caravan!
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | それでも願ってしまうんだ | 田淵智也 | ミト(クラムボン) | ミト(クラムボン) | |
2 | MORNING:GLORY | 古屋真 | さかいゆう | 臼井ミトン | |
3 | ハニーアンドループス | 仁科亜弓 | 古川貴浩 | 古川貴浩 | 15thシングル 最高14位 売上0.5万枚 |
4 | Cheers! | 土岐麻子 | トオミヨウ | トオミヨウ | |
5 | ランドネ | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 15thシングルC/W |
6 | マイカレー | 仁科亜弓 | 仁科亜弓 | 仁科亜弓 | 14thシングルC/W |
7 | ライフコレオグラファー | 山崎真吾 | 山崎真吾 | 山崎真吾 | |
8 | walk on Believer♪ | 橋口靖正 | 橋口靖正 | 橋口靖正 | 14thシングル 最高25位 売上0.5万枚 |
9 | TONE | 田村歩美 | 田村歩美 | 福田真一朗 | |
10 | March for Peace | 矢野水音 | ANDW | ANDW |
リリースデータ
2021年6月30日 | 初登場19位 | 売上0.3万枚 | Sound Producer:串崎元 Producer:篠原廣人 |
MusicRay'n(ソニー) |
豊崎愛生4thアルバム。カバーアルバム『AT Living』以来2年8ヶ月ぶりの新作。オリジナルアルバムとしては『all time Lovin'』以来5年3ヶ月ぶり。前作以降の2シングル4曲を収録。17年7月のベスト盤『love your Best』は2016年の3rdアルバム『all time Lovin'』までが収録範囲だったため、「walk on Believer♪」は2016年8月、「ハニーアンドループス」は2017年5月発売でシングル4曲は4,5年前、残り6曲が今作用の新曲として2020年以降に制作していた曲となり、シングルとアルバム曲では制作時期がかけ離れたアルバムとなった。
「walk on Believer♪」の作者である橋口靖正はこのシングルリリース後の2016年12月に虚血性心疾患により急死。自身のライブ直前、発売予定だった自身の新曲は完成直前だったためリリースに至らず(数年後に残された音源を使って仲間たちが完成させてリリースした)、結果的に「walk on Believer♪」が遺作となった。
初回盤は「それでも願ってしまうんだ」MVとTV
SPOT、2021年2月16日に行われた配信ライブ「Dive/Connect
@ Zepp Online」の模様12曲に新規収録の2曲を追加収録した全14曲のライブ映像を収録したBlu-ray付。
通常盤のブックレットはややざらっとした特殊な紙質のものを採用しているため、ページ数は多くないが全体にふわっとした厚みが生じており、これに伴い通常の10mmケースではなく12mmの厚めのプラケース仕様になっている。
スフィア勢全員がリリースが滞っているが、豊崎愛生の場合はベスト盤とカバーアルバムを経てリリースが停止していて、取り残されていたシングル2作は2016年と2017年発売のもの。そこから新たなシングルを出さないまま唐突なオリジナルアルバムとなった。全10曲編成は過去最少。というか久々の新作として6曲入りミニアルバムを作ってそこに放置されていた古いシングル4曲を入れてフルアルバムに仕立て上げた感もある。
「それでも願ってしまうんだ」「MORNING:GLORY」と冒頭から2曲連続で生バンド編成+生の管楽器導入と丁寧な音作りに驚くが、聞き心地のいい明るいポップスを中心として今回も安定以上の内容。毎回最高傑作更新してるなと思うけど、さすがに新作がこれだけフェードアウト気味になっていたので今回は傑作更新してくるとは思っていなかった。新曲がどれも良くリード曲の「それでも願ってしまうんだ」はこれぞといえる王道的なポップスでシングル級だが、「ハニーアンドループス」でダンス調のノリの良さを見せていたのがきっかけになったのか、早口でまくしたてる「ライフコレオグラファー」やサビがインストになってしまう「March
for Peace」など打ち込みのダンス系サウンドという新たな方向性も見せていて、これまでのほっこり系、陽気なロック調といったらしい方向性と新機軸のバランスもいい感じ。作家陣もおなじみの面々に混ざってさかいゆうを新たに招いたり、なんと声優アーティストにまで食い込んできた"今最もどこにでも出没する作家"トオミヨウ(次はGLAYにも出てくる模様)の登場も驚きだ。今作では薄味を感じさせずうまくハマっていてやはりピンポイントで起用するとアクセントになっていい作家だと思う。
暗い昨今の状況を考慮してか全体に明るい作風なので聞いていてる間は現実を一瞬でも忘れさせてくれるところも素晴らしい。こんなご時世に5年も出していなかったオリジナルアルバム制作に進んでくれたのは本当に感謝しかない。
印象度★★★★☆
2021.8.21更新