20th Anniversary COMPLETE SINGLE BEST
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | GOING 2 DANCE | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 1stシングル 100位圏外 |
2 | EZ DO DANCE | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 2ndシングル 最高15位 売上78.4万枚 |
3 | Silver and Gold Dance | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 4thシングル(3rd同発) 最高24位 売上19.3万枚 |
4 | 愛がもう少し欲しいよ | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉/ 久保こーじ |
3rdシングル(4th同発) 最高29位 売上9.6万枚 |
5 | 寒い夜だから… | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 5thシングル 最高8位 売上67.6万枚 |
6 | survival dAnce〜no no cry more〜 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 6thシングル 最高1位 売上137.6万枚 |
7 | BOY MEETS GIRL | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 7thシングル 最高3位 売上128.5万枚 |
8 | CRAZY GONNA CRAZY | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 8thシングル 最高1位 売上158.7万枚 |
9 | masquerade | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 9thシングル 最高1位 売上138.9万枚 |
10 | Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜 |
小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉/ 久保こーじ |
10thシングル 最高1位 売上106.3万枚 |
11 | BRAND NEW TOMORROW | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 11thシングル 最高1位 売上67.4万枚 |
12 | Happening Here | 小室哲哉/ 前田たかひろ |
小室哲哉 | 小室哲哉 | 12thシングル(アルバム同発) 最高3位 売上31.6万枚 |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Love&Peace Forever | 小室哲哉/ 前田たかひろ |
小室哲哉/ 久保こーじ |
小室哲哉/ 久保こーじ |
13thシングル 最高2位 売上49.0万枚 |
2 | Hey! Ladies&Gentlemen | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 14thシングル 最高4位 売上29.0万枚 |
3 | BRAVE STORY | 小室哲哉/ 前田たかひろ |
小室哲哉 | 小室哲哉 | 15thシングル 最高4位 売上25.9万枚 |
4 | SILENT NIGHT | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 16thシングル 最高5位 売上17.5万枚 |
5 | LEGEND OF WIND | 小室哲哉 | 小室哲哉/ 久保こーじ |
小室哲哉/ 久保こーじ |
17thシングル 最高4位 売上25.3万枚 |
6 | Unite! The Night! | 富樫明生 | 富樫明生 | 富樫明生 | 18thシングル 最高8位 売上10.6万枚 |
7 | Frame | 前田たかひろ/ DJ KOO |
木村貴志 | 木村貴志 | 19thシングル 最高5位 売上15.3万枚 |
8 | TRY OR TRY | 工藤順子 | 原一博 | 原一博 | 20thシングル 最高18位 売上4.7万枚 |
9 | BE FREE | 工藤順子 | 菊池一仁 | 日高智 | 21stシングル 最高16位 売上4.7万枚 |
10 | embrace | 工藤順子 | 菊池一仁 | 菊池一仁 | 22ndシングル 最高19位 売上3.0万枚 |
11 | JOY | YU-KI/工藤順子 | 原一博 | 原一博 | 23rdシングル 最高30位 売上1.4万枚 |
12 | WIRED | 工藤順子 | 原一博 | 原一博 | 24thシングル 最高30位 売上2.1万枚 |
13 | He Lives in You | MARK MANCINA/ JAY RIFKIN/LEBO M |
GARY ADANTE/ ROB ARBITTIER |
25thシングル 最高40位 売上1.4万枚 |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Where to begin | 川原京 | 原一博 | 原一博/ 泉谷隆洋 |
26thシングル 最高18位 売上2.1万枚 |
2 | Silence whispers | 嶋田幸子 | 宮永治郎 | 宮永治郎 | 27thシングル 最高40位 売上0.8万枚 |
3 | We are all BLOOMIN' | 前田たかひろ | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 28thシングル 最高19位 売上0.7万枚 |
4 | iNNOVATION | 川原京 | 原一博 | 原一博 | 29thシングル 最高28位 売上0.3万枚 |
5 | Live Your Days | 川原京 | 鈴木大輔/ BOUNCEBACK |
h-wonder | 30thシングル 最高49位 売上0.4万枚 |
6 | Memorial Snow | leonn | 原一博 | h-wonder | 31stシングル 最高37位 売上0.3万枚 |
7 | EVERYDAY | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 新曲 |
※03年以降(DISC-3以降)200位以内データ
リリースデータ
2012年11月21日 | 初登場21位 | 売上1.9万枚(300位集計) | 「EVERYDAY」Produced by 小室哲哉 | avex trax |
メンバー
ボーカル | YU-KI |
ラップ、DJ | DJ KOO |
ダンサー | SAM |
ダンサー | ETSU |
ダンサー | CHIHARU |
TRF3rdベストアルバム。結成20周年記念(デビューは93年)としてリリースされた。3度目のオールタイムベストで、今回は全シングルをリリース順に収録。ただし両A面の2曲目は未収録。現在公式サイトで両A面扱いされているのは1st「OPEN YOUR MIND」、9th「Winter Grooves」、12th「teens」、22nd「slug and soul」、31st「CLOSURE」の5曲。また小室プロデュースの新曲も収録されている。小室プロデュースは96年以来と銘打たれ、06年の「We are all BLOOMIN'」は単なる曲提供でありプロデュースでは無かった、ということになった。3枚組ながら通常盤は2500円、初回盤はメンバーセレクトのライブ映像20曲を収録したDVD付で3500円と低価格設定となった。しかしオールタイムベスト自体がもう3度目であったためか、売上は伸び悩んだ。ナタリーでのインタビューはこちら。特にダンサー3人がかなりの本音トークを繰り広げている。
Disc.1 1993-1995
trfと小文字表記で大ヒットを連発していたセールス全盛期。とにかく流行っていたので当時はまだJ-POPを聞いていなかったんだけどどこかしらで耳に入っていてほとんどの曲は聞いたことがあった。特に思い入れのあるような曲は無いんだけどやはりキャッチーな曲の連発で耳に残る名曲ぞろいだなと思う。初めてちゃんとCDで聞いたのはちょうど急速に売れなくなった00年前後でその頃は消費ミュージックっぽいなぁ…と思ったんだけど、時を経るにつれてなんだかんだ色あせないヒット曲が並んでいるなと感じるようになった。
Disc.2 1996-1999
「Hey! Ladies&Gentlemen」でTRFと大文字表記になり、活動休止を経て小室を離れて、急速に低迷していった時期。ただリアルタイムの記憶がはっきりしているのは実はこの時期。J-POPを意識して聞くようになったのは96年後半からなので「SILENT
NIGHT」「LEGEND OF WIND」辺りの頃なんだけど、この2曲は特に記憶が無い。はっきりしているのは97年にYU-KIがソロシングルを出したところからで、SAMと安室の結婚、そこからの1stベスト盤及び98年の「Unite!
The Night!」と「Frame」。「Unite! The Night!」は当時手には取らなかったものの、TRFが最新チャートでかかっているのを最も鮮明に記憶しているのはこの曲。改めて聞いてもTRFの中でもかなり好きな曲の1つだ。以降はすぐに活動しなくなってしまった(消えた)と認識していたが、活動が停止させられるまでにこんなにシングルを出していたのが意外だった。この時期はエイベックスの主力作家の提供で、新たな方向性も提示していて幅は広がったけど、やはり少し分かりにくさに欠けるところはある気がする。
Disc.3 2000-2012
2000〜となっているが、長期にわたる干され期だったため、実際には06〜09年と2012年の新曲のみ。「Where
to begin」の大々的な復活プロモーションは会社を上げての勢いでとにかくド派手だったが、この曲は確かに全盛期にひけを取らない勢いがある。Disc.2の頃のように枠を広げようというよりはTRFらしさというものを改めて意識したような曲が並んでいる印象。ヒット曲や記憶していた曲以外になかなか新たに魅力に気づいた曲は無かったけど、小室プロデュース新曲の「EVERYDAY」は、ぶっちゃけ他の曲と比べて特に優れているともあまり思えない「We
are all BLOOMIN'」と比べても全盛期を意識しながらも現在のTRFを提示していて、これぞTRFといった印象。ただDisc.3だけ7曲しか無いって…。両A面曲も救済できたじゃないか。
過去2作のベスト盤と異なり、アルバム曲が全く入っていないが、単にシングルを聞きたいだけなら最良の1作だ。
今回のベスト盤は宮本茂男によるマスタリング(リマスター)が施されている。07年の15周年ベストが異常な音圧だったところから一転して、今回の音圧は大幅に抑えられている。下記のように97年の1stベストより少し大きい程度だが、聞き疲れしない適度な音量でクリアーなサウンドに仕上げたといった印象。DEENの15周年ベストのようなしょぼさは特に感じなかった。
3作のベスト盤における「masquerade」冒頭(Left)の波形比較。
印象度★★★★☆