TRFリスペクトアイドルトリビュート!!

No タイトル 作詞 作曲 編曲 原曲
1 BOY MEETS GIRL/IRF 小室哲哉 小室哲哉 渡辺徹 7thシングル
2 EZ DO DANCE/アイドリング!!! 小室哲哉 小室哲哉 ats- 2ndシングル
3 寒い夜だから…/Dream5 小室哲哉 小室哲哉 ats- 5thシングル
4 Overnight Sensation
〜時代はあなたに委ねてる〜/東京女子流
小室哲哉 小室哲哉 松井寛 10thシングル
5 survival dAnce〜no no cry more〜/BiS 小室哲哉 小室哲哉 松隈ケンタ 6thシングル
6 Love&Peace Forever
/iDOL Street(SUPER☆GiRLS/Cheeky Parade/ストリート生)
小室哲哉/
前田たかひろ
小室哲哉/
久保こーじ
日比野裕史 13thシングル
-BONUS TRACK-
7 BOY MEETS GIRL-DJ KOO PARTY MIX-
/IRF with DJ KOO from TRF
小室哲哉 小室哲哉 DJ KOO DJ KOOによるリミックス

リリースデータ

2012年12月19日 初登場119位 売上0.11万枚(300位集計) avex trax

IRFメンバー

庄司芽生(東京女子流)
鈴木友梨那(Cheeky Parade)
橘ゆりか(アイドリング!!!)
日比美思(Dream5)
プー・ルイ(BiS)

TRFリスペクトアイドル達によるTRFのトリビュートミニアルバム。エイベックス自社のアイドルに加えてポニーキャニオンのアイドリング!!!が外部から参加している。IDOL RAVE FACTORYとして各グループから1名ずつ選出され、IRFを結成。このIRF名義での1曲と各所属グループ単独名義の5曲の合計6曲。加えてTRFのメンバーDJ KOOによるリミックスが収録されている。TRFの20周年の4連続リリースのうちの第2弾という扱いになっており、TRFサイドでの宣伝が中心で、各アイドルのサイトでは参加した旨が告知された程度でほとんどプロモーションされなかった。その結果、DJ KOOがリミックス参加しただけなのでTRFはもちろん、各グループのファンも一斉スルーしたようで100位圏外となり大コケしてしまった。DVD付には「IRF 〜BOY MEETSしたいGIRLS達〜」という映像が収録されている。

何とも中途半端な内容。トリビュート盤なのにミニアルバムというのもあまり聞いたことが無い。一方で各アイドルから今作用の選抜メンバーを作るくらいの気合を見せておいてそれを生かしたプロモーションは特にしない上に、「BOY MEETS GIRL」の仕上がりも原曲をちょっと現代風にした程度でしか無く、各グループから選抜されての化学反応も特に感じられない。松井寛により完全に自分たちのサウンドに染め変えつつアイドルトリビュートのコンセプトも意識したのか曲中で突如「いっかぁ〜い♪」とかわいく叫ぶことを忘れない東京女子流はさすがの一言。そしてハイテンポ化させて原曲を破壊しまくった超絶アレンジが炸裂するBiSによる怪カバーっぷりも面白い。凄い勢いでドラムがビシバシ叩かれているが、担当しているのは元Hysteric Blueのたくや(楠瀬タクヤ)というのも個人的にツボ。面白いのはこの2曲とDJ KOOによるリミックスがむしろ元のバージョンより明るくてアイドルらしくていいんじゃないかというくらいだった。

曲はまだいいとしてありえないのがブックレット。IRFメンバーによる撮り下ろしの写真を用意していて以下のようにちゃんと形になっている。しかし蓋を開けて見ると各グループの説明も無ければ写真も全く無い。各グループの歌詞カードの横にはIRFメンバーそれぞれの単独写真がちょこんと配置されているだけなのだ。なんと各グループのメンバー名すら表記されていない。これじゃiDOL Street(SUPER☆GiRLS/Cheeky Parade/ストリート生)とは何なのか、各グループが何人組で一体何人で歌っているのかもさっぱり分からない。いずれかのグループのファン、もしくはTRFのファンが手に取った際にトリビュート盤を通して存在を知り、そこから新たにファンになってもらおうという気が全く無いということなのか。トリビュート盤を作ったのにそんなことはありえるのか。謎すぎる手抜きっぷりだ。IRFメンバーを選ぶという手間の割に、仕上げがあまりに雑すぎないか?制作途中で予算が縮小されてしまったのだろうか…。

B009URKAG8DVD付  B009URKAFECDのみ

印象度★★★☆☆

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