hyper mix 4
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | REMIXED BY | 備考 |
1 | Overnight Sensation(Energy SHOW time Mix) | 小室哲哉 | 小室哲哉 | MICK GUZAUSKI | 10thシングル |
2 | BOY MEETS GIRL(Perfect Sunshine Mix) | 小室哲哉 | 小室哲哉 | DAVE FORD | 7thシングル |
3 | CRAZY GONNA CRAZY(Local Angel Mix) | 小室哲哉 | 小室哲哉 | MICK GUZAUSKI | 8thシングル |
4 | Destiny to Love(Real tonight Mix) | 小室哲哉 | 小室哲哉 | DAVE FORD | 5thアルバム『dAnce to positive』収録曲 |
5 | masquerade(R and M and PLANT Mix) | 小室哲哉 | 小室哲哉 | MICK GUZAUSKI | 9thシングル |
6 | survival dAnce(95 TUBE Drive Mix) | 小室哲哉 | 小室哲哉 | DAVE FORD | 6thシングル |
7 | FUNKY M(Rock dAnce Mix) | 小室哲哉 | 小室哲哉 | MICK GUZAUSKI | 5thアルバム『dAnce to positive』収録曲 |
8 | Island On Your Mind(99's Sea Side Mix) | 小室哲哉 | 小室哲哉 | DAVE FORD | 2ndアルバム『EZ DO DANCE』収録曲 |
9 | SAM thing Nite(t.komuro's Mix) | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 未発表曲 Instrumental |
10 | SEE THE SKY(70's Flower Mix) | 小室哲哉 | 小室哲哉 | MICK GUZAUSKI | 5thアルバム『dAnce to positive』収録曲 |
リリースデータ
1995年6月21日 | 初登場2位 | 売上91.3万枚 | PRODUCED BY TETSUYA KOMURO CO-PRODUCED BY COZY KUBO |
avex trax |
メンバー
CHIHARU |
ETSUKO |
SAM |
KOO |
trf4thリミックスアルバム。5thアルバム『dAnce to positive』から3ヶ月、前作から1年2ヶ月ぶりのシリーズ第4弾。大文字だったタイトルが小文字に変わったほか、ナンバリングもローマ数字から普通の数字に変わった。4thアルバム『BILLIONAIRE〜BOY MEETS GIRL〜』の後にはリミックスアルバムがリリースされなかったが、今作は5thアルバム『dAnce to positive』収録曲と『BILLIONAIRE〜BOY MEETS GIRL〜』収録のシングル2曲、『HYPER TECHNO MIXU』でも1度リミックスされた事のある2ndアルバム『EZ DO DANCE』収録曲「Island On Your Mind」のリミックス、そして未発表インスト曲「SAM thing Nite」が収録されている。今作では小室哲哉が本格的に関与しており、『dAnce to positive』で起用していたエンジニアMICK GUZAUSKI、DAVE FORDといった海外エンジニアがそのままリミックスも担当。初動30万枚を突破しながらもサザンオールスターズ『HAPPY!』に及ばず初登場2位、翌週も17万枚を記録しながらCHAGE&ASKAに及ばず2週連続2位となり、1位は獲得できなかったが『dAnce to positive』が200万枚を超える最大のヒットを記録した人気絶頂期のリリースでシングルが半分の5曲に及んでいる事もあってか、今作も90万枚を突破してシリーズ4作ではダントツ最大のヒット作となった。
リミックスシリーズは小室哲哉は関与せずに特に前2作はDJ KOO主導で任されていたようだったが(DJ KOOが率先して長文ライナー書いてたし)、この多忙を極める時期にどういうわけか小室哲哉が実質的な片腕・部下として楽曲制作に多用しまくった久保こーじ、ミックスで多用したDAVE FORDなど側近を従えて自ら率先して関与しているのが今作の最大の特徴。代わりに前作のようにメンバーが参加している形跡は一切消え去ってしまった。
前3作と違って今作はHyper Extended Mixといった方がしっくりくるような内容でとにかく1曲1曲が引き延ばされまくっていて長い。未発表インスト「SAM thing Nite」こそ4分半の通常サイズの尺だが、それ以外が6〜9分と異様な長尺。トラック丸ごと差し替えというよりかは原曲にあった演奏をひたすら伸ばして聞かせるみたいな仕様。また『dAnce to positive』でリズム隊の生音を導入していたが、今作でもベースドラムの演奏を差し替えずに残してひたすらベースドラムの演奏部分を強調して聞かせるようなリミックスを主にMICK GUZAUSKIの担当曲で聞く事ができる。今までにない生の楽器を強調したリミックスは新鮮で延々打ち込みダンストラックが続くよりはシンプルながら面白味はあった。MICK GUZAUSKIもDAVE FORDもミックスエンジニアが本職でこれまでのDJ系やリミックス専門っぽいトラックメイカーを外部起用して好き放題打ち込みやっていたのとは傾向が異なり、オリジナル音源の良さを誰より知っているオリジナル音源のエンジニアが担当しているからこその違いと思われる。この方向性は良いんだけど、あまりにExtendedしすぎでもう少し短めにまとめてほしかった。1曲目から9分(まともにメインボーカルが入ってくるのは半分くらい経過してから…)というのはしんどいって…。
印象度★★★☆☆
2023.5.2更新