommyのプロジェクト構想や、数曲のレベルではなく中心でこの方向性をやりたいということでソロでやっているということなのだろうか。正直「王道」のイメージあるブリグリと比べると、キャッチーさにはかなり欠けるし、色々と幅広くはあるものの、どれも爆音が気持ちいいだけで、19曲という長さは相当にしんどく、あまり耳になじまなかった。februaryは全く違う方向だったもののとびきりポップだったのでバンドファンの枠を超えて受けたけど、こっちはブリグリファンの中でさらに残った人しか聞かないだろうなという感じ。結果としてfebruaryをやらなくなってheavenlyばかりやっているわけで、そもそも松井が脱退してしまったのでソロもバンドも区別する必要も最早無い気がする。逆にブリグリの方はUKロック基調の王道しかやれないみたいな感じになってしまったようにも思う。この方向性をバンドの幅の1つとしてやるのではダメなのかとも思うが、バンド復活しても1年もすればすぐにheavenlyに戻ってしまうなど近年はこっちがメインみたいになっているのでよほど今はこっちの方向がやりたいってことなんだろう。正直heavenlyに関しては曲にしてもやり方にしても印象はあまり良くなく、今作を聞いたらますますその思いが強くなってしまった。
Blu-spec CD+DVD+グッズ付限定盤 DVD付 CDのみ
印象度★★★☆☆