GRAVITY
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | lights and any more | 嶋田幸子/Juki Kureta | 宮永治郎 | 宮永治郎 | 2007/7/11配信シングル 初CD化 |
2 | iNNOVATiON | 川原京 | 原一博 | 原一博 | 29thシングル 最高28位 売上0.3万枚 |
3 | Uncontrollable | leonn | 吉田将樹 | 渡辺徹 | |
4 | do you wanna dance? | mitsuki | 原一博 | Yoshimasa Kawabata,原一博 | |
5 | CLOSURE | 川原京 | DJ KOO | 水島康貴 | 31stシングル両A面曲 |
6 | Fake and Fate | 川原京 | COLDFEET | COLDFEET | |
7 | virtual sea | 鳥海雄介 | mizuho&Plum | Plum | |
8 | Live Your Days | 川原京 | 鈴木大輔× BOUNCEBACK |
h-wonder | 30thシングル 最高49位 売上0.4万枚 |
9 | one love-Sun on the moon- | 川原京 | 田中隼人(agehasprings) | 田中隼人(agehasprings) | 29thシングルC/W |
10 | Charge my life | 鳥海雄介 | 原一博 | 原一博 | |
11 | Broken Flower | BOUNCEBACK | 柴崎浩 | 中野定博 | |
12 | Memorial Snow | leonn | 原一博 | h-wonder | 31stシングル 最高37位 売上0.3万枚 |
All Songs Vocal Arrangement:YU-KI
Interlude Arrangement:安原兵衛(12)
リリースデータ
2009年2月11日 | 初登場42位 | 売上0.4万枚 | avex trax |
メンバー
YU-KI |
DJ KOO |
SAM |
CHIHARU |
ETSUKO |
TRF10thアルバム。前作から3年ぶり。前作以降リリースされた「Silence whispers」「We are all BLOOMIN'」はベスト盤『TRF 15th Anniversary BEST -MEMORIES-』に収録されたため未収録。ベスト以降の3シングルと配信「lights and any more」から5曲を収録。DVD付、CDのみの2種発売。DVD付には「Uncontrollable」Music Clip、「TRF NONSTOP VJ MEGAMIX mixed by DJ KOO」を収録。何故かパッケージと公式サイトでDVD収録内容のタイトルが異なっている。復活を大々的にプロモーションしての前作、そして1年前倒しながら15周年を掲げてのベスト盤『TRF 15th Anniversary BEST -MEMORIES-』までは話題性があったが、以降はシングルがさらに低迷。「Memorial Snow」は「寒い夜だから…」のアンサーソングというトピックで発売するもほとんど話題にならず、今作はそこまで大きな宣伝も無いままにリリースされたためかシングルと変わらない売上となり、トップ10落ちどころかトップ40落ちまで大暴落した。この結果を受けてか継続しての新作リリース活動が再び停止した。
両A面の「CLOSURE」をDJ KOOが作曲しているもののDJ KOOの関与はそれだけで前作以上に広く提供曲をかき集めたような制作陣。前作がTRFっぽい雰囲気に徹底してこだわったような1作だったのに対して今作はTRFらしさを保ちつつも、様々な要素を盛り込んだような多彩なサウンドでその先を目指そうとしたかのような幅広さが感じられる。シングル(リード曲含む)で印象に残る曲があるのは前作なんだけど、アルバムトータルでは今作の方が好印象というのは『UNITE』と『LOOP#1999』の時と同じ。『UNITE』における「Unite! The Night!」「Frame」、前作における「Good day,Sunshine」「Where to begin」のようなこれぞという曲は今作には無いんだけど、アルバムとしては後半にかけての失速も無く最後まで飽きずに聞き通せる。取っ散らかりすぎてまとまりがないと言えばそれもそうなんだけど、ここまで来るとTRFっぽいだけではマンネリしかないし、統一感を出すより逸脱しない範囲内で幅を見せていく今作の方が良かったとは思う。
派手な復活プロモーションで盛り上げに盛り上げまくった前作があれだけ盛り上げてこの程度…?という売上に留まっていたのもまた事実で、当然見合わない派手な宣伝を続けられるはずもなく、宣伝が無くなれば反動でこうなってしまったのも必然だったような気もする。それでも今作はそれなりに充実していただけに細々とでも新作制作が続けられなかったのは残念。『UNITE』→『LOOP#1999』にしても前作からの今作にしても継続していればもっと何か見えていたとは思うんだよな…。せっかく最大級のレジェンド扱いで"復活"させたとはいえちょっとプロモーションの手を緩めたら途端に42位ではエイベックス的にもどうしようもなかったか。
印象度★★★☆☆
2023.7.6更新